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わかってるなら答えを言えks 後編

~前回のあらすじ~

クイズ番組でイキリ散らす北野がウザすぎて困っていたとこ

司会「さあ、次の問題は…こちら!!」


司会「人を炎上させる無能弁護士として一躍有名になり、100万回殺害予告されたが、その知名度を逆手に取り、本の出版やYoutubeチャンネルを新たに始めた「自称」ネットに強い弁護士とは誰でしょう?」


森田「マジで誰!?見当もつかないわ!!」


司会「①尊師 ②一般男性 ③絶叫脱〇弁護士 ④唐澤貴洋」


森田「いや、誰か聞いてんのに、人の名前1つしかないじゃん!!マジでなんだこの問題!?」


杉本「うーーーん…非常に難しいでござる…これはマジで難しいでござる…どれが正解だかマジでわからないでござる…」


森田「え?え?これそんな難しい??(笑)」


杉本「相当難しいでござる…おそらく東大レベルでござる…」(※そんなわけないです。東大の方々すいません)


森田「ええ!?そんなに!?じゃあ④じゃないのか…??」


杉本「選択肢④はおそらく引っ掛けでござる。初心者がよく引っ掛かるやつでござる」


森田「いや初心者って、何の初心者!?」


北野「そうそう。俺もそうだと思ってた。」


森田「いや、君は絶対わかってなかったでしょ。普通に④だと思ってたでしょ。」


北野「バカ。④な訳ねえだろうが。クイズの天才であるこの俺が、そんなもんに引っかかるかよ(ドヤ顔)」


北野「しかしマジで難しいよなこの問題。俺と杉本とか、上級者を完全につぶしに来てるよな…」


森田「いやもうそういうのいいから。じゃあ君はどれだと思うの??」


北野「いやー、滅茶苦茶難しいんだけど、まああれだろうな。うん。これは天才の俺しかわからんわ。うんうん(ドヤ顔)」


森田「いや難しいのはわかったから。君はどれが正解だと思うわけ!?」


北野「いやー、やっぱあっちかなー?いやー、やっぱこれだわ。おけおけ、間違いない」


森田「早く言えや!!そして知らないことを認めろや!!」


北野「おいおい。何怒ってんだよ~~(笑)」


森田「イライライライライラ」


司会「さあでは、いよいよ正解発表です。正解は…」


司会「④の唐澤貴洋です!!いやー、超サービス問題でしたね(笑)」


司会「なんたって、誰か聞いてるのに、人名が1択しかなかったですからね(笑)」


司会「これを外す人は、そうそういないでしょう!(笑)」


森田「…………………」


杉本「…………………」


北野「…………………」


森田「えっと……④だそうですが……(笑)」


北野「あーそうそう。それだと思ってたんだよ!!あー当たって良かったわ!!」


森田「いや嘘つくな!!思いっきりドヤ顔で、④は引っ掛けだって言ってたじゃん!!」


北野「バカお前。あの後考え直して、踏みとどまったんだよ」


北野「やっぱり、ああいうところで踏みとどまれるかどうかが、「天才と凡人の差」だと思うんだよな(ドヤ顔)」


森田「イライライライライライラ」


杉本「あーそうだったでござるか!!完っ全に裏をかかれたでござる。これは上級者殺し問題でござるな」


森田「君に至っては、「上級者」とか何の話をしてるのかマジでわからないんだけど!?」


杉本「上級者は、この手の知識が多すぎて、逆に深く考えすぎてしまうってことでござる」


森田「だから、上級者って何のだよ!!」


ガチャン(ドアが開く音)


