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Sometime
“ザザ~、ザザ~”
波がうち寄せては返していく
青空を背にそびえ立つのは、頂上が雲に隠れた高い火山
そこから感じられるのは、ただただとても恐ろしい気配
そんな禍々しい場所に、到底似合うとは思えない一人の少女
少女はフラリ、と海に向かって一歩踏み出した
そして、少しためらうように、未練でもあるかのように後ろを振り返える
しかし、前を向いて、少し唇を動かして
そのまま海へと飛び込んでいった
跡に残ったのは波の波紋………
“ザザ~、ザザ~”
波がうち寄せては返していく
青空を背にそびえ立つのは、頂上が雲に隠れた高い火山
そこから感じられるのは、ただただとても恐ろしい気配
そんな禍々しい場所に、到底似合うとは思えない一人の少女
少女はフラリ、と海に向かって一歩踏み出した
そして、少しためらうように、未練でもあるかのように後ろを振り返える
しかし、前を向いて、少し唇を動かして
そのまま海へと飛び込んでいった
跡に残ったのは波の波紋………
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