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INSTANT MORNING

作者: 朝永有

この夜が終わるのはいつだろう

行きつけの店だってもう眠っている

踏み切りの表示は同じ言葉を

点滅させては夜に同化した


終わりを超えた所にいる

その自覚は今覚えたような気がする

見上げればいつもより西の方に

欠けた月が傾いていた


無造作に置かれた洋服

カゴの中で眠るタオル

全てを朝に投げつけよう

いつだって期待はしている


彷徨えるのならそれだけで構わない

まだ時間が残されていると

少しは思えるから

生きることを旅と例える人たちに

その道が帰り道になっていると

伝えてやりたいな


もうすぐ日が昇るのかな

太陽にはまだ会いたい気分じゃない

読んでいただき、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] こんな素敵な文章、わたしもかけるようになりたいな
2019/08/25 12:02 退会済み
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