タリス共和国上空
キュウが突然、
「なんだ、あれ?
ダン、甲板に変な物がいるよ!この僕がきづかないなんて、なんてことだ。ただの魔物じゃないよ。」
ダンは、
「あいつが集落を襲ったやつかもしれない。俺がいく。ザイケン、操縦頼む。」
キュウが、
「僕も行く。あいつ、かなり危険だ。」
ミレニーも、
「私も行くわ。銃には自信があるからね。」
ダンは、
「2人とも頼む。ザイケン、リーダ、サーシャを頼むぞ。」
ダンたちは甲板に出た。
そこには悪臭を放つ魔物がいた。悪臭のもとは魔物がまとっている集落の人々の皮だ。
おぞましいその魔物は人の形をしている。ただ口は耳までさけ、目は黄色く光り、爪はナイフのようで、悪魔のようだ。
キュウは、
「デーモン野郎、勝手に乗ってるんじゃない!殲滅する!」
ミレニーは、
「私の弾丸避けれないよ。覚悟しな。」
ダンは、
「集落の人々に償ってもらう。」
するとデーモン系の魔物は妖気を放ち、それを爪に宿し攻撃してきた。
ダン、キュウ、ミレニーは散開し、3方から攻撃を開始した。
ダンはゴッドブレスを唱えながらオリオンを振りおろした。
キュウは気をためて、回し蹴りを。
ミレニーは聖なる弾丸を連射。
デーモン系の魔物は少しだけダメージを受けたようだが、決め手にはならなかった。
キュウは、
「これならどうだ!」
と、聖なる夜明けを発動。一気に放った。
ミレニーは、聖なるバズーカを放ち、
ダンは、奥義アレキサンダーの光陣を唱えながらオリオンを突き刺した。
デーモン系の魔物は断末魔の叫びをあげながら、消滅した。
魔物のいた場所に怪しい石が残っていた。
ダンはキュウに石の解析を頼んだ。ヴァイラス帝国の紋章がしるされていたからだ。