詳細は極秘-1
チャチャチャラララーラ♫
ある人物を愛してやまない少女達の間にある噂が流れた。それはある【チケット】の存在。かつては聖女三姉妹のみの特権だったが、シブカミ国の習わしのお陰で数枚だが少女達も手に入った。その価値は内容にもよるがチケット1枚で国を傾きかけない価値がある、と山賊鑑定士の話だ。
さてそのチケットの内容…余りにも悪魔的それほどの魅力がある!そう、ライオンの檻の前にピチピチの生きた牛が、放牧されるぐらい魅力的…!
【内容…何でも1つだけ願いを叶える券】
何でも、そう何でも、だ。何の枷も無い無限の彼方へ行くことも出来るチケット!
この噂が流れた時 ある者は信じず、ある者は血眼になって探し、そして鼻血を出して気絶する者もいた。
今回はチケットを狙う少女達の物語である。
1400(ヒトヨンマルマル)
作戦開始の時刻である。
『こちらツイン。ポイントに到着。そっちはどう?』
『砂糖菓子、いつでも突入OKだのん』
『ドジっ子メガネじゃないでしぃ!あぅ噛んだ…。で何であだ名で呼びあうの?シャルルンロットさん、ミッドナイトシュガーさん』
『ちょ、グラスパリーン!打ち合わせどうりにしなさいよ!私達は今日は【わんわん騎士団】じゃなくて【エージェントワン】何だから!えぇい、突入!』
まず正門
『あ、あの〜ゴルドウルフ先生はいらっしゃいますか?』
『はい、少々お待ちください』
門番が離れ代わりが来るそのわずか数分、2人のエージェントが屋敷に侵入!左右同時に庭の植木に隠れた。エージェント・ドジっ子、まさかの出番ここで終了!
ガチャリと玄関の扉が開けられゴルドウルフが出てその後ろを三歩離れてプリムラが口に布を巻く【マスク】をしながら出てきた。扉が閉まるその瞬間、ラッチ部分(扉のぴょっこり出ている部分)の受け口にカードを手裏剣のように投げ入れロックされないようにする。これはサシミに教わった技だ。ラッチ部分が受け口に入らなければ、施錠魔法が発動されない。
十分に2人が玄関から距離が離れたところで屋敷内に侵入。目指すは【ゴルドウルフの私室】だ。
足音を起てないようにサシミの妻【ワサビ】が作ったタビを履く。布地で出来たこの靴は床に足音が響くことはない。スラムドッグマートにて販売予定だ。まずは第1の扉に来た。
『1・2・3、go!』
『おぉ〜白…のん』
プリムラの部屋は白を基調とした部屋で、清潔感ある部屋だった。洋服ダンスには、成長が伺えるように種類豊富なお山カバーがあった。そして机の上には聖書と経営指南書と真写立て。それを見ると…
『あ、ゴルドウルフとツーショットの真写!』
『ムムム、これ魔蝋印に続いてギルティーだのん』
プリムラには【くすぐりの刑】を実行する事にし、次の部屋に入っていた。
〜to be continued〜




