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第8話【残り337日:増やせ可愛さ】

第8話【残り337日:増やせ可愛さ】


秘密基地。

マサオはヒレを組み、重々しく頷いた。


「ヒヨコが可愛い理由は分かった」

「うん」

「数だ」

「違う」


プロジェクター起動。

スライド① 可愛い=ヒヨコ

スライド② ヒヨコ=複数だと尚強い

スライド③ 結論:増やす


「こういうことだな」

「違う」


「卵を手に入れる」

「急に現実的になったな」

「ニワトリからは無理だ」

「ん?」

「あと3個はいるな」

「やめろ」

「5羽組ユニット作るぞ」

「やめろって」

「アイドルとして売り出す」

「何がしたいんだよ」


――


理科準備室。


「ここにあるはずだ」

「何が」

「卵だ」

(なんであると思った)


ガチャ。

中には骸骨模型。


「ギャァァァァ!!」

「なんで驚くんだよ」


――


購買部。


「卵ください」

「普通に買うな」

「これで孵化するか?」

「しないね」


マサオ、卵を見つめる。


「・・・温めればいけるか?」

「いけないよ」


数分後。

秘密基地。

卵を3個並べる。


「おい待て」

「・・・静かにしろ」


マサオ、真剣な顔。

卵の上に座る。


「・・・今、命が始まる」

「始まらないよ」


数時間後

「・・・生まれてこないぞ」

「そうだろうね」

「何でだ」

「ピヨ」


ヒヨコ、卵をつつく。

コン。コン。


「やめろぉ!!」


マサオ、慌てて庇う。


「まだ赤ちゃんだぞ!!」

「違うから」


――ピキッ

「え」

「え?」

「待て待て待て!!」


中から出てきたのは――

ゆで卵。


「なんでだよ!!」

「そりゃそうだろ!!」


――残り337日


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