??「あー疲れたわーー」


森田「え??」


杉本「え??」


北野「え!?兄さん!?なんで帰ってきてんの!?」


北野兄「は??なんで俺が帰ってきちゃいけねえの?」


北野「言ったじゃん!!LINEで!!」


北野兄「見てねえよ。まあ見たとしても帰ってくるけど(笑)」


北野「ふざけんなよ!今日はいられたら困るんだよ!!」


北野兄「は??何言ってんだお前。そんなこと俺が知るか(ド正論)」


北野「いいから早く自分の部屋に行ってくれ!!リビングから出てけ!!」


北野兄「は??なんだてめえ。いつも俺に何かお願いするときは必ず土下座してくるくせに」


森田「え??土下座??」


北野「あああああああああああああ!!いいいいいいい加減にしろ!!そそそそそそんな訳ねえだろ!?」


北野「いいからさっさとこの部屋から出ていけ!!」


北野兄「は??てめえマジで覚えとけよ?マジで後でボコボコにするからな??」


北野「あーあーあーあー聞こえない聞こえない…」


北野「…さ、さてと、い、い、いいいい一件落着か…(汗)」


森田「いや、あの、大丈夫…?足ガクガク震えてるけど…(笑)」


北野「い、いや?さ、さっき言っただろ?あああ兄貴と姉貴はこの俺にはさかさか逆らええええないってよ…」


森田「いや、だいぶ逆らってるみたいだったけど…(笑)」


北野「だ、大丈夫大丈夫。多分、大丈夫大丈夫。だいじょうだいじょだだだだだいじょじょ」


森田「いや、ダメそう!!別に僕らのために無理しなくてよかったのに…(笑)」


北野「いやでももう大丈夫。もう脅威は去った……」


森田「やっぱ脅威だと思ってんじゃん!!(笑)」


ガチャン(ドアが開く音)


??「ただいまー」


北野「え、お姉様!?なんで帰ってきていらっしゃるんですか!?」


森田「お姉様!?そしてめちゃ敬語!!」


北野姉「は??なんで私が帰ってきちゃダメなのよ。アンタバカなの??死ぬの??」


北野「いや、えっと、あの、その、き、今日は、あの、友達が来ると、その、連絡して、その」


森田「あ、北野君が「本気でビビってるモード」になった(笑)」


北野姉「は?何ブツブツ言ってんのよ。あー、お腹減ったわー」


北野「いや、えと、あの、その、そうじゃなくて…」


北野姉「そうじゃなくて、何?(威圧) 私お腹減ったんだけど。」


北野「い、今すぐ夜ご飯作りますう!!どうも生意気言ってしゅいましぇんでしたお姉様!!」


北野姉「よろしい。今日は私、麻婆豆腐が食べたいわ。結構辛めの奴。」


北野「は、はひいいいいいいい!!食材調達から全て、この私に全てお任せください!!お姉様!!」


北野姉「当たり前でしょ。アンタ以外誰が行くのよ」


北野「しょ、しょうでしゅね!!すすすすいましぇんでした!!では行ってまいりましゅ!!」


北野「おい!!お前らも行くぞ!!」


杉本・森田「「ええ………??(困惑)」」


ガチャ(ドアが開く音)


北野「…………………」


杉本「…………………」


森田「…………………」


北野「おかしいな。あいつら普段は俺の言うことちゃんと聞くのにな??」


森田「まっったく言うこと聞くそぶりもなかったけど…(笑) むしろ君が奴隷と化してたけど…(笑)」


北野「いやいやマジ今日だけよ。いつもは常にこの俺に土下座してるし(ドヤ顔)」


森田「いや逆にどういう状況よ(笑)」


北野「兄貴に至っては、いつも俺の椅子だしな(ドヤ顔)」


森田「いや、もういいから…マジで見苦しいから…(笑)」


北野「マジでホント、普段雑魚のくせにこういう時だけイキるのホントやめてほしいわー(笑)」


森田「いやそれ君だから!!まあ君の場合はいつもイキってるけども!!」


北野「はあああああああああ!?俺がいつイキってるよ!?」


森田「いつもだわ!!」


北野「は??マジキレたわ。いつもいつも俺に文句を言いやがって…」


北野「お前のせいで読者に、俺が頭おかしい奴って勘違いされたらどうすんだ!!」


森田「いや勘違いじゃない!!それは大正解!!」


北野「なんだとゴルアアアアアア!!決めた、お前を今ここでボコボコにしてやる!!」


北野「俺にたてついたこと、死ぬほど後悔させてやるぜ!!空手10段、柔道10段、剣道10段のの実力見せてy」

北野姉「玄関でゴチャゴチャうっせえんだよ!!さっさと行けやクソ野郎!!」


北野「ごごごごごごごっごめんなひゃいお姉様!!どうかお許しくださいませ!!」土下座


森田「いや、ダッッサ!!」


~完~

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