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無限大の航路

作者: 尚文産商堂

実家が消えた。

まあ、実家といっても、星一つ丸々消えたわけだから、それどころの騒ぎじゃないわけだが。

消えた原因も、近くを通っていた大艦隊の邪魔だからという理由だという、もうそこを恨むしかないという内容だ。


ただ、なぜか俺にとっては、特に何かそんな悪い感情が湧き出ることはなかった。

なぜかは知らない、少なくとも、家を出ていきたいと思っていた俺にとって、そんな足枷が外れて自由になったということの気持ちのほうが強かった。

俺は消えた時には出稼ぎ目的で別の星系にいた。

おかげでニュースを見ただけで、俺自身は特に何かあったわけじゃなかった。

まわりもそこの出身だということを知っていたので、この日を境にとてもやさしくしてくれる。


そんなこんなで、金をためて自分の宇宙船を買うこと、これが今の目標だ。

それのために、もっともっと金をためていく。

そして、いつの日にか、大艦隊を率いて貿易会社を作る。

それが未来の目標だ。

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