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アミス伝 ~聖獣使いの少年~  作者: 樹 つかさ
6・激動のグランデルト
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氷の銀狼

 分厚かった雲が消え、真円の月がハッキリと空に顔を出していた。

 その月の明るさは、照明の代わりを務めるのに充分であり、そんな光に照らされた無数の兵士達はもう動き出すことはない。

 その中には、雷炎将軍と呼ばれていたコンスタン・バームも含まれていた。

 亡骸となった元将軍を冷たい目付きで見つめるハーフエルフのクエルス。

 少し感傷的になっている自分に気付き、クエルスはその場にいるもう1人に目を向けた。

 クエルスと同じく耳が尖った女性は遠くを見つめている。

 そのルーメルが向ける視線の先に何があるのか判るクエルスは、彼女が何故その方向に目を向けているのかも判っていた。


 「心配か?」


 ルーメルが向ける視線の遠く先に、自分達がアミス達の為に用意した避難小屋がある。

 心配げな表情を隠しもしていないルーメルは、クエルスの言葉が聞こえていないのか反応を返さない。

 クエルスは小さな溜息を一つつくと、ルーメルの隣へ移動した。


 「大丈夫だから心配するな。

 全て計画通りに進んでいる、問題ない」


 そう言うクエルス自身も心配という感情を消すことができていなかった。

 確かに、今の所は全て計画通りに進んでいた。

 正確に言えば、計画外の事は多々起こっていたが、それぞれの場で各員の微調整のおかげで結果的に計画通りの収穫を得ている。

 

 (上手く行き過ぎていて、逆に不安になりはするけどな……)


 「ルーメル、行くぞ……」


 言葉だけでは気付かれないと判り、クエルスはルーメルの肩を叩く。

 

 「クエルス……言葉遣いが崩れてるよ……」

 「ん? 別に良いんじゃないか? 他に誰かいる訳でもない……」

 「関係ないでしょ?

 外で、その言葉遣いは駄目って言われてるでしょ?」


 漸くルーメルの視線がクエルスへと向く。


 「聞こえていたなら、返事を返せ……、いや、返事を返してください」

 「ごめん……」

 「……もう少し、冷静になってください。

 隙だらけでしたよ……」

 

 周囲への警戒を怠らずにクエルスは、ルーメルに注意を促す。

 そう言うクエルス自身も、完全に冷静さを維持できている自信はないのだが……


 「これからは、私達も上に立って指示を出す立場になるんですから、そんな感情顕わでは将軍に迷惑をかける事に……」

 「わかってる……」


 そう返すルーメルの表情は変わらない。


 「判っているのなら、少しは……」

 「でも……」

 「……?」

 「でも、今回は無理だよ……」


 弱々しい表情を見せるルーメルを前に、クエルスもそれ以上の文句は言えなくなる

 何でも知っていると言い切れる間柄の2人。

 彼女がそう簡単に割り切れるような性格じゃない事は、クエルスも良く判っているのだ。

 知衛将軍の配下という立場でなければ、このような説教じみた言葉は言いはしない。

 クエルス自身、言いたくもなかった。

 特に今回の状況は、元々クエルスも割り切れていない事案である。


 「戻りますよ、ルーメル……」

 

 次の言葉が思い浮かばなかったクエルスは、とりあえずはこの場を離れるように促した。

 可能性は低いとはいえ、他の追跡部隊がこの場に現れないとは限らない。

 壊滅したコンスタン部隊の前に立っている事を見られれば面倒な事になる。

 表立っては実行できない、チャンスを伺って漸く達成した目的。 

 バレてしまっては元も子もなくなる。

 それを重々承知しているルーメルも素直に従い、2人はその場を後にした。


 「どうかご無事でタリサ様……」


 タリサとは一時的な主従関係だった。

 だが、そんな短期間でも魅かれ慕ってしまう魅力を持っていた女性だった。

 死んでほしくない。

 それが心の底から願う思いだった。

 そして……


 (あなたも死んじゃ駄目だからね……)


 ルーメルはもう一度目をタリサ達が居るはずの方角へと視線を移して、願うのだった……




 ミックスは脅えていた。

 表情や口調を変え、判りやすく殺気を向けてくる知衛将軍エリフェラスに脅えていた。

 こんな恐怖を感じたのは随分と昔の事で、彼が忘れていた感覚だった。

 

 (モルデリド様と本格的にやり合うつもりか?)


