食~2
『さぁ、小休憩を挟み第2戦といきます!次に食べて貰うのはこちら!』
カラカラとカートに載せられたもの…それは、キュウりと味噌だ。
『甘い物の後は、野菜でお口をさっぱりとさせましょう!では…始め!』
キュウりは殆どが水分…味が無いが…
『ノ、ノ』
『おぉーと、ナス仮面 選手震えている!どうしたぁ⁈』
『ノォォォォォンンンンン!』
『ここでまさかの両刀戦法!差を広げていく!』
『す、すまねぇ。キラーン、父ちゃんギブアップ…』
『ギラン選手、まさかのギブアップ宣言!戻さない引き際を弁える紳士ダァ!おっと、プルちゃんとゴルドマン、無言で食べ続けている!何と餓鬼ナスと同数だ!』
『う〜む、ここのキュウりは無農薬で美味しいであります!』
『味はないけど歯応えがいいね!』
『味の感想までいう余裕っぷりだ!ここで在庫のキュウりが無くなったため、試合終了です!餓鬼ナス選手とゴルドマン、プルちゃんが決勝進出〜!休憩を30分とりその後に決勝戦を開きます!』
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ギュム、ギュム、ドドン!
『な、何故⁈!何故あの2人の袋は破れないの⁈』
『わ、わからないわ!あんなに革袋は伸びているのに!』
トメとレンタルは【公爵芋と女王芋】の詰め放題をしていた。ルールは簡単。革袋が破れなければよし。しかしこの革袋は、冒険者達が使用するものより薄手で破けやすい。
『やるわね』
『そっちこそ!』
2人は革袋を予め温めておき伸びやすくしていた。さらに、革袋の側面に細長い嬢王芋、中心に公爵芋を入れる事で隙間を無くした。
『「お会計!」』
『くっ、破れ無し…!500¥だ!』
『うぉぉぉ!』
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食いまくれ大会選手控え室〜
ここでゴルドマンは、決勝戦に控え休憩を取っていた。
『この大会は甘いでありますな!軍で吐くまで食べさせられた、吾輩の胃袋に負けは見えないであります』
『ふふふ、頼もしい限りです。その調子でよろしくお願いします』
ゴルドマンの正体はなんと憲兵のソースカンだった。なぜ彼がゴルドくんと手を組んでいるか?優勝できた場合【ゴルドウルフ・スラムドッグの情報を1つ教える】というもの。ソースカンの上司、ガンハウンドはゴルドウルフを調べており1つでも情報が欲しい。そのために、取引に応じたのだ。
『さて、もうそろそろ決勝でありますな!腹が鳴るであります!』
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『ヒヒヒ、いい男じゃぁ』
『キッスしたくなるのぉ』
『や、やめるノン!く、来るなノン!ノォォォォンンン‼︎』
ガバッ
『はぁはぁ、時間ノン。勝てばあの地域のホームレスに感謝されるはずノン…負けるわけにはいかないノン…』
彼は喉に手を突っ込んだ。
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『おいひー!この辛口男爵揚げ…病みつきになりそう!』
…休憩時間なのに大食いをしていた(汗)
『こら、プル。勝負前だというのにまだ食べるのですか?まぁ、大丈夫だとは思いますが…主催者さんのことも考えて少しは遠慮というものを…』
『あっ!ハイミルクボールだ!中のミルクが甘くて美味しいんだよね〜ぷはぁ〜』
『はぁ、やれやれ…』
〜to be continued〜




