結局、世の中は顔である。 その2
~前回のあらすじ~
トイレにこもって、合コンの作戦会議をしていた加藤と高木と志村
決意を固めて、いざカムバック!!
~トイレから帰還~
北川「あー、やっと帰ってきた!!」
土屋「もー、待ちくたびれたよ。料理来てるよ?」
高木「ごめんごめん(笑)」
加藤「よっしゃあ!!じゃあ今から俺らが「すべらない話」をするぜ!!」
北川・土屋・井本「「「は???」」」
北川「え??なんなの急に…」
加藤「だから、「すべらない話」をするんだって。今から」
北川「いやそうじゃなくて、なんで急にそうなるのよって話をしているのだけど。」
志村「まったく…本当に察しが悪いな。」
北川「ああん!?」
加藤「俺らで、お前らを楽しませるって言ってんだよ」
志村「お前らを、爆笑の渦に引き込んでやるぜ!!」
北川・土屋・井本「「「…………………」」」
高木「まあまあ。みんな、付き合ってあげてよ(笑)」
北川・土屋・井本「「「はーーい!!♥」」」
加藤「当然のことだけど、お前もやるんだからな??(笑)」
高木「え??」
加藤「みんな聞きたいよね!?高木のすべらない話!!」
北川・土屋・井本「「「聞きたーい!!!」」」
高木「コイツら…覚えてやがれ…」
加藤(バカが。お前だけ逃がすわけがねえだろ(笑))
志村(クックック。ナイスだぜ加藤(笑))
加藤(当然だ。これで大スベリさせて、高木に大恥をかかせて、愛想をつかさせてやる!!)
志村(そして逆に俺ら2人のギャグセンスに感動して、アイツらからの評価は爆上がり!!)
加藤(その通りだ。そしてこの俺が一気にモテモテに…グヘヘ)
志村(志村さん面白ーい!!ってなるに違いない…ウヘヘ)
加藤「じゃあまず、俺からいくぜ!!」
加藤「この前さ!!カラオケで遊んでたんだけど、部屋の場所がうる覚えでさ。ついうっかり、隣の部屋に入っちゃったんだよね!!そしたらさ!そこの部屋にいたカップル、パコってたんだよね!!マジヤバくね!?ヤバくね!?気まずすぎて一瞬空気が凍ったわ!!(笑)」
高木・志村「「…………………」」
北川・土屋・井本「「「…………………」」」
加藤「え…??(メンタル崩壊)」
志村「ハイハイ!!このバカはほっといて、次は俺だ俺!!」
志村「この前さ、ネットで知り合った女性と一緒に映画行くことになったんだけど、指定された場所に行ってもさ、ソイツ全然現れないんだよな。まんまと騙されたのよ。で、30分くらい待ってたらさ、なんか顔を見たことある男が来てさ。よくよく見てみたら、クラスメイトだったのよ(笑) で、話を聞いてみたら、ソイツも俺と同じ女性と一緒に映画見に行くことになってたらしいのよ!それで結局2人で2時間くらい待ってたんだけどさ、そしたらさ、さらにもう1人クラスメイトの男が来たわけ!!ヤバくね!?バカすぎる俺のクラス(笑)」
志村「しかもよく調べてみたら、そいつネット上では有名なネカマだったらしい(笑) 俺達3人、女のフリした暇人キモ男に騙されるっていうね(笑)」
加藤「ギャハハハハハハハハ!!」
高木「マジでバカすぎる(笑) しかも3人もかよ(笑)」
北川・土屋・井本「「「…………………」」」
志村「え…??(絶望)」
加藤「はい。次、高木」
高木「ええ…?マジで俺もやんの…?」
加藤「早くしやがれ。俺達の犠牲を無駄にするな」
高木「いや、知らんけど(笑) まあ、わかったよ」
高木「これは中学時代の俺の友達の話なんだけど、クラスで全員の修学旅行費を先生が回収してた時、ソイツが突然「俺の修学旅行費がない!!盗まれたあ!!」とか騒ぎ始めてさ、先生も含めてクラス全員で探すことになったの。ソイツさ、みんなをめっちゃ犯人扱いしたり、荷物検査までしたりして、30分以上教室中探し回ったんだけど、結局見つからなかった。でもソイツ、金の入った封筒が自分の教科書に挟まってたことを、授業が始まって気づいたんだよね(笑) でも今更そんなこと言えないし、かといってこのまま言わないわけにもいかない。そこで、ソイツはこっそり先生に相談したんだけど、なんて言ったと思う?(笑)」
