いつも優しいあなたへ
いつも、ありがとう。
私が落ち込んでいたら いつも励ましてくれた
他の誰かが落ち込んでいても いつもみんなを元気づけてくれた
あなたの前を向く姿に憧れて いつの間にか私も顔をあげてた
その優しさは 私だけのものじゃない ちゃんと分かってる
言い聞かせていたはずなのに それでも
気がついた時はもう手遅れだった
勘違いでもいい 自惚れでもいい 錯覚でもいい
あなたが好き 大好き
だって あなたを思い浮かべると
胸の真ん中がじんわりと暖かくなるの
優しくしてくれるなら 誰でもいいなんて意地悪 言わないで
あなたが落ち込んでいたら いつも私にそうしてくれたように
励ましてあげたい 優しくしてあげたい
だけど ちっとも上手くできなくて
なのにあなたが私以外の誰かの言葉で元気になるのが悔しくて
あなたが笑顔でいてくれたら それだけで嬉しいと
そう思っていた私はどこにいったのかな
すごく わがまま 言うとね
もしも 叶うのなら
私だけに優しくして欲しい
私だけがあなたを癒やしてあげたい
けれどそれは 広い世界を自由に飛び回るあなたを
鳥籠の中に閉じ込めるようなもの
お願い 黒く滲まないで 綺麗な私でいたいの
あなたにたったひとつ誇れるものがあるとしたら
それは 純粋なこの片想いだけだから
あなたが好き 大好き
あなたの事だから 私の気持ちなんてとっくに知ってるよね
私に優しくしたこと後悔してる？
運命の人じゃなくてもいいの
特別なんかじゃなくてもいい
ただ あなたとの何でもない「今日」がずっと続きますように
だけど もしも ほんとうに叶うのなら
一度だけでいい あなたのその優しい手で
強く 強く 抱きしめて
たったそれだけで 私 生きていけるから
うそだけど ほんとうよ
