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卵にはソース派

長きにわたり争いの絶えない物は数多くある。その内の1つにスポットを当てよう。

憲兵の詰所…にある食堂で男はハニカミながらそれにソースをかけようとした。しかし、軽い音をたててソース瓶は弾かれた。


『何事でありますか⁈』

『だからお前は浅はかなんだよ、っと』

『ガンハウンド上官⁈おはようございますであります!』

『お前…今ソイツに何をかけようとした?っと』


ガンハウンドが指差す先には焼きたての目玉焼きがある。ソースカンの手にしておるのはソース瓶…火を見るよりも明らかである。


『ソースであります!』

『なっちゃいねぇ、男なら目玉焼きには塩だろ、っと』

『お言葉を返すようでありますが、ガンハウンド上官!塩だと卵の味に既に付いているであります。ここは敢えてのソースによる甘辛い味付けで、食べるのは至高であります!』

『チチチ、塩を追加でかける事で本来の卵の味が引き出されるて言うもんだろ?っと』


両者しずかに火花が飛ぶ。動いたのはソースカン、素早くソース瓶を傾ける。しかしガンハウンドは、岩塩の弾を発射しそれを防ぐ。ソースカンは目玉焼きの載った皿を抱え込み、走り!窓枠から飛び出した!普段の彼からは想像も付かない行動である。


『無駄な抵抗は辞めるんだな、っと』


これに対してガンハウンドは、窓枠から焦らず岩塩の弾を込め狙いをつける。ターゲット…黄身!発射された弾は、狙い通りの場所に到着、そして on the salt!


『あぁ、吾輩の目玉焼きが…』

『今日も俺の勝ちだな、っと』


これで4勝6敗と板書に書き直す。この2人…暇人である!


~END~


おまけ

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

あっさりと終わらせましたσ(^_^;)

私は目玉焼きにはポン酢派です(^-^)

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