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くっころオークはエルフに勝てないです。

女オーク「くっ、ころせ!」変態エルフ「オレ、オマエ、オトス」 バトル編 ✳︎ちょいエロあり

作者: デューク

懲りずにまたくっころオークだよ!そんなオークを見たい方に送る小説です。あと、エルフが変態です。


女オーク✖️変態エルフ物です。




アタイは超強い。それはもう村の男オークにも負けないくらいさ。やっぱり、この村でアタイは子供を産めそうにないな!軟弱者には孕ませられない自信がある。


そもそも、この村のオークは優しすぎるんだよ!なんでハンカチなんか持ってんだよ!しかも二枚!紳士か!……ゴホン、まぁいい。なんでこんなに腹が立ってるかって言うと村に人間の書いた絵本が流行った。主に女オークに。


なんでもリョウジョク?って種類の題材でその本のオークはまぁ、その、なんだ、かなり逞しいのさ。色々な。


そう、それ以来村の女オークはちょっと目がやばい。なんか夜な夜な男オークは震えながらそのセリフを読まされて翌朝にはふっとい体なのに軟弱者なエルフみたいにげっそりとしてんだわ。


けっ!男なんてみんな軟弱者んだろが!夢見すぎだわ!アタイは男なんかに絶対負けないからな。むしろ押し潰してやんよ!



しかしまぁ、この前アホなエルフが来たんだよ。相変わらず折れそうな枯れ枝みたいな奴らだと笑いそうになった。しかもだ、村一番の女と一対一の決闘しよう、なんてほざきやがる。


一応、決闘は受けた。でもさ、あいつらは隠れて棒きれを飛ばしたりしょうもないマホウなんてもん使う、はっきり言ってうちのナヨナヨしたオークよりも軟弱者さ。もうみんな大爆笑だったよ。





そして決闘前夜


「なぁ、あのアホなエルフさ、くんのかな?」


「まぁ、来るじゃないの?あんなに堂々と宣言して何もしないなんてエルフらしくないし」


だよなー。アイツら無駄に自信に溢れてるかんな。あっ、そういや言ってなかったな。オークとエルフ、結構仲がいいんだわ。



なんでも昔はオークとエルフは犬猿の仲でしょっちゅう喧嘩してたの。それが変わったのはある戦争がきっかけ。


ヒト亜人戦争っつう呼び方されてて、まぁヒト族がそれ以外の種族を奴隷にする為に戦争を起こした。


そこでお互いの種族の代表は協力を持ちかける。まぁ、最初はあり得ないってなったが、いよいよ仲間が奴隷にされていくうちに奴隷にされるよりはマシとなった。


オークは家族が奴隷にされたくない、エルフはヒト族に奴隷にされるなんて屈辱は受けたくない。そんな感じが初まりでありそしてこれが亜人側の勝利に繋がる。


オークとエルフですら手を取って戦ってる。ならオレ達も出来るだろ。みたいな感じで。


先ずバステトが情報を集めてワーウルフが奇襲をかける。オークは前に出て盾になり、エルフは後ろから弓やマホウで戦う。これをヒト族は崩すことができず最終的に女神が降臨しヒト族にかなり制約をかけて戦争は終わったのだ。



