守護者-2
『出た!』
『僕ちゃんも!』
『うぉ?!本当に出た!』
最初に出現したには、三バカトリオだった。それぞれ、黒い鴉が現れた。
『ほほぅ、鴉だな…賢いから、喋るかも知れんぞ?会話を許可してあげてみろ』
『屍肉を喰らうしか生きていけなかった、我らを助けて頂いた御恩をお返しします』
『心あたりはないかな?』
『そういえば…前に少しあった』
『僕ちゃんも!』
『俺もだ!』
次に出現したのは、ミスミセス親子とクーララカだ。ミスミセス親子の後ろには優しげな男性が、クーララカの後ろには巨大な斧を持つ木こりの男がいた。
『あなた!』
『パパ⁈』
『何時も見守っていたよ。お前たち…』
『誰だ、お前?』
ミスミセスの後ろに現れたのは、今は亡き夫。クーララカは知らない男の存在に戸惑っていた。
『知らぬのも無理はない、お主とは前世で親友だったのだ』
『そう…なのか?』
『あぁ【大陸一木こり大会】で競い合った仲だ』
次々と守護者を出現させる一同。
パインパックは、白い大きな狼を出現させた。
『ワンちゃん!』
『我が主人、我はワンちゃんではない。神獣フェンリルだ』
『ん!ワンちゃん!』
『…相変わらずだな』
プリムラは、ピンク色の巨大なスライムが出現させた。
『はわわわ、何でスライムさんが?』
『とても…大きいのん』
『…』
スライムは静かに震えているだけだ。
『もしかして…プリンちゃん?』
『そうです、プリムラさま。私はかつてあなたの後ろを、ぴょこぴょこ跳ねていたスライムです。勘違いにより倒されてしまいましたが、あなたの事を見守っていました』
『でも、プリンちゃんはもっと小さかったような…』
『天界でプリン村を創ったのです。そうしたら、進化して【プリンセス-スライム】になったのでこのように巨大化しました』
そして三姉妹の長女リンカーネーションも出現させた。しかしその姿は眩しく白光して見ることができない。ものの数秒でスゥとすぐに消えてしまった。
『…ママ、ありがとう』
リンカーネーションは、ポツリとそう零した。
プルとルクも出現した。しかしそれは守護者ではなく…
『あわゎわ、ママ⁈』
『お母様⁈』
「『呼ばれた気がして来ちゃった☆』」
ミッドナイトシュガーは、かの有名な魔法学者アイーンシュッタインだ。
『何でお前がのんの守護者のん?』
『君のお父上に特にお願いされてね。人を導く者のなりたいそうじゃないか。影ながら応援するよ』
『変態のんね』
『え…』
アイーンシュッタインは、悲しそうに消えた。
そして何故かいた憲兵コンビも出現させた。
『これは驚いたね っと』
『う〜ん、出ないであります!』
ガンハウンドの背後には、不思議な形をした金属棒と紐に古銭が結びついた物を持ってる男だ。
『わしの名前は、エンダー・フラット・ネクストだ。かつては、怪盗を追いかけていたのだぁ!』
『エンダー・フラット・ネクスト…確か、かつて隣の国を騒がした怪盗を、幾度と捕まえた伝説の憲兵ですね? っと』
『その通り!彼奴が怪盗をし始めてから、ずっと追い続けてるんだぁ』
『ん〜くくくく』
ぶっ
『屁が出たであります!』
『レディの前でするんじゃないよ っと』
〜to be continued〜