 理解が出来なかった。

 地位を捨ててまで、タリサ・ハールマンを守ろうと言うのか?

 知的で冷静な知衛将軍の存在は、ミックスは自身の理想像と思っていた。

 そんな憧れに近い理想の知衛将軍なら、ミックスが思っていた知衛将軍なら、そんなリスキーな行動はとらないはずだった。

 

 「わ、私を殺すと、言うのですか? あなたが……」


 自分でも冷静さを保てていない事が判る。

 冷静になれない事を、しどろもどろな物言いにより相手にも伝わっている事も判る。


 (いや、これは脅しに違いない……)


 いや、本気だったとしても、自分で自分の頸を絞めるだけの行動。

 自分が死んだとしても、主であるモルデリドが彼を失脚させる決定的な武器を手に入れる事ができるのだ。

 

 (恩を返すことができる……)


 喜ばしいという感情がある。

 それに偽りはなかった。

 だが、実際に死ぬかもしれないと思うと、恐怖が沸き起こってくる。

 それはミックスが想像していた以上に強いものだった。

 だが、必死に堪える。


 「はは……、良いでしょう。

 ですが、簡単に殺されると思わないでいただきたいですね……」


 必死の強がり。

 だが、それは簡単に一蹴される。


 「勘違いしないでくれ、ミックス・コトー……」


 エリフェラスの口から出る否定の言葉。

 一瞬の安堵がミックスと包む。


 「俺は死ねとは言ったが、殺すとは言っていない……」

 「ど、どういう事ですか?

 ま、まさか、自害しろという訳ではないでしょうね?」

 「ん? そう命じたら死んでくれるのか?」

 「そんなわけは……」

 「だろうな……」


 ミックスの頭は混乱していた。

 エリフェラスが何を言いたいのか判らない。

 自分がどうなるのか想像ができなかった。


 「俺はお前を殺しはしないさ……」


 エリフェラスはそう言いながら一振りの剣を出し、それを放り投げた。


 「!?」


 投げられた剣はタリサの目の前に突き刺さる。

 タリサには見覚えのある、いや、見慣れた剣だった。

 魔剣『ヒーティングアイス』

 タリサの愛剣であるその剣が、熱き氷という矛盾を抱えたその名前である所以(ゆえん)を知る者は殆どいない。

 

 ミックスが動く。

 タリサに武器を渡せば面倒な事になると判断して、床に突き刺さった魔剣に向かって【火弾】を放った。

 しかし、それは着弾前にかき消された。

 突然生まれた魔力が作り出した冷気によって……

 その魔力はミックスより素早く動いたタリサが、魔剣を手に取ると同時にその魔剣より生み出したものだった。

 ミックスは焦る。

 常に冷静であろうとしていたミックスだったが、エリフェラスからの殺気を受けてからその心は乱れていた。

 更に、タリサへと武器が渡ってしまった事により、乱れは混乱へと移行しつつあった。


 (いや、まだだ……、まだ、大丈夫だ……)


 冷静さを取り戻すために思考を再開した。

 まだ自分が有利な状況だという事を思い出す。

 ミックスにある不安点は一つだけだった。

 その不安点であるエリフェラスへと視線を向けると、ミックスが暫く忘れていた恐怖を感じさせていた殺気は消えていた。

 既にミックスに興味が無いかのように、視線は別の方向にある。

 そのエリフェラスの視線を向けられたタリサは、やや不満げな目をエリフェラスに向けていた。


 「どういう事だ?