とまぁ難しい話は置いといて。エルフは長距離からの攻撃が主で一対一の決闘なんてありえない。十回やっても十回負けるような試合をエルフ側から持ちかけるんだ。



「……まぁ、アンタがわかるわけないか」


「当たり前さ!ボコボコにしてその後ヒィヒィゆわしてやんよ!」


なんと!その試合に勝った方は相手を好きにしていいんだとよ!……へへっ、いいな。あのくそ生意気な奴が泣いて謝る姿はさぞ興奮するだろう。


そして、アタイは明日のためにしっかりと寝ることにした。







そして、決闘の時が来た。



「へへっ、逃げずに来るとはその度胸は買ってやんよ」


まっ、まじで来やがったよ!やっば!笑いが止まらねえわ!……ん?なんかあのエルフ、変じゃね?他に付いてきたエルフを見て気づいたけど歩き方や体つきが違う。


「いえいえ、こちらこそ、受けてくれて本当に嬉しいです。同族では本気で戦えないので」


「おうおう、気が合うねぇ。その上でアタイは負けなしだけどね?」


そして、決闘が始まろうとしている。



お互いに位置につく。そして、


「では、決闘。……ハジメ!」


アタイは一気に踏み込んで殴りに行く。エルフなんぞに距離を取っちゃぁ危険だ。これでのしちまえば解決。そして、ゴンッ、と鈍い音がする。……アレ?もう終わり!相手は吹っ飛ばされて倒れている。


しかし、予想外のことが起きる。なんと、アタイの一撃をモロに受けて立ちやがった!ありえねぇだろ!男のオークでも悶絶すんのに。てか、やばっ!距離詰めなきゃ!


「ふふっ、油断したな?【アクアケージ】」


そういうとアタイは水に囲まれた。まずい!このマホウはヤバイ。砂漠で暑さに負けない為のマホウだったらしいが、このマホウ、近接攻撃しにくくなると言う副次効果がある。

アイツはアタイの一撃で倒せなかった事を考えるとマジで厄介だ。


っち、ホントは使いたくなかったが仕方ねぇ。


「このクソエルフが!まだ終わってねえよ!【スパークル】」


「?!」


流石にこれにはびっくりしたただろう。オークがマホウを使うなんて思わないわな。雷を纏い身体を強化し、かつ、触った相手は痺れるマホウだ。


「ふんっ!」


そして、また一気に近づき殴る。これが当たればアタイの勝ちだ!


