表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
90/109

猪親子とハムスター -1

『あの木はなぜ〜?大きな実を宿らせるのかの〜♫

あの蜂さんはなぜ〜?美味しい蜂蜜を作れるのかの〜♫

おし〜えるのじゃ、ギラ〜ン♫』

『あの木は【ビックアップル】という女神様が最初に造られた果実…と言われているからでさぁ。そしてあの蜂は【レインボービート】といって、様々な花から蜜を集めるんで、その蜜の味は深くまろやかになりやす』

『うむ、そうであるか!』

『へ〜そうなんだな。父ちゃん、俺また1つ賢くなったよ!』


この日、ギランはハムスター…もといバジリスと息子のキラン、バジリスの数名の護衛と森を散策していた。頻度はそんなに多くないが、バジリスは度々スラムドッグマートに訪れてはアルバイトをしている。今日はその一環で、籠を背負い森に薬草採りに来たのだ。


『お〜い、気配を隠し切れてねぇ息切れの護衛さん方々、休憩にするかぃ?』

『な、舐めるな…』

『王族の護衛の我らが…』

『…休ませてクレェ』

『よし、休憩にしようや。無理は禁物でさぁ』


ゴルドくん型の水筒で水分補給をする面々。


『ん、キンキンに冷えてやがる!酒だったら格別なんだがなぁ』

『何言ってんだよ、父ちゃん。下戸のくせに』

『ちげぇねぇ!』

『下戸…とは何かの?』

『弱いってこと!父ちゃんは、コップ1杯飲むと倒れちゃんだ』

『なんと!山賊みたいなナリをして酒に弱いとは…驚きだの』

『…よく、言われまさぁ。さ、歩きますぜ?』


一行は深く山に入る。

途中、ホワイトモンキーに出くわした。ホワイトモンキーとはその名の通り、白い猿でとても賢い。ギランは手荷物から、自分のおやつのバナーナを出すと彼らに渡した。ホワイトモンキーは、優しい笑みを浮かべ何度もお辞儀をして、その場を後にした。


『何故、あのお猿にバナーナをあげたのかの?』

『森はあっしら、人間のものじゃねぇてことでさぁ。何かを欲するなら対価を支払うのは、当然のことでやしょう?ここは、あいつらの住処なんでさぁ。土足で入った詫びを渡しただけの話でさぁ』

『さっすが父ちゃん!普通ならそんなこと気にしないのに、気にかける紳士さ!』

『そこに憧れるぅ!』

『痺れるぅ!』

『…何を言ってるのかの?』

『「はっ!口が勝手に…」』


また、暫く歩くと開けた場所に出た。そこには【疲労回復】の効能を持つ薬草が生えていた。


〜to be continued〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