 エリス、おまえは何を考えている……」

 「ん?」


 エリフェラスは口元に笑みを浮かべていた。

 それは先程までの威圧感や冷たさを感じるようなものではない。

 とても楽しげな笑みに、タリサは尚更不満げな表情を強めた。


 「私に押し付けるつもりか?」

 「押し付けるも何も、お前の敵だろ?」

 「……ま、そうだがな……」


 場にそぐわない雰囲気での2人のやり取りに、ミックスはやや唖然とした表情、そして、不機嫌なものへと変化させていく。

 意識がこちらに向いていないと判断し、時間をかけて威力の高い【 大火球 】の準備をする。

 

 「問題あるか?」

 

 エリフェラスの問いに、タリサは呆れ気味に小さく笑う。

 ミックスは2人が自分の魔法に気付いていないと判断、黙ったまま【大火球】をほおり投げる。

 タリサやエリフェラスを直接ターゲットにするのではなく、アミス・アルリアを狙って……

 2人が反応した様子は無い。

 爆発により広範囲を巻き込むこの魔法を対応するのは、今から反応してでは遅いはず。

 ミックスにとって、確実な戦果を上げる攻撃のはずだった。

 しかし、その大きな火の玉は、爆発することなく収束して消えていった。


 「なっ!?」


 何が起こったか解らずに、落ち着きを取り戻しつつあったミックスの頭の中は再度混乱しだす。

 ゆっくりと2人の視線がミックスに向けられる。

 背中を伝う冷たいの汗。

 ミックスは必死に考える。

 何が起こったか?

 これからどうするべきか?


 「支援は必要か?」

 「いらん……」


 タリサはそう返すと、右手の魔剣を軽く振るう。


 (あれだけの火球をかき消す程の冷気を出したという事か? いや、それなら……)


 あれだけの熱量と同等のエネルギー量の冷気がぶつかり合えば、爆発に近いレベルの蒸気が生まれるはずだった。

 何の現象も起こらずに消えてしまうなんてありえない事。

 理解しがたい状況だったが、実際に起こった事を受け入れるしかなかった。

 ミックスはまだ自分が有利であると思ってはいたが、念には念を入れてタリサ達と距離を取る為に更に上昇した。

 こうすれば、エリフェラスが何らかの魔法を使わない限りは安全なはずだからだ。

 完全に信じている訳ではないが、先程の2人のやり取りを聞いた限りでは、エリフェラスが手を出すことはないはず。

 不確かな事に頼る程に精神的に追い込まれている自分が歯がゆい。

 常に冷静であった自分自身がここに居ない事がもっと歯がゆい。

 兎に角、二度も不可解な防がれ方をした火炎系の魔法は駄目だと判断し、ミックスは他系統の魔法で様子見する事にした。

 雷系の初級の攻撃魔法【 雷撃(サンダー) 】を放ったが、それはかき消される気配はない。

 ならばと、立て続けに【雷撃】を放ち牽制からやり直す。

 まだ、有利な状況は残っている。

 慎重に対処すれば問題はない。

 ミックスはそう思っていた。

 だが、それは間違いだった。

 彼は知らなかったのだ。

 既に自身の有利性は無いに等しい状況だという事を……

 僅かに残っていた有利性を逃げる事に使うべきだった事を……

 

 「さて……」

 

 数撃の雷を躱しきって体勢を整えたタリサは、そう呟き一息つくと走り出した。

 宙に浮くミックスの真下に向かって……

 何ができるとは思えなかったが、ミックスは嫌な予感を感じて更に上昇する。

 そして、移動した事によりタリサが離れたアミスへ攻撃を仕掛けようと目を向けた。


 「!?」


 ミックスは視界に入ったモノに目を見開いた。

 アミスを守るようにそこに居たのは、大きな(たてがみ)を持った六脚の銀狼だった。

 上昇し更に距離が離れたはずなのに、ハッキリと感じ取れる程の冷気を帯びたその銀狼が、闇氷河将軍の聖獣なのだという事は直ぐに予想ができた。

 元々、冷気と氷を操る聖獣と契約している事は噂として聞いていた。


 (剣に聖契石が埋め込まれていたという事か……)


