ギルドのなかで2
その後も、ギルドマスターのリジン・クルストリフの話が続いたが要点すると
剣技を使うのには魔力がいる。
魔法を使うのにも、魔力がいる。
剣技や魔法を新しく覚えるのには、モンスターなるものを倒す必要がある。
俺には魔法は使えないが、妹は使える
しかし妹は剣技を使えないが、俺には使える
っということらしい
そしてモンスターが出るのは基本的に夜で、街のそばまで来ることはあまりないらしい
「こんなところか…本当にお前らは何も知らないんだな…さて、俺はまだ仕事があるので失礼するよ、あとは頼んだよ」
そう言うとギルドマスターは、部屋から出ていった
「お疲れ様です、最後にギルドカードを
再発行して終わります、これに名前を書いてください」
そう言われて目の前に出されたガードに
自分の名前を記入する
「はい、ありが…っとスミマセン名前がよくわからないのですが…」
そう言われて自分の書いた名前を見るが
おかしな所はない
「えっと…どういうことですか?」
男に聞くと
「えっと、名前を言ってください。」
ッといったので
「榊原幸助だ…さかきはらこうすけ。」
「榊原千年です、さかきはらちえ。」
っと言うと男はすらすらとカタカナで俺たちの名前を記入した
「えっと…これでよし…っと、はい、終わりましたよ、これがあなた達の新しいギルドカードです。もう無くさないように気おつけて下さいね。お疲れ様でした。」
っと言われたすると千年は、
「これが有ると何ができるんだっけ?」
っと男の人に聞いた
「はい、このカードは街に入るときに使う
身分証になります。あとはモンスターを倒したら報酬としてお金を渡します。
その倒したモンスターの数だけ経験値が入りダンジョンなどの施設に入る参加証明書になります。」
「ダンジョンって何?」
っと聞くと男は
「モンスターが占拠してしまった古代遺跡などですね…中には強いモンスターがいるので最初の内は、入る人を制限しているんです、まぁ、守らないで勝手に入る人はいますけど…宝に目が眩んだんでしょうね…」
「宝ってなんですか?」
っと千年が聞くと
「何でも願いを叶えてくれる杖や
飲んだだけでどんな人病を治すことができる清水などですね」
何でも願いを叶えてくれる杖だと、
妹の方を見るとちょうど目があってうなずいた
「有りがとう、よくわかったわ…また今度も話を聴かせてくださいね、」
そう言って妹が立つと男が
「あぁ、そうだ、危うく忘れるところだった…はいこれ」
っといって渡されたのは、小さな袋2つ
「この国のお金だよ、ギルドマスターからのプレゼント、大事にしてね」
そう言われて袋のなかを見ると、10円玉みたいな銅貨と百円玉みたいな銀貨が、入っていた
「見たところ、武器も何も持ってないみたいだからって、皆には内緒だってさ、やっぱりギルドマスターはかっこいいね。」
そのあと、騎士の人にお礼を伝えるようにゆってギルドを出た
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