わかってるなら答えを言えks 前編
~放課後~
北野「おい杉本と森田!!今週の土曜日は空いてるか??」
杉本「勿論、空いてるでござる!!」
森田「僕も一応空いてるよー」
北野「よっしゃ!!なら俺の家で遊ぼうぜ!!」
杉本「拙者は問題ないでござるが…北野君のご両親は大丈夫でござるか??」
北野「実はな、両親2人で土日は旅行に行くのよ。つまり俺の家で夜通し暴れ放題ってわけ。」
杉本「最高でござる!!パーリナイでござる!!」
森田「あれ??でも確か北野君ってお兄さんとお姉さんがいたよね??2人のことは大丈夫なの??」
北野「まあ任しとけって。一家のボスは俺だから。あんな奴ら黙らせてやるよ。何なら帰ってこないように言いつけてもいいぜ??一家のボスは俺だし(ドヤ顔)」
森田「あの、一応聞いとくけど、それ本当??(笑)」
北野「当たり前だろ??俺が今まで噓をついたことがあるか??」
森田「えっと、ごめん。今まで噓ついた姿しか見たことない(笑)」
杉本「森田は本当に失礼でござるね。拙者は信じてるでござるよ!!」
北野「流石杉本だぜ!!話が通じて助かるぜ!!」
森田「まあ99.999%噓だと思って、一応信じるよ(笑)」
北野「いやそれ、もは信じてねえから!!」
北野「…それで、お前ら家来るっしょ??」
杉本「勿論行くでござる!!」
森田「僕はいいかな。だって北野君の家遠いし」
北野「よっしゃ!!じゃあ全員OKだな!!土曜日の夜集合な!!」
杉本「イエーイでござる!!パーリナイでござる!!」
森田「あの、人の話聞いてた!?」
北野「俺の家、SwitchもPS4もあるし、ソフトも充実してるぜ!!」
森田「いや、ゲームは絶対やらんからな!?もう忘れたのか?前回の悲惨な出来事を!!」(※前作の20話参照)
北野「いやいや。前回は調子が悪かっただけだから!!」
森田「いや、あれは絶対に調子云々の下手さじゃなかった(笑)」
森田「…まあとにかく、ゲーム以外で何か考えて。」
北野「うーーん…おはじきとか??」
森田「いや、いつの時代の人!?」
北野「あとはけん玉とか、駒とかお手玉とか。」
森田「だからいつの時代の人だよ!!」
~土曜日~
ピンポーン
北野「おお!!よく来たなお前ら!!待ってたぜ!!」
森田「お邪魔します」
杉本「お邪魔するでござる!!」
北野「よっしゃあ!!こっから夜通し遊ぼうや!!」
森田「お兄さんとお姉さんは??」
北野「大丈夫大丈夫。あいつらには俺が「今日は家に帰ってくんなクソ野郎ども!」ってガツンと言ってやったから!!(ドヤ顔)」
森田「へえ、すごい権力者じゃん。家の中だけは(笑)」
杉本「流石北野君でござる!!マジカッコイイでござる!!」
北野「へっへっへ。そうだろうそうだろう(ドヤ顔)」
北野「さあ、何するか!!ゲームするか!?」
杉本「イエーイでござる!!パーリナイでござる!!」
森田「いや、絶対にテレビ見よ!?今面白い番組やってるからさ!!」
北野「なんだよ、しょーがねーなー…」
杉本「じゃあ、テレビつけるでござる!!」
司会「クイズ、ビリオネア!!」
司会「さあ今日は、いったい誰が10億円という大金を手にすることができるのか!?」
北野「あー、クイズビリオネアね。これクソ簡単やん(ドヤ顔)」
森田「え?噓!?かなり難しいと思ったけど…」
北野「俺全部当てるぜ??この程度の問題なら(ドヤ顔)」
森田「いやもう、全部とか言ってる時点でだいぶ噓くさいけど…(笑)」
杉本「スゴイでござる!!流石北野君でござる!!」
北野「だろ??まあ見てなって!!俺の天才的実力、見せつけてやる!!」
司会「それでは第1問目!!現代の日本において、20代の男性の童〇率は何%でしょうか?」
森田「いや何この問題!?」
司会「①10% ②20% ③30% ④40%」
司会「さあ、視聴者の皆様も一緒にお考えください!!」
森田「うーーーん…難しいでござる…」