 ミックスの予測は当たっていた。

 タリサの魔剣の柄の部分に聖契石がある。

 魔剣が彼女の手に戻った事が、これほどまでに厄介とは……

 

 (だが、まだ……)


 まだ自分が有利な状況。

 守る為に聖獣をアミスの下に残したのなら、大きな問題はないだろうと思うミックス。

 そんな中途半端な知識が返ってミックスの判断を狂わせたのかもしれない。

 知らなければ、もっと慎重に判断し行動していただろう。

 上空にいるからこそ全体を見渡せる、そんな優位性も彼を目を曇らせていたのかもしれない。

 その視界内で、自分に向かってタリサが何かを投げた事に気付く。

 それはまっすぐ正確にミックスへと跳んできたが、彼は難なくそれを弾き飛ばす。

 その物を確認すると、タリサの副武器の短剣だった。

 元々投擲用の作りではないそれを上空高くにいる標的に正確に当てる技量。

 それには、素直に感服するミックスだったが、


 (余り賢い行動ではない……)


 それはいざという時に使うべき能力だとミックスは思った。

 こんな無意味な事に見せるべき技量ではない。

 そう思ったのだ。

 だが直ぐ知る事になった。

 その短剣に意識を逸らされた僅かな時間。

 刹那と言うべきその間で、ミックスの視界からタリサの姿が消えていた。


 「!? 馬鹿な!!」

 

 全てを見渡せる場所にいる自分と、身を隠す場所なんて無い空間。

 見失うなんてある訳がないはずだった。

 タリサを探して見回していると、銀狼が体を大きく揺らしている事に気付く。


 「ん? 何を……」


 銀狼がクルっと体を素早く反転させると、鬣から十数本の氷の刃が飛び出した。

 咄嗟に身構えるミックス。

 充分距離がある為対処は難しくないと思っていたが、


 (なんだ、バラバラじゃないか……)


 氷の刃は本数は多いものの、飛んでいく方向がバラバラでそのままでもミックスを捉えそうなのは2本といった所だった。

 ミックスは拍子抜けとばかりに、命中しそうなものにだけを【雷撃】で撃ち落として、再度タリサを探そうとした。


 「!?」


 突然の背後から気配に反応し、ミックスは防御用に障壁を生み出しながら振りむく。

 そこに居たのは既に剣による攻撃態勢に入っているタリサ。

 タリサから繰り出された斬撃を、ミックスは作り出した障壁をぶつけるようにタリサに向かって放ち防ごうとする。

 障壁はタリサの斬撃をその体ごと弾き飛ばし、彼女は落下する。

 しかし、斬撃を完全に防ぐ事はできずに、ミックスは右腕を斬られていた。

 痛みに顔を歪め、右腕の状態を確認する。

 傷は思ったより深く、その痛みは右腕を動かすのを躊躇う程だった。


 (だが、無理すれば動かせる……問題ない)


