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それは懐かしい世界  作者: ととあき
ヤート編
7/19

第七話:休憩と無垢な青年と

やっと次の町に着きました。

しかし、あまり進んでいません。もっと書こうかと思いましたが、次に回そうと思います。←


誤字脱字等、ミスがあるかと思いますがどうぞ宜しくご清覧下さい。



 プロロでの換金や手続きが終わり、アレクとガレットは次の町、ヤートに向かっていたー。


「すげぇ軍資金になったな。おかげでストゥまでギルドの厄介にならんで済みそうだな」


 確かに。


 ・・・先日討伐したハーディンクレイを解体すると体内から多くの鉱石が採れた。全て持っておくのも面倒なので数個純度が高いものを残して売却した。


 そのお金が、50万Gほどになった。受け取った瞬間はフリーズしてしまったが、ガレットさんに俺の口座をつくってもらい入金もしてもらった。ちなみに、分け前は俺7割ガレットさん3割だった。



 「ヤートはどんな町なんですか?プロロでも人が話してたのを聞いてたんですが...」


 「そうか、お前はフィーネ以外知らないのか。...ヤートはこの大陸の西に位置する周囲を森に囲まれた町だ。


この森自体が王国の指定管理区域になっている。その理由として、森には太古の植物が存在しかなり貴重であるためとされている。


 他にも、その植物を守るために王国の中でも許可された人間しか入れない禁止区域もあるらしい」


 (へぇ、流石は元王国騎士団兵士。世界の町について色々知っているな...ん?)


「ガレットさんは禁止区域に入った事はないんですか?」


「あぁ、俺は入るまでの地位になれなかったし、騎士団でも国王陛下の許可が無いとダメなんだ」



 なるほど。じゃあ、ヤートは中継地点みたいな感じかな。

食料と物資補充くらいで良いだろう。


とガレットとアレクは話しながら、徐々に森林へと変わっていく街道を進んで行った。



===========================


  ー花の町、ヤートー


 そこは森を抜けてターニアと言う町に行く商人や森の管理を任された研究者達が多く在中する事から宿屋や住宅地等、住む事に特化した町であった。


 国の管理下にあり、うかつに森に侵入が出来ないためヤートにはギルドが存在しない。


 ガレットはその事情を知っていた為、物資の補充だけと考えており、休憩の為に宿を取っていた。


「では、お2人、別室でお取りしておきます。出発は明日の朝9時ですね?」


「はい、それから荷物を部屋へそれぞれ運んで下さい。

夕飯を食べたら戻ってきますので」


 (こういうの全然慣れてないから全部ガレットさんにして貰ってるなぁ)


「よし、それじゃあ飯食いに行こう。ここは


「俺に任せて下さい!さっき良さそうな店を見つけたんです」


「おお!そうか、今日はアレクオススメの店にしよう」


・・・


 「...めちゃくちゃ人多いな、なんだこの店?入り口も分かりづらかったし。良くここ見つけられたな」


アレク曰く、宿屋に行く途中に客が並んでいるのが見えたらしい。それもほぼ全てが男性客と言うが、いやな予感しかしない



  「いらっしゃいませ、お2人かしら?」


 ドエロい格好の美女が出てきた。バニーの様な格好だ。溢れんばかりの胸と下の食い込みが凄いな。うん、最高のお店だ。アレクも分かってきたじゃないか。


「...って、食べるってそういう意味じゃねぇよ!

良さそうな店ってお前!ここは風俗店だろうが!


ねえちゃん、すまねぇが俺たち夕飯を食べに来たんだよ。

だから悪いけど違う店にするわ」


「あら、そうなんですか?お兄さん達イメケンだから、ぜひお相手したいんだけどなぁ...ざぁんねん」


(ぐはっ!反則級の可愛さじゃねぇか...)


「あのー、ここはどんなお店なんですか?」


 アレクは村で育った為に純粋無垢であった。何の疑いも思惑もなく質問した。


「「...」」


 二人して拍子抜けした様に固まっている。なんなんだろう。


「・・・お前はまだ早い。さぁ、他の店に行こう」


 アレクははぐらかされたまま店の外に先に出された。

振り返るとガレットはお姉さんに何かひそひそと話しをしている様だ。


 まぁお腹が空いてるから、空いてるお店の方がいいか。と自分を納得させたアレクだった。



 宿屋に帰ったらガレットさんに詳しく聞いてみようー。



ご清覧ありがとうございます。


次こそはさくさく進みたいと思いますので、これからもどうぞ宜しくお願いします。



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