歌詞その4☆
注意:『両声類だった俺は両性類にLvUPした』の進行で重要な要素を含んでいる可能性があります。
鼓草
今日道の端に見つけた 小さな小さな鼓草
「君に似ているね」なんて 言って見たけれど
君は頬をふくらませて 「鼓草って何よ」
「タンポポだよ」と教えてみると
君はますます怒って そっぽを向いてしまった
桃ではなく 桜ではなく 目立たないかもしれないけれど
チューリップや 梅のように 人の目には止まらないけれど
それでも 道の端 力いっぱい咲くタンポポは いつも頑張っている君のようだから
やっぱり僕は タンポポを見るたび君に伝えるだろう
僕が伝えたいことが伝わるまで
道の端君が立ち止まってた 眺めていたのは鼓草
「可愛いよね」なんて 声をかけてみると
君は少し驚いて 「タンポポの事?」
「それは内緒」と答えてみると
君は「教えてよ」と 覗き込んできた
目に映る 小さい君は タンポポみたいに可愛くて
だけどその 笑った顔は 向日葵のように明るくて
道の端 タンポポを 眺める君にはもしかして 僕の気持ちが伝わったのだろうか
タンポポのように 健気に頑張る君に僕が元気を貰うこと
君をこんなに好きな事
鼓の読みは「つつみ」じゃないので気をつけてください。
作中では鼓の為に稜子が作った曲って事になっています。
この作品も一番しか(ry
こうやって見ると本当にちゃんと書ききった歌詞って少ないなと思いますね。
ここでいう話でもないかもしれないですが、多くの場合最後にサビを一回ずつくらい繰り返すといい感じの長さになるんじゃないでしょうか。
鼓は友人に名前を付けて貰ったのですが、この歌詞の中にはその友人が鼓に対して使った言葉がいくつか使われています。