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プロローグ

私は、ごく普通の高校生だった。そう、「ごく普通」の。そんなある日私は事故で死んでしまった。ふと目覚めたら異世界に転生していた…


「な、何!?ここはどこ!?」


あたりを見回すとそれはそれは豪華な家具がたくさん置いてあった。


「あら、お嬢様。お目覚めですか?」


そこには、知らないはずの女の人がいた。


「おはようレイナ」


私はその女の人を知らないはずなのに名前を知っていた。


「おはようございます、お嬢様。今日は大事な入学式なんですよ、忘れていませんよね?」


「入学式?」


「あら?お忘れですか?今日は帝国学院の入学式ですよ?」


「帝国学院!?」


たしかに私はその名前を知っていた。そう、この世界は、かつて私がやっていた乙女ゲームの世界なんだと。


「フォーチュンラブ」

それがこの乙女ゲームの名前だ。でもそれなら私は誰だ?もしかして主役のユイカ?


「ねぇ、レイナ。私の名前読んでみて?」


「名前ですか?えぇいいですけど…」


これで私は誰かわかる!


「カイナ様」


!?今、カイナって言った?カイナと言えば、このゲームの悪役令嬢じゃない!?カイナは、どのルートで行っても死が待ち構えているじゃない!?……

待って?この方法なら…


「レイナ、ちょっといい?」


「はい、何でしょう?」


…………………




「この帝国学院に入学した皆さん今日からはたくさんここでいろんなことを学んでいってくださいね。」


………………………………




「では、皆さん自己紹介からお願いします。まずは、クロエツェルさんから…あら?女の方だと聞いていたんだけど?まぁいいわ」


私が死ななくてすむ方法は、




「みなさんはじめまして、エイト・クロエツェルです。よろしくお願いします。」


男装すればいいのよ!

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