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第7話【残り338日:ヒヨコ無双】

第7話【残り338日:ヒヨコ無双】


その時。

ヒヨコたちが廊下をぴょこぴょこ進んでいく。


「ピヨピヨ」

「あ、おい」


マサオ、こっそり追う。

曲がった先の廊下。

マサオには衝撃の光景みたいだ。

ヒヨコたちの周り――女子生徒の人だかり。


「かわいい〜!!」 「癒される~!!」


「・・・反応が違う」


マサオ、固まる。

ヒヨコ、女子生徒の指につんつん。


「ピヨ」

「やばい尊い・・・」


女子生徒たち悶絶。

マサオ、ガックリと座り込む。


「なんでだよ・・・俺と何が違うんだよ」

「全部だよ」


マサオ、双眼鏡を取り出す。


「観察だ・・・」

「やめなよ、その顔」

「・・・動きが遅い。鳴き声が小さい。無害そう」


分析、メモを取り始める。

僕は少しだけ笑った。


――


数分後。

マサオ、再登場。

動きが超スローモーション。


「・・・ガァ・・・ガァ(小声)」


女子生徒たち。


「・・・なんか怖い」


終了。

ヒヨコ、ついに手に乗る。


「ピヨ〜」

「きゃーーーー!!」


歓声。

写真大会が始まる。


「・・・もういい」


人だかりに背を向ける。


「俺は“可愛い”を捨てる」

「え」

「力で行く」

「方向性!!」


ヒヨコたちを回収、抱えて走り出す。


「よし決めた」

「え、何」

「ヒヨコを増やす」

「やめろ」

「戦力だ」

「何と戦うんだよ」

「増やすぞぉぉ!!」

「やめろって言ってるだろ」


――残り338日



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