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それぞれの想い

「もしかして…君達は未来から来たの?」

「晶太 どういうことだ?」

「うん…今は 各首脳のみにタイムマシンが許されてるけど 遠い未来 一般人にも規制をかけた事によって タイムマシンが許されるようになるんだって じいちゃんが言ってた」

規制とは 過去に戻ってギャンブルをしない

歴史が変わる事をしない etc…

「ならおまえのじいちゃんは 小太郎って言うのか?」

チラッと小太郎を見る晶太

「そうだ!」

「えっ?晶太のじいちゃん 俺と同じ名前か?すげぇな!ばあちゃんが晶でじいちゃんが小太郎か!」

小太郎気付かず

「ほぉ〜 んじゃおまえが晶太だな おまえのおかげで妖精の存在を知ったんだ とりあえずお礼を言っておくよ」

「え?僕のおかげ?」

「あぁそうさ 妖精にはいろんな能力が有るみたいだな!僕はその能力を独り占めにしようとしているのさ」

晶太は 将来 妖精の良さ そして妖精と共存する為には どうすれば良いか 『ピュアな心の作り方』という本を出し ベストセラー作家となるのだ

「妖精を独り占めするって…どうしてわざわざ過去に来て…」

「その本のおかげで このノラえもんのような妖精ロボットが僕達の世界では流行ってるけど 天然の妖精は希少価値が高くてな 捕まえたら極刑になるのさ!だから過去の妖精を捕まえて 高く売るのさ どうだ頭良いだろ!」

「妖精さん達を売る?あんた何考えてるの!」

晶ちゃんが珍しく激怒する

「おまえ…妖精見えないだろ」

「見えるさ このノラえもんの道具でな」

「だろうな おまえみたいな奴にはおっちゃん達が見えてたまるか!」

小太郎もまた怒りに震えていたのだ

飛び掛る小太郎

バチッ!

殴りかかった小太郎が跳ね返された

「ふふふ 僕には触れないよ ノラえもんの道具で守られてるからね!妖精のような能力を沢山使えるのさ 道具としてだけどね」

「くっそ…そんなのおっちゃん達の能力と一緒にするな!おっちゃん達の能力はな そんな悪い事に使う為にあるんじゃないんだ!」


その頃…

「わし!ここでは場所が狭過ぎる地上に出るぞ!」

「わかった!わし!」

小ちゃいおっちゃん達は地上に出る

それを追って妖精達も続々と地上に出て来た

「小太郎殿達は退がっておれ!ん?何をしておるのじゃ?」

のべ太に何度も挑む小太郎

「おぉ おっちゃん達 無事だったか!」

「おっちゃん!今回の事件は この人達のせいだよ!」

「この人 達?人達と言うても…ん?なんじゃ?達磨?」

「わし…あれは 団子 と言うのじゃ」

「違う!僕は 犬型妖精ロボット タイプ チャウチャウ犬の ノラえもんだ!」

「なんなんじゃアレは?」

「おっちゃん!悪者だ!」

「なんじゃと!ならば此奴らのせいで…」

「そうだ!こいつらをやっつければみんな治るはずだ!」

しかし フェアリーパラダイスから続々と出て来る妖精とノラえもん のべ太に挟まれ小太郎達は窮地に追い込まれる

「小太郎殿 妖精達はわしらに任せるのじゃ!そっちは任せた!」

「任せたって言われても…近付けないんだよなぁ…」


「ハゲ!覚悟!」

妖精達が小ちゃいおっちゃんに飛びかかる

「キエェェェェェ!」

バタバタ…

「晶殿!すまぬ 倒れた者を介抱してくれぬか!」

「わかった!」

晶ちゃんは 小ちゃいおっちゃんの声に倒れた妖精達を拾い集める

「あれ?晶太くんは?」

周りを見渡しても晶太の姿がなかった


「何度やっても同じ事だ!」

小太郎は弾かれても弾かれてものべ太にかかっていく


「はぁ…はぁ…わし…日の本に居る妖精は 今 何体じゃ…」

「はぁ…はぁ…約1億…」

「なんじゃと!1.5倍になっておったとは…このような形で会いとうなかった…」

「わし…弱音を吐くでない…これが 終わったら皆を紹介するでのぉ…」

「あいわかった!晶殿(ばあちゃんの方)が料理をこさえて待っておる!後 たかだか1億弱じゃ!キエェェェェェ!」

バタ…バタ…

明らかに 小ちゃいおっちゃん達の力が落ちていた

そして 小太郎の体力も…












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