ギルドのなかで
「ようやく…到達か…」
「疲れた……」
先程歩いて来た道には入り口はなく壁に矢印で入口のむきを示す標識がありその方向に向かって壁沿いに歩き続けた
「しっかし…四十五度ぶん歩いたんだよな…遠いぞこれ…」
「だけど、入口はもう見えてるよ!!あと少しだね」
ついに壁のような物体の入口に着いた
「門だな、これは完璧に」
「そうだね、門だね」
門のすぐそばまで来ると鎧を着た人が歩いて来た
「やあ、遠路はるばるようこそ!!久しぶりの
冒険者だね。こんなド田舎の町メープルタウンへ、早速だけどギルドカードをお願いします」
まてまて、なんだギルドカードってのは…
っていうかおもいっきり日本語だと
「えっと…私たち、ギルドカードは持ってないんですけど…」
すると男のひとは
「ギルドカードを持ってない?おかしいなぁ…町から出るのにはギルドカードがいるんだか…」
どうしよう……おもいっきりうだがわれてる…仕方がない
「えっと…ギルドカードを、二人してなくしてしまって…」
すると男のひとは苦笑いをしながら
「あぁ…そういうこと…まぁよくあるよね
今までのひとにもそういう人がいたから…
でもそうなると一度ギルドに確認してもらおうついてきて…あぁ、何かの犯罪者じゃないかの確認だから安心して」
そういうと男のひとは、頭の上で手をくるくると回すと、木で出来た門があいた
「こっちこっち!!早く入って~」
男の人に促されて門をくぐると街が見えた
「大きいな…」
すると男のひとは苦笑いをして
「王都に比べたら大きさは10分の1もないよ…」
そう言いながら歩くと大きな建物の前に着いた
「ここが、メープルタウンのギルド支部だよ、とりあえずここで確認してもらって
ガードの再発行をするよ、カードのランクはまたGランクからだけどね」
扉から入ってすぐのところの部屋に案内されたらその真ん中に水晶があった
「この水晶に触れてね。」
二人で触れるとしばらくはなにもなかったがそのあとすぐに青く光った
「はい、お疲れ様でした。」
「これで失踪終わりなの?」
千年が聞くと
「あとはギルドカードの再発行だけだよ
それはギルドマスターじゃないといけないので少々お待ちを」
そういうと男のひとは部屋から出ていった
「よかったね…無事に人がいて…」
「そうだな、ちゃんとこの世界にも人がいたんだな…にしてもこの姿なのに全く驚かれなかったな」
男のひとは俺たちの姿を見ても全く驚いていなかったすると扉から大柄な男の人が
「待たせたな、これからスキルの確認をするぞ」
訂正があったら教えて下さい。
お願いいたします。