しみったれた歌うたいがうたう歌
掲載日:2026/04/15
ウタゴコロがだいじよね。
くたびれたギターの
ひんまがった首根っこ つかんで
哭くにまかせりゃ
ブルーズは呻きをたてる
愛だ夢だを歌うには
しゃがれちまったのどをかき鳴らして
さぐりあてたメロディをひっくり返してみりゃあ
だれかの手垢にまみれてたのを
みつけるたびに苦笑いをこぼしてた
こいつはそんな
しみったれた歌うたいがうたうた
こいつはそんな
しみったれた歌うたいがうたう歌
赤茶けた夕暮れ
不細工な野良猫 会えたら
耳をなでれば
遠雷の声 ごろごろと
はりついちまったのどをひっぺがして
つなぎあわすメロディをひっかきまわしてくれる
あんたの手癖が懐かしいけど
強がるたびに苦笑いはゆがんでた
こいつもそんな
しみったれた歌うたいがうたう歌
こいつもそんな
しみったれた歌うたいがうたう歌




