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世界に破滅をもたらす者 ビアグレの章  作者: 神無月 零
接触 ビアグレ
4/7

4.出会い

三日後に<ゲーム>を始めるか。余裕していると、準備が出来ないな。

しかし、既に目鼻がつく。急げば間に合う。

朝、色々相談して、俺は金を払って一つの部屋を借りた。

俺はシスターを手伝ってから、教会を出た。





今、俺は朝の食事のため、市場にいる。


「レインくん、おはよう」


「おはよう、今日は飾っているね、特にそのイヤリング。

似合ってますよ。」


「あら、やだ。お口が上手ね、特別に安くしじゃうかな?」


「ありがとう、じゃあ、5つください。」


「やあ!レインくんじゃないか、そんな所で焼肉ばかり食べてると、身体に悪いわよ!

ほら、お姉さんのフルーツも見てみ」


「はい、これはこれは、とても新鮮な果実だね、これとこれをください。」


「ほれ、持って行っていいわよ。昨日助けて貰ったからね、ただでいいよ」


「じゃあ、お言葉に甘えて頂きます。ありがとう」


「レインじゃねえか!おはよう!「「「……」」」」


この街の住人もみんないい人だった。





「あの方向か。」


食事をした後、俺は街の住人から聞いたある所に行く途中、人気のないところで、一人怪しい男に声掛けられてた。

「お兄さん、結構身なりがいいみたいですね、どう?

うちで、特別な商品を見に行かない?」


「……へい、どんなもの?」


「奥へいらしゃい……」


俺は男に付いていって、後ろのもう一人も付いてきった。ある店へ。

途中男は自己紹介と店の紹介をした。その店は人口売買の店だった。

正直、店なんでどうでもいいけど。後ろで付いてきた者が気になる。


「今日、新しい奴隷が入って、お兄さん付いてるね。

ここだ。おい、お前ら。顔をあげろ。」


俺は、奴隷たちを見た。全員心が壊れている様だった。亜人は大半で一般人もいる様だ。


「一番のお勧めはこの亜人の性奴隷だ、かなり順調に調教している。」


女は奴隷の中で数少ない化粧をした奴隷だった。なるほど。亜人か。

顔はまあ、整えてる、俺も女が恋しくなっている所なんだが。

正直、こいつらでは、‘資格’が足りない。

それに、俺は‘生理’的に‘清らか’で、美しい女性が好む。

汚れたこいつらには興味がない。


「この子たちが逆らったら、どうするんだ?」


「逆らえません、こいつらが逆らと首輪が奴らを締める。

血で首輪と契約すれば、お兄さんを主人として認める。」


「この子らは幾らだ?」


「おお~!お目のいいお客様ですね。

この子の値段は100万コル、お客様は初めみたいのでサービスして、90万コルでいかがですか?」


「おい、お前、耳は何処に付いているだ!?」と、俺は威厳を掛けて男を睨み、大声で言った。


「……お客様、どういう意味ですか?」男の目つきは鋭くなって、店の奥から四人の護衛が全部出ってきた。


「俺はこの子‘ら’全員で幾らだと聞いているんだ。」と、隣の机の上に、ある袋を投げた。

なん枚の大金貨が落ちたしできった。大金貨が沢山入った袋だった。


男はその袋を見てまた笑顔に戻って。

「いいや、申し訳ございません。愚かな私では、高貴なお客様の真意を測れませんでした。

この店にいる20人、全員で500万コル。

私の謝罪の気持ちを込めて、400万コルでどうでしょうか?」


「それでい……」と、そんな時。ずっと付いてきった一人の青年は突然店に入って、横から俺に剣を振るった。


俺はギリギリ剣で受け止め、驚いた仕草をした。

その青年は両手に力を込め、俺を横に薙ぎ払った。

壁にぶつかった俺は、気を失って座っていた。


それを見て、四人の護衛が一気に青年に襲い掛かる。が、青年はそれぞれの攻撃を防ぎ、かわす。

そして、何回の交戦の後、青年は護衛たちを斬り殺した。


「この街で人口売買とはいい度胸だな!」青年は男に剣を向け、そう言いた。


「また貴様か!しつこいガキだぜ。」


「おいおい!そんな事を言っていいのか?今からお前も切るから、命を乞ぅ…….!!」

いつの間にか背後に立った俺を気付き、転身して剣を振った。


俺は右手で剣を持った腕を止め、剣を奪って、左手で首筋に打った。

青年は気を失って地面に倒れた。


「いやはや、お見事な手並みですね。感服致しました。」


「こいつは?」俺は地に倒れた金髪の青年を見て聞いていった。


「冒険者の‘ホール’というガキです。見た通り腕はすごし厄介なんでね。

私も何回邪魔をされて、そろそろこいつのオヤジの家具屋を潰すつもりだったですよ。

今回はお客様のおかけで、こいつを始末できますね。」


「そうか、それより商売の話に戻って貰えないか。

俺は行くところの途中でね、急いでんだ」


「え?ええ、構いません。

それでは全員で400ま「と!その前に、ちょうといいか?」……はい、なんでしょうか?」


「実は手持ちの金では足りないのでね。他の代物で払っていいか?」


「……はい、物の価値によりますが、それ相応の値段なら、構いません。」


「そうか。

……ねぇ、お前の命で幾らかな?」俺は青年から奪った剣を右手に持って、左手で弄って、それを険悪な微笑みで剣と男を見た。


「……えっと、おぉお客様?こぉこれはどういう意味でしょうか?」男は段々状況を理解できて、震えながらそう言いた。


「はぁはぁはぁ」俺は机の上にあった金貨が入った袋を肩の所まで持ち上げ、男の目の前でゆうくりとそれを傾げる。袋から落ちた時は金貨だが、地に届く時は、既にただの石になった。

