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大宮伸一は桜カレンにフラグされた。  作者: 海堂ユンイッヒ
137/212

【e5m40】言葉も出ない

短いですがアップします。

「エッッッ⁉︎」

 帰宅した常田先輩を見た瞬間、俺は声を驚かした。神の芸術品と審美的評価の高い、Gカップ98㎝ロケット型おっぱいが、目立たぬよう収縮していたからだ……。

「(๑ -ω-)℥ うー苦しいよ〜」

「これはいかに⁉︎ また研修担当のイチャモンですか⁉︎」

「(-᷅_-᷄๑) まいのおっぱい、男の人の気をそらすから、かくしなさいって。だからサラシまいて――」

「納得いきません!!!」

 カレンよろしく頭ふりかざし、声とどろに張り裂けた。豊満なおっぱいを隠す? 冗談じゃねぇ! 絶望とか混乱とか憤怒とか、渦巻く感情が突風の如く吹き荒れた。

「(-`ω´-) おーみやくん、ちょっと落ち着こうよ」

「落ち着く⁉︎ 落ち着くって? とんでもない!!!」

「(・᷄ὢ・᷅) あのね、たしかにジロジロ見られていたから、まいもヤだなって思ってたの。だから、あながち理不じんじゃないんだよ」

「じゃあ仕事終わりに、外せばいいじゃないですか! (小声)こう言うと、意地でもおっぱい見てえと見苦しいな」

「(◞ᾥ◟) そう思うけど、外して楽になると、またつけたときに苦しいから、もう一日中つけてなれることにしたの」

 体の芯を抜かれたように、呆然としてしまった。唐突な不幸で言葉も出ねぇ……。1人称視点ゆえ、俺は自らを見れないが、きっと絶望顔だ。それを見た先輩は、プッと吹き出して――

「(´͈³`͈) おーみやくんのエッチ❤︎」

「俺はハードコアゲーマーなんで違います……と言いたいですが、もう“エロわんこ”と罵倒されてもいいから、外してくださいマジで」

 嗚呼、この湧き出る虚しさよ。もっとガン見しとけばよかった。昨日までは、黒のリクルートスーツがブルンブルンパッツンに膨れ上がっていたのに、今はこんもりした程度……でも鹿島超過のサイズだな。

「( *• ̀ω•́) そんな顔しなくても。しょく場体けんが終わったら、またもんだり、すったりしていいんだよ?」

「ちょっwwww! 読者諸氏に嘘つかないでください! それじゃまるで、話と話の間にやらしいことしまくってるようじゃないですか⁉︎ んなことしてませんっ!」


ナレーター:してました。


「先輩ッ!!! 勝手に語り部に割り込んでこないでください!」

「( ◜ᴗ◝) えへへへ」

 巨乳喪失という尋常ならぬ失意の(うち)に、久しぶりに彼女の笑顔が出たのが救いだった。職場体験が終わるまでの我慢――と言っても、何もおっぱいだけが先輩の取り柄じゃないんだ。黒髪になっても、おっぱいが小さくなっても可愛いんだ……。とか言いながら、自分を盛り立てていくのが大事だと思わね?

 とりあえずさ、:ユーザーが定義したこの作品への人気タグ:の“色気表現”と“部分的ヌード”はもう消すわ。BRSEの“Mild Sexual Themes”も削除するよう再審査してもらうわ……。


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ユーザーが定義したこの作品への人気タグ:(?)

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協力          +

KAWAII?        +

物語          +

ロマンス        +

カジュアル       +

コアゲーマー      +

おっさんホイホイ    +

笑える         +

亡きゲー        +

教育          +

雰囲気         +

第二次世界大戦     +

色気表現        ⚑+

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相変わらず多忙で、時間が取れませんが、止めるつもりはありませんので待っていただければ幸いです。

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