休日と夕焼けとメルト
疲れてしまった連日から
早く離れようとして
自分の場所に辿り着いたら
優しく包み込む布に囲まれ
一人、死んだように眠りたい
そうして、時計を視界から遠ざけて
眠り姫になって落ち続け
気が済むまで眠り
夢の世界で生きようとした
しかし夢も見れず
意識だけ離れる闇の世界
何も感じずにただ目を閉じて
何かを信じるようにして
頭痛がしても眠り続ける
飽きるまでずっと続けては
これでもかと時が経って
目を覚ます
切り離した時計をぼうっと見詰めると
午後の5時過ぎ
閉め切った暗闇の中
なんとも言えない孤独感
訴えかける頭痛
それに伴う眩む視界
晴れやかなの休日を無駄にした少しの後悔
そして虚無感
全て混ざり合い
一筋の雫が頬を伝う
厚い膜の隙間から漏れた 僅かな光を辿り
ふらふらと窓辺に寄って
硝子越しの世界を覗くと
あたりは濃い空色と
緋色と金色の混ざった大気が
ただ悠々と広がっていた
陽が溶けていく
私の休日を溶かしていく
心は冷え切っていたというのに
目元が熱くなり
何かが溢れては零れ落ちていく
どうか、夕焼けと共に
私の中の
孤独も
虚無も
疲労も
苦痛も
疎外感も
嫌悪感も
後悔も
消えて欲しい、何もかもを
溶かしてしまえ
あんな風に美しくは 溶けないけれど
休みの日、普段の疲れから眠って、気付いたら時間を無駄にしてしまった……そんなことありませんか?
私はあります。昨日がそうでした。
土曜授業で午前中に学校があって、帰宅後すぐ寝て、気付いたら夕御飯の時間でした・ω・`(笑)
こんなことから生まれた詩です。
詩の主人公は、寝過ごした以外にも、何かあったんでしょうね。
ありがとうございました。