「見ての通り、俺の手持ち金が足りなくてね。

‘俺が持っている’お前の命で払っていいかと聞いているんだ。」


男は慌てた笑顔で。

「ええ!もっっっじろんいいとも!十分に払います!はい!どうか命だけh「そうか。」」

俺は悠々と男に接近する。


「分かった!奴隷たちでは足りないだろう、金は払う、いや仲間の情報も教えるから!命だけは!」男は退路が無くなって座り込んで命を乞う。


俺は男の前に立って、眼帯を付けていない左目を捕食者の目つきで、微笑んで男を見下ろす。

「そうだなぁ。俺が聞きたい情報は、先、お前が既に俺に教えたんじゃないか?

それと、自惚れるなよ。俺は、最初からお前と商売をしていない。

耳の悪い奴だな。お前の命を取っていいかとしか聞いていないんだが。」

「え?」

「俺はな、‘神’と商売をしているんだ。」と、素早い動きで、剣を男の喉に刺し込んで、ゆうくりと男の死を眺めていた。


「ああああぁぁぁ…….」

男が死んた後、俺はゆうくり剣を抜いて、金髪の青年の鞘を拾い、血を着いたまま納める。


「……あの?」避難した奴隷たちが、恐れながら出てきて俺に声を掛けた。


「全員ここに並んでくれ。…….

‘神’は俺の商売を断った。

どうやら、こいつは金にすらならないみたいだ。

主も死んた事で、キミたちは晴れて自由だ。」

と、俺は自分の剣を振って、魔法を掛けた頑丈そうな首筋を20個、全部破壊した。

そして、俺は自分が持っている全ての金が入った袋を(5万コル程)、奴らに投げた。


教会のシスターを思い出す。

「本物の金だ、その金で家に帰るといい。

帰る場所がないなら、教会にいけ。

俺は行くところがあるから、お前たちは何もするな、直ぐにここを離れるんだ。

じゃな。」と、青年の剣を持って、俺は店を出た。


「‘ホール’、‘オヤジ’、‘家具屋’。情報ありがとうよ。」





街を歩いて半時間、俺はある店の前に立っている。

その店とは、前に言いた家具屋だ。だが、これは先の出来事で来た訳ではない。

ここは最初から俺の目的地だった。

中央にいる勇者像の事を街の住人に聞いて、ここだと教えてくれた。


「いらしゃい」すごし待った後、俺は店に入った。だが、カウンターの奥にいる初老の店主は何かあって、落ち込んている様に見えた。

店に沢山の椅子や机が並んでた、それを歩きながら指先で机を撫でる。

「家具屋のシンダさんだよね、一つ話を聞いてくれないかな?」

「お客様?」

「昔、ある街に、一人の凄腕の鍛冶屋がいてね。

その10代の鍛冶屋さんが作った剣の一振りは30年前の戦争で大きく活躍した。

しかし、30年を経った今。その人は随一の鍛冶屋になるはずなのに、何故か姿を消えた。

なぜだろう?」

「お客様!あんたは一体何を言っている。」男は大声で俺の話を切った。

「そうだね。俺はね、あんたに一つ‘家具’を作って貰えたいんだ。

140センチの刃を両辺を立てる、全長160センチくらいの物。

勿論、ただではない、あんたが満足する程の金は用意出来るぜ。」

「その辺の木を棒の形にすればいいんだな、お客様。」家具屋はちょうといらついた。

俺は上身をカウンターに乗って、前傾した姿で話の続きをした。

「なあ。あんたはどう思う、その鍛冶屋さんは何故姿を消したと思う。」

「さあ。ワシは知らん。

お客sa「その鍛冶屋さんには兄さんがいてね。兄さんはその剣に飲み込まれて、誰構わず、切り殺していた。そして、最後には、弟の目の前で自殺s……」」

「もういい、出ていけ」我慢の限界の様だ。

‘トン’、俺は隠した剣を抜けて、すごし嵌める様に、カウンターに刺した。

「オイオイ!冷静になれよ。この剣に見覚えがあるだろう。気を付けて言葉を選べよ~。」俺が刺した剣は金髪の青年から貰った物だった。それを険悪な笑顔で刺した。

「!!!……」男は驚きの余り声すら出てこなかった、特に剣の表面の血を見て、顔が真白になった。

「……きっ貴様、ホールにna」と、男も上身をカウンターに乗って俺を掴もうと前傾したが、それを俺が男の頭を剣に近くて見える様な態勢でカウンターに叩いて、そのまま抑えた。

