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人犬紹介2

 ♀アキ(東雲秋聖、二八歳会社員)

 戦聖、救世主、人の王

 推定精神年齢二歳のヤバい女。考えるより先に体が動く単細胞。未だに魔力ナニソレ状態。要所要所で地球との違いを感じるが『襟巻小僧』が全てを解決するので不満が一切ない。


 ♂ぶさ(東雲武最凶、十歳パグ)

 犬の王

 アキ大好き。煩いが素。鋭い部分はあるが、それでは補い切れないほどの残念さ。他犬に慣れるのは一生かけても無理な気がする。


 ~魔王城サイド~


 ♂『襟巻小僧』

 今代の魔王

 一番怒らせると恐ろしい子供(ガキ)。見た目を魔法で変えているだけで実際は青年。中身は作用されないので言動は素である。彼が愛するモノはみな他に目が向いてるので一番損な役回りである。


 ♀『鉄人間』→『犬人間』

 元国王城の騎士(騎士の妖精様)、世話担当

 アキが認めた強い人。アキという存在から好きで尊愛している。事件以降、アキの距離が近くて狼狽えている。『はね女』から服の支給が山のように送られ、そろそろ部屋に入りきれなくなってきた。


 ♂『三下野郎』

 世話担当

 魔王城で一番信頼の厚い使用人。しかし、当人はそのことに気づいてない模様。基本的に優しい舎弟のような性格だが、一部にはとても辛辣である。ぶさとは友の心労見舞いの帰りに遭遇した。


 ♂『首輪野郎』

 世話担当

 今を生きる幸せ軽男(なんくるないさー)。たまに鋭い観察眼を発揮するが常日頃の態度により印象がマイナスに振り切ってるので決してプラスに傾くことはない。解雇案が浮上中。


 ♀『和女郎』

 物造担当

 趣味が仕事の社畜気質。ちょくちょくサンノメに行ってはユキダルマを作ってるので密かに数が増えつつある。酒を一口飲んだだけで昏眠する下戸。


 ♂『クズ男女』

 医療担当

 酒に溺れてたい怠男。『はね女』と飲む時は決まって女装させられるが本人は気にしてない。犬に好かれやすい性質で、何もせずとも寄ってくるし頭を撫でれば犬が眠る。


 ♀『田舎婆』

 料理担当

 平気で人に包丁を向ける狂人BBA。とにかく王様(アキ)が可愛くて仕方ない。その眼差しは孫を見守る優しい眼。人の為(お節介)と言うよりは自分の為(オモシロ)でちょっかいかける。煽り性能◎。


 ♂『肉弾野郎』

 料理担当

 甘党肉団子。体格に見合う大食漢。手先が器用で見た目にもこだわる。自分が作ったお菓子を食べてくれる人を優遇する。無口だが優しい性格で縁の下の力持ち(都合のいい雑用)的立ち位置。


 ♀『はね女』

 服飾担当

 猪突猛進系女子。犬の服三百着作り終わった後、『犬人間』の服制作に浮気したのでリュック作りが大幅に遅れた。仕事できるキレイなお姉さんな外見で一番の問題児という詐欺師(ピエロ)


 百匹の犬

 国王城から誘拐してきた百匹の犬々。

 一匹一匹に名前があるが、正確に覚えているのは三人だけ。


 スライム

 人畜無害のぷよぷよ。

 ハウスの一室にはスライムプールと呼ばれるボールプールがある。丸形以外だと作るのが少し大変らしい。


 クラウディア

 魔王城内を掃除周回する雲。

 存在する全てが集まれば魔王城を覆うことが出来るらしい。夜に稲妻が走るとそれはクラウディアが魔王城の外装を掃除している場面だ。


 クラーケン

 川を泳ぎ魚を食べる犬。

 水は(ケツ)から排泄される不思議。


 ユキダルマ

 サンノメで作られた蠢く白。

 複数人がそれぞれで作ったので形はバラバラ。攻撃手段は雪塊(雪玉ではない)なので当たると結構痛い。投球精度と速度があるので躱すのは至難の業。サンノメ限定で最強。


 プラシーヌ

 もふもふの犬のぬいぐるみ。

 『襟巻小僧』が趣味の一環で作ったぬいぐるみ。完成した直後に逃亡し、今の今まで行方不明だった。『男姫サマ』に溺愛し(なつい)ている模様。今まで休憩所を根城にしていた。


 レッドブル

 赤い闘牛、リュックの素材

 魔物ではないが、昔とある魔王が己を鍛えるための手段として牛体改造を施された。辺りの木をなぎ倒しながら同種でぶつかり稽古している。傷付き回復するを繰り返して強靭になるので外皮が厚く固い。魔王城側の大地の端の方に生息しているので国王城の国民は存在すら認知してない。


 ~国王城サイド~


 ♂『尊大野郎』

 国王

 我が子たちの未来が心配。自由にさせ過ぎたと反省するが時すでに遅し。


 ♂『クソ野郎』

 王子(第二子)

 無能(ただ)のかませ犬。王子と言うにはハリボテで、誰よりも凡人である。


 ♀『バラ女』

 姫(第一子)

 この世界の唯一のアキの避けたい存在。色々ヤバい方向に進化を遂げたが終ぞ最愛を手に入れることは叶わなかった。


 ♂『ローブ野郎』

 魔法使い

 救世主奪還作戦の参加は断固拒絶した。戻ってきた様子を見て、行かなくて良かったと心底ホッとした。


 ♂『パリピ爺』

 先代魔王、魔王の『右腕』の意思、大賢者

 全ての元凶。本人にはその自覚が一切ない。魔王の座を退いてからは国王城で大々的に遊んでいた。大賢者は自分で名乗った名である。


 ♂『男姫サマ』

 国王城の要職勤務

 『三下野郎』の友だちで文通相手。不運な苦労人。国王城を辞めて魔王城で働こうか本気で悩んでいる。エリートなのに偉ぶってないし優しく穏やかな性格なので人気が高く、王子よりも闘争率が高いらしい。召喚の儀式前後は心労でぶっ倒れていたのでアキが救世主ということを知らない。

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