非日常
なんだ?と思ったが何となく思い当たる節があった。
「いやこれホーラだろ。」
ハヤブサなので鳥か?安直だなと思いつつ僕は手紙を開けた。
内容はこうだ。
「よう!あたしだ!お前が思ったことをふたつ当ててやろう。1つ鳥の蝋封が安直だと思ったこと。2つなんで家がわかったかと言うこと。正解か?1つ目が正解だったらぶっ飛ばす。そして2つ目の謎を解いてやろう。お前バッチを手に取ったろ?うちの組員に自分が触れた物を次触った人の記憶で知りたいことを1つ見れる。という能力持ちがいるんだ。それでお前の家の場所を見たって訳だ。」
なるほど、割と条件が厳しそうな能力だと思ったがそこはまぁ上手くやるのがプロなのだろう。
「そんなこたーどうでもいい。ここで本題だ。いや、ほぼほぼ本題は終わってるようなもんなんだがな。次バイト休みの日の17時うちで待ってる。じゃあな!」
まさかこの手紙にも記憶を見る能力が、、、?
油断していたがあの組織は隠密を得意としていそうなのでこう言うことも簡単にこなしてしまうのかと少し怖くなってしまった。
次の休みは5月7日か、、、
行かないで殺されるより行ってみる方が良いのかなと思い憂鬱な気分になっていたら時間が19時を回っていることに気づいた。
「やばい!ばぁちゃんに怒られる!!」
そう思い急いで階段を降りたが遅かった。
「何をしていたのですか?お料理が冷めてしまいますよ?」
「ご、ごめんばぁちゃん、、、」
「私は謝れとは言っていません何をしていたのか聞いているのです。」
「えーっと、ちょっとゲームしててごめんなさい、、、、」
「次からは気をつけるように。それじゃこんなお話してちゃもっと冷めてしまいますので早く頂きましょ。」
「は、はい、、、」
その日は気まずい気持ちでご飯を食べることになってしまった。
翌朝、人の気配があることに気がつき目が覚めた。
「そこに居るのは千代か?」
「はい私です。」
「なんだよこんな朝から。」
「いえ、あなたに渡しておきたいものがありまして。」
「へー?いいよ入って」
「はい失礼します。」
千代が部屋に入ってくるなりお守りを渡してきた。
「これは?」
「いずれ貴方の身を守ることになるでしょう。」
「そうか。あー、どこに入れよ。」
「お財布の方に付けておくのが良いかと。」
「おうじゃあそうしとくわ。」
そんな会話を終えると千代は部屋から出ていった。
「さて、もう一眠りするか。」
そう言い布団に沈んだ。
どうも、零翕です。
なんだかお久しぶりですね。
所々自分でも忘れてしまってるところがあり見返していました。
書けるタイミングで投稿してしまいたいのですが、そうするといつか詰まってしまいそうなのでなるべく1日1話と決めているのですが、そうすると書く気力のない日が出来てしまいこんなに日にちが、、、
そんなこんなでもう5話ですね。
6話も少し書いているので明日には投稿できるかな?と
ここまで読んでいただきありがとうございました。
是非次回でお会いしましょう。