■第二章までのあらすじ&情報まとめ■
次回から第三章になりますので、ここまでのあらすじ、情報をまとめました。途中から読む方も参考にしてください。
■第二章までのあらすじ
Sランクパーティー《蒼の集い》で迫害されていたアベル。ついにはダンジョン奥でメンバーから追放され、殺されかけてしまう。子供のころにテイムした相棒・ラドが突如幻獣として覚醒し、何とかアベル達は一命をとりとめる。アベルは、実はテイマーではなく幻獣使いであった。
アベルは《蒼の集い》メンバーのゲイル達と決別し、Eランク冒険者としてやり直す。聖女のティナを仲間に加え、順調に冒険者として成り上がっていくアベル達。
冒険の最中、幻獣・ラドのチートスキルが続々と判明する。ラドに魔石を与えることで、獲得した経験が10倍となって還元される《経験値10倍》。メンバーのスキルを連携させ、より上位のスキルとして発現する《連携スキル》。これらのスキルを駆使し、怒濤の急成長を遂げるアベル達。
道中、鍛冶屋のバズや商人のギルダと出会いながら、黒曜の洞窟とカルディア平原を攻略する。気付けば、アベル達はAランク冒険者となっていた。
強敵のアークワイバーンとの一戦から、アベルは新たな剣の必要性を感じる。新たな剣を求め、アベル達は次なる冒険の地・Aランクダンジョン《ミラージュの塔》へと進むのだった。
■登場人物
◇アベル
主人公で幻獣使い。魔剣士でもある。Sランクパーティー《蒼の集い》元メンバー。自分のことをテイマーだと思っていたが、実は幻獣使い。《蒼の集い》メンバーから追放され、殺されかける。武器は剣。補助魔法が得意。
◇ラド
アベルが子供の頃にテイムした幻獣。アベルの仲間。魔石を吸収することで、パーティー全員をレベルアップさせることができる。魔石を吸収するとスキルを覚える。
◇ティナ
聖女で回復、防御魔法担当。アベルの仲間。武器はクロスボウ。
◇バズ
アベルたちが世話になっている武器屋の店主。王国有数の鍛冶師兼魔石工。
◇ギルダ
商人。かなり有力な人物らしい。ワイバーンに襲われているところをアベルに助けられる。バズとは知り合い。
◇Sランクパーティ《蒼の集い》メンバー達
アベルを追放し、殺そうとした。殺害未遂容疑でギルドの調査を受けている。近日裁判予定。
・ゲイル
《蒼の集い》リーダー。アベルを追放し、殺そうとした張本人。
・リサ
《蒼の集い》魔道師。
・フォルカス
《蒼の集い》戦士。盾役。
・アマンダ
《蒼の集い》ヒーラー
■ダンジョン
◇黒曜の洞窟
マンチェストル西に位置するDランクダンジョン。第一章で攻略済。
◇カルディア平原
マンチェストル東に位置するBランクダンジョン。第二章で攻略済。
◇ミラージュの塔
マンチェストル南に位置するAランク未踏破ダンジョン。第三章で攻略予定。
◇理の地下神殿
マンチェストル北にあるSランクダンジョン。アベルが追放された場所。
■スキル
(アベルのスキル)
・筋力強化 パーティー全体の筋力を50%増加する
・魔力強化 パーティー全体の魔力を50%増加する
・索敵 敵の居場所を察知する
・ライト 明かりをともす
(ラドのスキル)
・牽制 敵に襲われなくなる。ボス敵には無効。
・威圧 敵を一瞬ひるませる。ボス敵にも有効。
・ソウルイーター 魔石を吸収し、蓄積した経験値を3倍でアベルに還元する。
・フレイム 火炎旋風を放つ
・ストーム 突風を放つ
・フロート パーティー全体を空中に浮かす。物を浮かすことも出来る。
・アイテムボックス アイテムを収納する
(ティナのスキル)
・ヒール 仲間一人の体力を回復する。
・プロテクション 物理攻撃の威力を低減する
・アダプテーション 薄い真空の層を作り、熱や冷気を遮断する。
・マジックアロー クロスボウで魔法の矢を放つ。
(連携スキル)
・ウォール (アダプテーション+魔力強化)
真空の盾を作り、熱や冷気、突風を遮断する。
・経験値10倍 (ソウルイーター+魔力強化)
魔石を吸収し、蓄積した経験値を10倍でパーティー全体に還元する。
・ホーミングフレイム (フレイム+索敵)
敵を自動追尾するフレイムを放つ。
・パワーショット (マジックアロー+魔力強化)
巨大な矢を放つ一撃必殺の技。発動まで5秒間、防御魔法が消え、ティナが動けなくなる。
・テレポート (フロート+魔力強化)
空を飛び、目的地まで一瞬で移動する。
■今後のストーリーに関係する情報
※今後のストーリーにて、回収される(予定の)伏線です。適宜修正するかもしれません。
・幻獣には実体がない。精神生命体のような存在だが、詳しくは不明
・幻獣は希に真の姿で戦う。その時の強さは凄まじいが、消耗が激しい。真の姿で戦い続けると存在が消えてしまう
・アベルは魔剣士でもある。魔剣士は珍しい
・ティナは聖女。修行を切り上げ、冒険者となっている
・ティナはSランク冒険者になり、あるアイテムを手に入れるのが目的
・ティナはラドを見たとたん、幻獣であることを見抜いた
・ティナは幻獣と幻獣使いについて多少の知識を持つが、それは『家庭の事情』らしい