高木「「このままだと僕がみんなに責められてしまうので、先生が盗んだことにしてください」って言ったの。マジヤバくね!?コイツ(笑)」
加藤・志村「「…………………」」
北川「アハハハハハハハ!!」
土屋「すごーい!!面白い!!」
井本「流石高木さん!!」
加藤・志村「「イライライライライライラ」」
加藤「はい。じゃあ次は大喜利しまーす」
高木「え?また俺もやんの??」
志村「当たり前だゴルア!!おいそこのマッギョ、早くお題出しやがれ!!」
井本「誰がマッギョだてめえゴルア!!テメエこそマッギョだろうが!!」
加藤「マッギョマッギョうるせえぞ!!このダブルマッギョ!!」
志村・井本「「あんだとゴルア!!」」
井本「えーと、じゃあ「こんな電車は嫌だ!」どんな電車??」
加藤「痴漢しか乗ってない電車!!」
北川・土屋・井本「「「…………………」」」
志村「つり革がビリビリする電車!!」
北川・土屋・井本「「「…………………」」」
高木「まだ駅に着いてないのにドアが開く電車」
北川「アハハハハハハハ!!」
土屋「すごーい!!面白い!!」
井本「流石高木さん!!」
加藤・志村「「イライライライライライライラ」」
加藤「はい次い!!」
井本「えーと、そうだなあ…「こんな先生は嫌だ!」どんな先生??」
加藤「帰りのホームルームを毎日2時間以上やる先生!!」
北川・土屋・井本「「「…………………」」」
志村「授業中に何度も音のデカい屁を生徒に向けてこいてくる先生!!」
北川・土屋・井本「「「…………………」」」
高木「生徒を名前じゃなくて出席番号で呼んでくる先生」
北川「アハハハハハハハ!!」
土屋「すごーい!!面白い!!」
井本「流石高木さん!!」
加藤・志村「「ああああああああああああ!!!!」」
高木「うわ、ビックリした…」
加藤「ドリンクバー取ってきます!!」
志村「俺も!!みんな何がいい!?」
北川「メロンソーダ!!」
土屋「オレンジジュース!!」
井本「コーラ!!」
高木「えーと俺は…」
加藤「お前はコーラな」
高木「なんで!?まあ別にいいけど」
~ドリンクコーナー~
志村「わかってるじゃねえか、加藤」
加藤「当然よ。もう俺らがやることはただ1つ。ドリンクで高木を〇す」
志村「とりあえず、アイツのコップには烏龍茶とコーヒーとコーラとタバスコを入れるぞ」
加藤「任せとけ!!色がバレないように調整するぜ!!」
〜帰還〜
加藤「ほらよ高木。コーラだ」
高木「…おお。ありがと」
高木(なんか怪しいな。志村のコーラとこっそり替えておこう(笑))
志村「はいよ、メロンソーダの人」
北川「ありがと」
加藤「じゃ、カンパーイ」
志村「いただきまーs」
志村「オロロロロロブロゲロブロロ!!」
北川「うわ!!汚!!」
土屋「もう最悪!!」
志村「誰だよ!?俺のコーラに烏龍茶とコーヒーとタバスコ入れた奴は!!」
北川「いや、そもそもそれ、アンタらが持ってきたんだけど…」
高木「あっぶね。すり替えといて良かったわ(笑)」
北川「もうマジで最悪!!帰る!!高木さん、またねー!!」
土屋「私も!!高木さんバイバイ!!」
井本「イモトも帰る!!高木さんバイバイ!!」
高木「おう。またなー!!」
加藤「へっへっへっへ。残念だったなあ高木(笑)」
志村「もうこれでお前も、2度とアイツらと会うことはねえだろう(笑)」
高木「いや?今度お前らを除いて会うけど(笑)」
加藤「なん…だと…?」
志村「もうあんまりだあああああああ!!」
~完~
 




