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⑴『芸術の言葉について』

⑴『芸術の言葉について』



言葉は、人間生活において、重要であることは、明白である。ところが、芸術の言葉については、その重要性は言及されることが、少ない様に思われる。確かに、言葉は重要であるが、芸術の言葉の場合は、その需要度によって、其の言葉の重要性が、決定される様だ。



例えば、西脇順三郎は、『詩学』の中の「曖昧」で、マラルメについて、「マラルメは詩作に音楽性を強調するために、言葉の意味を犠牲にした」と、言及している。これは、一般的な言葉のことではなく、芸術における言葉の使用法の事を言っている。



芸術の中に、一度入ってしまえば、芸術の言葉が、如何様に使用されるかは、読者にとっては、視座を据える所だ。音楽性の強調、のために、言葉の意味を犠牲するなど、現実生活では有り得ない。つまり、芸術の言葉とは、現実の言葉とは、全く別物だということなのである。

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