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アルティメイトの紋章  作者: 柳生 叶
14/15

タリス共和国上空

キュウが突然、

「なんだ、あれ?

ダン、甲板に変な物がいるよ!この僕がきづかないなんて、なんてことだ。ただの魔物じゃないよ。」

ダンは、

「あいつが集落を襲ったやつかもしれない。俺がいく。ザイケン、操縦頼む。」

キュウが、

「僕も行く。あいつ、かなり危険だ。」

ミレニーも、

「私も行くわ。銃には自信があるからね。」

ダンは、

「2人とも頼む。ザイケン、リーダ、サーシャを頼むぞ。」


ダンたちは甲板に出た。

そこには悪臭を放つ魔物がいた。悪臭のもとは魔物がまとっている集落の人々の皮だ。

おぞましいその魔物は人の形をしている。ただ口は耳までさけ、目は黄色く光り、爪はナイフのようで、悪魔のようだ。

キュウは、

「デーモン野郎、勝手に乗ってるんじゃない!殲滅する!」

ミレニーは、

「私の弾丸避けれないよ。覚悟しな。」

ダンは、

「集落の人々に償ってもらう。」


するとデーモン系の魔物は妖気を放ち、それを爪に宿し攻撃してきた。


ダン、キュウ、ミレニーは散開し、3方から攻撃を開始した。

ダンはゴッドブレスを唱えながらオリオンを振りおろした。

キュウは気をためて、回し蹴りを。

ミレニーは聖なる弾丸を連射。


デーモン系の魔物は少しだけダメージを受けたようだが、決め手にはならなかった。


キュウは、

「これならどうだ!」

と、聖なる夜明けを発動。一気に放った。

ミレニーは、聖なるバズーカを放ち、

ダンは、奥義アレキサンダーの光陣を唱えながらオリオンを突き刺した。

デーモン系の魔物は断末魔の叫びをあげながら、消滅した。

魔物のいた場所に怪しい石が残っていた。

ダンはキュウに石の解析を頼んだ。ヴァイラス帝国の紋章がしるされていたからだ。


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