 冷静な判断したつもりだった。

 が、本来であれば、そんな傷の確認より先にするべき事があった。

 それは冷静になり切れていない証明。

 遥か上空にいる自分にタリサが攻撃範囲まで来れた理由を考えるべきだった。

 弾き飛ばした事で安心せずに、タリサのその後を確認するべきだった。

 遅れて漸くタリサがどうなったか確認しようとしたが、その前に彼女が目の前に姿を現す。


 「な!?」


 今度は完全に対応が遅れた。

 障壁を作り出すのも間に合わず、ミックスは傷ついていた右腕を犠牲に致命傷を避けることしかできなかった。

 タリサの剣により切断されて落ちていく右腕。

 だが、今度はそれに気を取られずにタリサの動きを追った。

 タリサは落下しながらも態勢を立て直す。

 飛行系の魔法を使えるわけでもないタリサには、その後に出来る事がないはずだった。

 だが、それはミックスはそんな考えを捨てなければならなかった。

 その考えが正しいなら、右腕を失う事はなかったのだから……

 そして、命を失う事もなかったはずなのだから……

 ミックスの見ている前で、タリサは何かを足場に再度跳ぶ。

 それが何か漸く気付くミックス。

 それは、無意味と判断して放置したモノ。

 タリサの聖獣が放った氷の刃。


 (そ、その為に……?)


 そう気付いた時に既に手遅れだった。

 それを一回目の攻撃を受けた時に気付いていれば、何とかできたかもしれない。

 しかし、冷静であるつもりで冷静さを失っていた彼は、気づくことができなかった。

 止めの一撃を放つ為、タリサが自分の目の前に来るまで……

 最期の最期で冷静になったミックスだったが、それは自分がもうどうにもできないと理解するだけだった。

 冷静な目は、タリサの剣が自身の体に致命傷を与えるのをじっくりと観察していた。

 力を失い、飛行能力を失ったミックスの体がゆっくりと落下していく。

 意識は残っていても、体を動かす事も叶わなくなったその体は、そのまま遥か下にあった床まで落ちる。

 落下のダメージを受けながらも、ミックスの視線は冷静に遅れて降りてきたタリサを見つめていた。

 再度、銀狼から放たれたであろう、無数の氷の刃を足場にしてゆっくりと着地するタリサ。


 「フフフ……」


 何も感情も無く、自然に笑いだすミックス。

 そんなミックスの事をタリサは悲しげな表情で見つめていた。


 「……な、なぜ……」

 「 ? 」

 「なぜ、そんな目をわたしを向けるのですか……?

 あ、貴女は今回の危機を乗り切ったのです。

 素直に、よ、喜べばいいじゃないですか……」

 

 ミックスには、敵だった自分に対してそんな目を向けるタリサを理解できなかった。


 「わ、私は……」

 「……」

 「人の死を喜んだ事は、一度もないよ……、たとえそれが敵だった相手であろうとも……」


 タリサのそんな言葉に、ミックスは目を丸くする。


 「は、ははは……」


 再び笑うミックス。


 「闇氷河将軍ともあろう人が、そんな甘ちゃんだったとは……」

 「……そ、そうだな……、ヨネン達にはよく言われたよ。甘さを捨てろってな……」


 甘さを捨てる必要性を説き、冷酷な判断を出来るようにならないと駄目だとアミスに言ってきたタリサ。

 実はそれは、自分自身に言っている言葉でもあった。

 タリサは目を伏せて言う。


 「だが、私には無理のようだ……、そのせいで部下を失ったというのにな……」

 「べ、別に……」

 「……?」

 「それでいいと思いますよ……」


 ミックスの言葉に目を見開き、再度彼に視線を向ける。

 しかし、ミックスはもう何も言わない。

 既に何も言えない。

 そんなミックスを見つめながら、タリサは深く溜息をつくのだった。

登場人物紹介

 ◎タリサ・ハールマン

 グランデルト王国騎士団の女将軍

 騎士団長のクーデターにより国を追われる立場となった。


 ◎エリフェラス

 グランデルト王国騎士団の将軍

 知衛将軍と呼ばれる参謀役


 ◎ミックス・コトー

 グランデルト王国騎士団の騎士で、将軍候補

 冷静な判断と分析が売りの魔術師


 ◎クエルス

 エリフェラス傘下のハーフエルフの男性

 エリフェラスの知恵袋


 ◎ルーメル

 エリフェラス傘下のハールエルフの女性

 元タリサ傘下でもあった。

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