表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/32

24

「え?それで、植物の操作を二日も経たずにマスターしたの?」

「そうなのよ、ハピの吸収力は異常だったわ…。」

「残りの時間は何をしていたの?」

「植物を使った攻撃の応用を試したいって言ってたけど…何をしていたかは見ていないわ。姉さんが離席しているから、心配しているエルフたちの相手で忙しくて。」

「あぁ、それはごめんなさいね。」

「そろそろ、出発する予定だが。まあ出発と言っても転移魔法でアジトまでひとっとびだが。」

「早く行くぶんには問題ないはず。行きましょう。」

「では、行ってきます!」




「来てくれたね。では、行こうか。」

「どうやって侵入するんですか?」

「侵入?そんなことはしない。正面突破だ。」

「ああ、リン、この人達が協力者だ。皆、こいつはサンライトの主人、リンだ。私が精神教団側のリーダーで、リンが獣王教団側のリーダーだ。」

「皆、よろしく。もう一度言うが、正面から突破する。奴らの本拠地を叩く。潜入中に奴らの教会の裏に転移ゲートを仕掛けておいたんだ。火属性魔法で行き来できる。それと、敵の情報を教えておく。サンライト、頼む。」

「ああ。まず、王神教団には24人の幹部が居る。アルファからオメガまで24人。その中でも上位三人、カイ、プサイ、オメガは屈指の実力者だ。逆に言えば、それ以下はモブだな。」

「そういえば、アルファから6人は捕らえましたね。」

「そして、奴らの教祖…グレムリン。正直、こいつについての情報は全くないと言ってもいい。一度も俺たちの前に姿を現したことがないからな。」

「そいつを正面から倒して魔王の復活を阻止する、というわけか。勝機はあるのか?」

「カイはこちらで倒す。プサイはそちらに任せる。オメガはそれぞれから戦力を投入して倒そう。」

「私がカイを殺る。奴の弱点は把握済みだ。エルはオメガの討伐に向かってくれ。」

「分かった。そちらからは誰が行く?」

「僕はプサイを倒しに行こう。タロウ君はエルさんとオメガ討伐へ向かってくれ。」

「はい、分かりました。」

「マスター、我はどうしたらいいですか?」

「ムーンライトは、ローズさんと一緒に教祖を探してくれ。」

「はい、了解です!」

「いいの?私にそんな大役を任せて…」

「信用していますからね、貴女の事は…。」

「ルード君、一人で大丈夫なのか?プサイは相当な実力者だが…。」

「きっと、イケますよ。僕を侮らないで下さい。」

「自信があるのか。まぁ、任せるよ。」

「それで?その三人はどんな戦い方をして来るんですか?」

「カイは強靭なステータスで戦う武闘派。魔力は低いが、魔法耐性のスキルを持っているから魔法も効きづらい。だが、俊敏性はそこまで無いのが弱点だ。私の手の内は奴に見せていないから、一方的に勝てるだろう。プサイは闇属性の魔法を組み合わせて相手の動きを封じて、そこに即死級の大魔法を撃ち込んでくる。だが、それを耐えきれれば奴に手はもう無い。そしてオメガだが…攻撃防御魔法俊敏、どれをとっても一級品。この前Lvを見たら180程だった。多彩な技で攻めてくるが、固有スキルは経験値ブースト系なので警戒しなくていいのが幸いだな。」

「エルさん、Lv162でしたよね。俺もそのくらいです。勝てない相手ではないですが…。」

『そこを集中的に見た方が良さそうね。最悪、【スワップ】で入れ替わるよ。さっきデバフも解除されたし。』

「怪我治ったんですね、良かったです!」

『あのアーティファクトには感謝ね。つけてる間は少々、動きづらかったけど。』

「あれは傑作品だからね。力が抑制されるデメリット効果はどうしても削除できなかったけれど。」

「ハピが万全ならもう恐れることはないだろう。それで、いつ攻め込むんだ?」

「奴らが礼拝…という名の、邪気集めをしている日没の時間。そこで攻め込む。」

「一網打尽にしてやろう。それまで、しばしの休憩だ。」




「では、ゲートを開く。準備はいいか?」

「OKです!」

「こちらも準備万端だ。」

「よし、いけるぞ。」

【エルはTPを1000消費し、フレアを放った!】

【隠されたゲートが現れた!】

【転移ゲートが作動します】




「よし、着いた。ここからは慎重に行動しよう。」

「…もう、見つかってる。」

「もうバレたのか!?くそ、不意を衝く予定だったのに。」

「発見した奴は何処だ?射抜いてやる。」

「その石像の方向から左に1/8周、水平方向よ。」

「了解した。」

【ルードは「サイレント・スパーク」を使った!】

【クリティカルヒット!】

【ニューに284421ダメージ! 0/74000】

「…間に合ったか?」

「取り敢えず、当初の予定通り行きましょう。カイは2階の大部屋に居る。行けば分かるはず。プサイは玄関…というかこちらへ向かっているわね。やはり報告が入ったみたい。オメガは地下室に居る。地下へは1階奥の下り階段から行けるわ。」

「把握した!では、解散!」




「…リン、何故オイラに攻撃する?」

「…すまないな…私は…」

「リン、オイラ、何か君に嫌われるようなこと、したか?」

「…していない。だが、私は、獣王教団の代表として、今、ここにいる。カイの存在は、邪魔なんだ。」

「…裏切ったのか?それなら…オイラ、リンのこと、殺さないといけなくなる…」

「……私がお前を殺すことになるだろう。もう、勝負は見えている。だが…お前は、せめて私の手で楽にしてやろうと思ってな…。」

「同じ釜の飯を、食った仲間の、リン、本当はオイラ、殺したくない…これは。仕方がないのか?オイラ達、もっと仲良く出来たんじゃないか?」

「泣くなよ、カイ。お前との時間は、正直、私も楽しかった。だが…お前たちの目的を果たさせるわけにはいかないんだ。すまない…」

「これが運命なのか?運命…誰がそんなもの、決めるんだ?悪魔か?」

「…」

「オイラ、こんな運命を創った奴、絶対に許さない。」

「…」

「オイラの手で…リンを殺さなきゃいけない、そんな運命を創った奴なんて!魔王様を復活させ!滅ぼしてやる!!!」

【カイはTPを200消費し、ビーストパンチを繰り出した!】

【リンに11043ダメージ! 121957/133000】

「悪いな…その技は、対策済みだ。…別れの会と行こう!」




「貴様、一人か?仲間がいたはずだろう。」

「仲間?そんなもの知らないな。僕は一人でここに来た。」

「ニューから報告が入ったんだ、十名弱の敵襲があったとな。最も、その報告の通信は途中で途切れてしまったが。」

「…」

「まぁいい、お前から始末してやろう。誰にも、魔王様の復活は止められない!」




「居た。あいつがオメガだ。」

「俺が先にデバフを掛けておきます。エルさんは、モンスターで攻撃を仕掛けてください!」

「ああ、分かった…」

【エルは「キメライオン」を呼び出した!】

【エルは「ゴーストフォックス」を呼び出した!】

【タロウはTPを200消費し、アーマーブレイクを唱えた!】

【オメガの防御力が33%ダウン!】

「…来たか。防御力ダウンとは、舐められたものだな。私を警戒するなら、まずは攻撃力から奪うべきだった!」

【オメガはTPを500消費し、ドリルパンチを放った!】

【キメライオンに72933ダメージ! 327067/400000】

「くっ、キメライオン、耐えてくれ!」

「援護します!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