「いい!実にいい!オマエを倒して跪かせてやる!【アースシールド】【アクセル】」


そう言ってなんとそいつはアタイに向かって飛んできた。しかもめちゃくちゃ早い。気付いた時にはアタイの衝撃が走り倒れていた。


土の壁で体を固めて、加速して飛んでくる。なんだよ!この肉弾戦エルフ!しかもこの水の檻!めっちゃ重くていつの間にか動けない。


「くそ!動けねえ!クソ!」


そして、アイツが近づきこう言ってきた。


「くく、降参するかい?」


ギリッ、思わず歯を食いしばる。


「アタイはまだ負けてねぇ!」


アレ?息が苦しい?……ダメだ、なんだか、いしきが、しろく、し、ろ、く。

そして、アタイは動けなくなった。




「いい、それでこそ落とし甲斐がある」















目を覚ますとアタイはベットに脚を拘束されて手にも枷をつけられていた。


「おや?お目覚めか」


そう、あのいけすかない声が聞こえる。


「くっそ、アタイに何する気だい!」


悔しかった。アタイは村一番で男に負けないと思っていた。しかもエルフに得意の接近戦で倒せなかったのは本当にショックだった。


「あんまり邪険にしないでほしいな」


「うるさい!」


「ふぅ、まぁいいか。俺はお前が跪いて屈服させたいだけだ」


「なっ!この変態!アタイがアンタみたいな軟弱者に屈するわけないだろ!」


「その軟弱者にボロ負けした奴に言われてもな」


くっ、その通りだ。その通りだけど!でも、負けない!絶対にエルフなんかに墜とされるものか!そう、アタイは気持ちを固める。


「なにをされ…ぅぶぅ……!」


ソイツはいきなり、き、き、きききすしてした!しかもなんか舌がアタイの口を這い回り中に入れようとしてくる。しかも、妙に良い香りがして頭が溶けそうになる。


「ぷはぁ、くく、中々良い顔するじゃないか」


「くっ、ころせ!こんな辱めを受けるくr…!」


そして、またキスをする。ヤバイ、あたまが、きょひ、しなきゃ、


「?!」


そして、舌がアタイの硬く閉ざした砦を崩し中が陵辱される。それにこの香りが頭を溶かして何も考えられなくなる。


「ふぅ、おやおや?もう、限界かな?」


息を整えると意識が少し戻る。相変わらずニヤついてるその顔が無性に腹が立つ。負けない、まけない、


「今日はキスだけだよ」


それはつまりキスだけで堕とすつもりだ。ぶさけるな!アタイはあんな本みたいにチョロくないんだ。


そして、また、キスをする。キスをする。キスをする。何度もそして回数を重ねる毎に激しくなる。次第にアタイは……。


「んっ、ぅぅ、ちゅ、はぁぁ、あっ!」


「おいおい、なんだ?少し口が離れただけでそんな悲しそうな顔して」


「くぅ、……ころせ、ころせぇ!ぅぅ、恥ずかしい」


のんだかアタイがアタイでなくなっていく気がして涙目になりながらそう漏らしていた。


「……絶対に堕としてやる」




そこから先の事は覚えていない。……いや、すまん。うそ。でもホントに勘弁してくれ。マジでずっとキスされた。キスしかかれなか……いやいや、なんでもない!








そして、数日後。



「おい、やめろ!おろせ、おろせ!おろせったら!」


はい、まぁ、なんと言うか。お持ち帰りされまして。えぇ、そして、今はアレだ。俗に言うお姫様抱っこされてんだわ。実はめっちゃ体鍛えてたらしくてなんでもこれがしたい為だけに鍛えたそうな。


それがあの打たれ強さになり、エルフじゃ軽くなりすぎてならオークでってなったらしい。んで、元々エルフの薄い体よりポニョポニョしたオークの質感を好み、かつ、ワタシは完全、その、ダ、ダ、ダンナサマの理想的な存在なのだと。


あぁ、その、ね?結婚させられまして?というか、むしろ結婚は確定だったらしい。ワタシは村のオークと力量差がありすぎるし、ワタシも誰かの子供産みたいみたいなのがなかったから。


そして、変態のダンナサマは早く結婚させたいがエルフでは勃たならいらしくオークならとなり。一番フリーなワタシとそしてワタシが了承すれば障害ないよね?で、決闘だったわけだ。


それはいい。なんだかんだで身体の相性は良い。というか、良すぎて連日大変なのだ。なんでワタシは足腰立たなくなるのにこんなに元気なんだよ。


あと、


「ぷはぁ、僕とキスしてる時に考え事なんて誘ってるのかい?」


これである。キス魔であり、隙あらばキスをしてくる。しかも、めっちゃうまいのでどうにも主導権が握られっぱなしである。


クソ!いつか絶対逆転してヒィヒィ言わせてやるからな!













数年後、とあるエルフの村で夜には女オークの嬌声が毎日のように響くと風の噂で聞くことになる。





何故か第三弾のくっころオーク。うむ、しかもオークが女になっちゃいました。やっぱり、バトルやエロ描写は難しいですね。キスまでならR18じゃないですよね?



恒例の裏設定。


変態エルフはヒト族(亜人の性癖が曲がるのは大体コイツらのせい)の調教モノが好きで、ぽっちゃりした肉感が好きになる。本編にある通り、それをお姫様抱っこしたいが為に筋トレする。あと、元々マホウの適性も高い。決闘をよく挑まれるが負け無しである。


バステトはネコミミで尻尾もあり、ショタ又はロリである。しかし、性欲が強く見た目のわりにエロい。合法です!合法ですよ!すばしっこくて、逃げ足は一番。めっちゃ気まぐれで朝ご機嫌で昼は不機嫌、夜には忘れてるみたいな感じです。故に真面目なワーウルフによく突っ掛かれていてウザ!って思ってる。


ワーウルフは狼耳で短めの尻尾。個体差はあるが生えてる毛は硬めで手入れが大変。筋力があり、瞬間的にはバステトより早く動ける。が、疲れやすい。真面目でお堅い子が多く上下関係がはっきりしてる。バステトによく約束をすっぽかされたりするので腹立たしいらしい。

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