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怪奇!VRMMO世界を闊歩する要塞!  作者: キリシマサンサ
一章 VRMMO世界来訪
1/18

とあるゲーム雑誌にて



 怪奇!VRMMO世界を闊歩する要塞!という見出しが目に入る。史上最高のゲームと言われるVRMMOが発売されてから、どこのコンビニでも見かけるようになったゲーム雑誌だ。最近話題のゲームに関する記事らしい、一昔前のオカルト雑誌をパロディしたようなフォントがよく目を引く。



 この記事を読んでくれている諸君は知っているだろうか、史上最高のゲームと呼ばれるあのVRMMOの世界に、何やら歩く要塞と呼ばれる存在がいることに。


 その話を聞いたのは数日前、読者からタレコミが入った。聞いてみれば、どうやら巨大なモンスターの背に建築しており、そこから大砲や銃などによって攻撃を行っているところを見た、ということらしい。諸君らに詳しい情報を届けるため、我々はVRMMO世界へと向かった。


 タレコミによれば、どの読者もその巨大モンスターは広い草原を悠々と闊歩していたという。目撃情報は幾つものエリアに及んだが、目撃時刻から移動ルートを計算し、次に現れる場所を推測し向かった我々は、そこで衝撃的なものを見た!


 巨大と聞いていたのにも関わらず、驚愕してしまうほどの巨体が、その背に金属の箱を携えて現れたのだ!その巨大さは、正確に測ることはできなかったものの、ゆうに100メートルは超えていただろう。要塞と呼ぶに相応しい重厚さを感じる、背の建物からは時々銃や大砲の発射音も聞こえたがその音は遠く、巨体が移動する際の足音にかき消されていた。果敢に襲いかかったモンスターも、すぐに集中砲火をくらい、たったの一撃を見舞うことすら叶わず散っていった。


 そのモンスターは、巨体に見合った大きな歩幅によって、緩慢な動きからは考えられないほどの速度で我々を引き離して行ってしまった。今回の調査によって得られたものは大きくないが、移動要塞が確かに存在することは判明した。この続きは読者諸君の目で確かめてみてほしい。



 口語で書かれた文章は、件のゲームにて移動する要塞を見た、という噂に関して調査を行ったものだったらしい。結果は芳しくないようだが、噂を耳にしたことのある人物の興味を惹くことは出来たかもしれない。

 今回は、雑誌のちょっとしたコーナーっぽく書きましたが、次回からは主人公視点に変わります。プロローグを読んでくださった方、誠にありがとうございます!

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