「もう一度聞こう、答えは‘イエス’と‘はい’から選べ。お前は俺を満足出来る剣を作れるのか?」

「……」どうやらまだ時間が掛かるみたいだ。そろそろここで引かないと。

「オッケーオッケー。俺はあんたも剣の飾りにしないからな安心しろよ。ほら、深呼吸。」

そして、俺は男の頭を離した。

「今回はここで引くとするよ。

俺はまだ諦めていない、まだ来るから。次はいい返事を待ているぜ。」俺は剣を抜いて、店をでるために、門へ向かった。そして、丁度誰かが入ってきた。俺はそれを予想していた。

「ただいま」入ってきたのは金髪の青年だった。

「おお!ホールくんではないか。先ぶりだね。

これ、君の剣だろう。かなり‘いい剣’だから、大事にしないとだめだろう」

「?ええ。ていうか、あんたは先の「ハイハイ、物騒な話は外でしようぜ。聞きたいことがあるだろう。俺、腹が減ったね、金が無くなたから、昼ご飯奢ってくれない?」……あぁ、分かった。」

俺は金髪の青年を引っ張って店を出た。

店主は驚いで俺たちのやり取りを見ていた。





「俺の事はレインと呼んでくれ。昨日この街に来て、冒険者になったばかりの者だ。

よろしく。」

「オレはホールだ、同じ冒険者だ。」

今、俺たちは露天のレストランにいる、彼の奢りだから多めに注文した俺はゆうくりと自己紹介した。そして、

「単刀直入に言う。俺はお前の父さんに剣を一振り作って貰いたいんだ。」

「いいやそれは……難しいだろう。」

「ああ、知っている。そして、お前が聞きたい事なんだが。

悪いけど、すごしお前たちの事を調べた。

先、奴隷の店に入ったのも、その‘いい剣’の持ち主が付いているからだ。

お前がホールだと分かったのも、奴隷商人に聞いだからだ。」急いているので、俺は食べながら喋っていた。

「……そうか。そして、あんたが奴隷商人を切って、奴隷たちを解放したということか。オレが目を覚ました時はもう終わた訳だな。」

「ええ。」

「それで、あんたはなんでうちの店にいるんだよ。」

「ほら、俺は剣を作って欲しいだろう。お前さんの剣を借りって少々嚇かしたから、後で俺の代わりにオヤジさんに謝ってくれないか?」

「そうか、いいけど。しかし、あんた、よくオレのオヤジをあそこまで嚇かせるな。あの手並みといい、あんた、ホントは何者なんだ?」俺を探っていた。

「‘騎士’とかじゃないよ、冒険者だ。」

「……」

「ふふ、すごし調べたと言いただろう。

後、焼肉のおばさんはから、ホールくんは子供の時、騎士になりたいと聞いているんだが、なんで諦めたの?」

「もういいだろう。」

「騎士たちはあの店に目を閉じている。君に味方はいない、そんな事をして、危険だと思わないかい?」

「……知っている。だが、放っておけないだ。」青年は手を握りしめる。

「それでも、街を守りたいか。「ああ」……そう、ならば俺と組まないか?俺が君の味方になってやるよ、先みたいに。」

「!!」

「君もわかるだろう、もうすぐ獣の嵐が来る、この街が持つかどうか分からない。

俺はそれを阻止するための仲間を探している。

君はどう思う、俺と組まないか、‘ソロー’のホールよ。」丁度食事を終わた俺は、正午の鐘の音と伴にもう一度聞いていた。





ホールを仲間に出来た。男を説得するには不本意だが、青年から何かを感じた。

午後からは、金儲けを兼ねた森の調査を始めたいから急いているんだが。

そんなに時間は掛かっていない、シンダの事もあるし、仲間にして損はないはずだ。


と、俺はホールと一緒にギルドに行く途中。

「ん?」誰かが俺の暗示を破って、俺を気づいた。

その誰かが俺とすれ違ってから気づいて、俺を尾行した。

目も、耳も、鼻も、感覚のすべてを集中して奴を観察した。

俺は左目ですれ違った剣士の武器の反射で奴の姿を捉えた。

「驚いたね。しかし、惜しい、間が悪かった!」俺は惜しいかったので、小さな声でネックレスに言いた。

その人は20に届かない女性だった。

フード帽で隠していたが、陰から見えた顔立ちはかなり綺麗で、清らかなの美女と言えよう。‘美味しいそう’な匂いがブンブンする、俺の暗示を破った事もあって、実に‘美味しい’。

もし隣に野郎がいないなら、じっくりとナンパできるのに。ああ、間が悪かった。

欲しかった玩具が手に入れない子供みたいに、俺は少々イラッときて、隣の野郎、ホールを睨んだ。

「どうした?」

「いいや、少々遠回りしよう、あっちだ」と、俺とホールは足を速めて、その女性の尾行を撒く。


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