表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
72/109

大冒険-1

CM〜

ダンジョン内が暗い?魔法使いがバテて灯魔法が使えない?

そんな時は、【ゴルドくんのお腹】があれば大丈夫!

なんと、まん丸のゴルドくんがモチーフになっており、職人技のガラスカットにより小さい火でも全方位を照らせる優れもの。

いざという時は、震災時でも大活躍!

使わない時は、置物でも可愛くていいね♡

お求めは、ご近所のスラムドッグマートまで!

〜MC

『で…ねー、…しょうね』


パインパックが自室で何か絵本を読んでいた。読み終えると目をキラキラさせて、耐火素材を始めとし様々な攻撃に耐えうる特別性の【ゴルドくんリュック】に荷物を入れ始めた。そして、リュックを背負うと


いざ、出陣!


とばかりに、手を上に振り上げた。しかし、様々な物を詰め込みすぎたため持ち上がらなかった。じんわり、少女の目に曇り空が現れ始めた。


『パインパックさん、どうしたんですか?お昼ご飯を持って来ました』

『ごりゅくん!』


ゴルドくんは、口にカルメラを付けながら尋ねた。聞くとなんと単身でダンジョンに向かおうとした所らしい。なんと危ない。お子様ランチを頬張っている少女の後ろには、ある絵本があった。


なるほど、この影響か


三姉妹は少し、頑固なところがある。諭しても少女はダンジョン行きを諦めないだろう(チケット買収を除く)


『パインパックさん、ダンジョンに行きたいですか?』

『うん!』

『条件付きなら連れて行って差し上げます』

『ほんと⁈』


リュックの中身を最適の物に変えて、ホーリードール邸を後にする。ここから近場のダンジョンでも、少女と1匹には些か遠い。そこで【ゴルドくん秘密道具】の出番。彼は何処からかクレヨンを出した。


『パインパックさん、このクレヨンでドアを描いてください』

『うん!』


裏庭にある大きな岩にドアを描き込む。そこに呪文札を貼り付けると、あら不思議♫本当にドアが出現した。


『すごい!』

『では、行きますよ?』


ドアをガチャと開くと、そこは【ここはアチアチ砂漠ダンジョン前】という立て看板の前に出た。ピョコとドアを潜ると、汗が額を伝う。


『あちゅい…』

『パインパックさんの聖服には、ありとあらゆる環境でも耐えれる特別性です。本当はもっと暑いですからね?』


パインパックの聖服だけに限らず、高名な幼い聖女の服は暑い時には涼しく寒い時には暖かく…と言った具合に常に少女の身を守る魔法が施されている。今回はそれを少し弱めており、very easy modeにはせずeasy modeぐらいに設定し挑戦する。


『では、これからダンジョンに入ります』

『あい!』

『ですが、条件を忘れ無いで下さい。勝手に動いてはいけません。私と共に行動すること。いいですね?』

『うん!』

『では、アタックスタート!』


アチアチ砂漠ダンジョンについて説明しなくてはいけない。その名の通り、気温が38度以上の暑さで冒険者の体力を奪うダンジョンだ。形はピラミッド型で、太古の遺跡のダンジョンだ。東西南北の4つの入り口がり、頂上の5Fを目指す。しかし、出現するモンスターは弱く更に、宝物もあらかた取り尽くされているので、主に身体作りの初心者用ダンジョンとして重宝されている。かつてゴルドウルフも訪れている。


『入り口は東西南北の4つ、出口は頂上の1つだけ。何処から入りますか?』

『う〜ん、あっち!』

『東ですね』


東の入り口から入る。


1F〜

砂岩で作られたピラミッド内部は、ほんのり薄暗い。パインパックはリュックから【ゴルドくんのお腹】というランタンを取り出した。これは食べ過ぎたゴルドくんがモチーフになっており、まん丸に太ったゴルドくん型のランタンだ。全方向に明るく初心者には有難い。1Fには主に罠が中心に設置されている。ゴルドくんは杖を前方向に突き出し、1歩1歩確認しながら誘導した。


『怖くありませんか?』

『らいじょうぶ!』


1Fは何事もなく進み、次階のハシゴまでたどり着いた。


〜to be continued〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