北野「バカ。こんな問題、クソ簡単じゃねえか(笑)」
杉本「え??マジでござるか??」
北野「俺はもう一瞬で、答えわかったぜ??(ドヤ顔)」
森田「え!?マジで!?ホントに!?」
杉本「スゴイでござる!!流石でござる!!」
森田「え??で、答えは何??」
杉本「バカお前、俺が答えを言っちゃったら、お前らが楽しめねえだろ??(ドヤ顔)」
森田「スゴイ自信だな…ほんとにわかってんのかな…??(笑)」
杉本「拙者は、④の40%にするでござる!!」
森田「なら僕は、②の20%にしようかな。かなり少ない気がする…」
司会「答えは④の40%でした!!回答者見事正解!!」(※諸説あると思います)
杉本「やったでござる!!当たったでござる!!」
森田「おー、スゴイじゃん!!」
北野「いよっしゃああああああ!!俺も当たったぜ!!」
森田「…………………」
森田「…ホントに??(笑)」
北野「当たり前だろお前。俺は最初からわかってたから(ドヤ顔)」
森田「なら答え言ってくれても良かったのに…」
北野「バカお前。さっきも言っただろ??俺が答えを言っちまったら、番組がつまんなくなっちまうだろ…??(ドヤ顔)」
森田「いや別につまんなくなってもいいから、次は答えてね。」
杉本「まったく森田は、ホントに疑り深いでござるね…北野君が噓つくわけがないでござる。」
北野「だよなあ!?何言ってんだか森田は…」
森田「マジで言ってる!?北野君なんてほとんど噓しかつかないじゃん!!言ったことほとんどが噓じゃん!!今まで何見てたんだ!?」
北野「まったく森田は…自分が間違えたからって、この俺に八つ当たりしてきやがって…(呆れ)」
森田「イライラ」
北野「まったくよ。俺がこんなカス問題、間違える訳ねえだろうが(ドヤ顔)」
森田「イライライラ」
司会「さあ、次の問題はこちら!!」
司会「オフ会を開いたが参加者0人。また配信中に鏡の前で勃起してしまうなどの数々の伝説を持つ、「自称」Youtuberは誰でしょう??」
司会「①Gaiji_Game ②Mogura_Game ③Syamu_Game ④Mushoku_Game」
森田「いやだから何この問題!?オフ会とかマジで何の話!?マジで全っ然わからないんだけど!?それに勃〇とか、テレビで放送していいのか!?」
杉本「マジでござるか??この問題、ゲロ簡単でござるよ??」
森田「え!?噓でしょ…??え、この問題そんな簡単なの…??北野君はわかる!?」
北野「当たり前だろ??こんな問題、マジ簡単よ(ドヤ顔)」
北野「え??wwwもしかしてお前、わかんねえの??wwww」
森田「ウッザ!!なら答え教えてよ!!」
北野「それはあれだ…ほら、杉本教えてあげろよ(笑)」
森田「いや、君に聞いてるんだけど!?」
杉本「まったく。森田はしょうがないでござるね。こんな常識も知らないんて…(笑)」
北野「な。まったくだよな。アホすぎるよな(笑)」
森田「おい待てお前!!早く教えろ!!おいコラ、こっちを向け北野!!」
杉本「しょうがないから、拙者が教えてあげるでござる。まず2014年に貝塚市で発生した、オフ会0人事件は知ってるでござるな??」
森田「知ってて当たり前みたいな感じで来てるけど、全然知らないよ!!とゆうか知ってたら、この問題解けてるよ!!」
杉本「確かにでござる!!」
司会「さあ、正解は……」
司会「③のSyamu_Gameです!!回答者正解!!」
杉本「簡単すぎるでござるね!!」
北野「ああ。外す気がしないぜ(ドヤ顔) これを外す奴は、どっかのバカかアホだな(笑)」(※外した方、あなた方は正常です。)
森田「イライライライラ」
森田「ねえねえ。じゃあその人の事。もっと詳しく教えてよ。ねえ、北野君。」
北野「まったくしょうがねえな…ほら、杉本教えてやれ。」
森田「だ、か、ら!!君に聞いてるんだけど!?」
北野「あ、次の問題始まるぜ!!」
森田「逃げるな!!」
~後編に続く~