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みんなで海に行こう!

エリザさんの思いつき2!なのです☆

「突然だけど、みんなで海に行きましょう!」

「…………突然、何言ってるんだ?」

「また、エリザさんの思いつきだよ。 まあ、見てる方は楽しいけどね」


洋館の広間で涼しい思いをしている秀久達に突然、声がかかる。

それを聞いて呆れたような視線を送る秀久と苦笑を浮かべる澪次。


「おかん、それはいきなりすぎやろ」


さすがの深紅も呆れた様子でそう告げた。


「…………(うんうん、かなり突然すぎだよね)」

「まあ、エリザさんだから仕方ないだろ」

「うふふ♪ エリちゃんらしいわね~♪」


深紅の言葉に同意するように頷く芹香。

話を聞いて苦笑を浮かべる龍星の隣でにこにこ笑顔の美桜。


「み、水着を選んでないのにそれは無理だと思うんですけど」

「ひばりちゃんの言うとおりだよ」

「そ、それに水着をし、新調しないといけないでしゅし////」


ひばりはこばりを膝のうえに載せつつ言うとつぐみも同意するように告げる。

みなもがもじもじしながら顔を赤らめて言う。

視線はあるひとりの存在へと向けられていたりするが。


「安心して、私が調達してきてあげるわ!」

「いや、持ってくるのはメイド達やからな?」


エリザがにこにこ笑顔で言うと深紅はぽつりとつぶやいた。


「でも、最近暑いしたまにはいいと思うよ?(僕は入らなければいいし)」

「やで!」


澪次は深紅を見つめてそう言うとみっくーが飛びついて菱形の容器を取り出すと手にこぼし、それを澪次にぬりたくる。


「もちろん、澪次くんも楽しめるように特性のオイルを用意したから楽しめるわよ」

「え、あの……そんなのないと思うんだけど(汗」


にこにこ笑顔でエリザが言うと困惑したような表情を浮かべてみっくーをそのままにしている。


「よかったね、兄さん♪」

「まあ、なんかしらんけど。 よかったな、澪次」

「あ、あはは。 そう、だね」

「やっでやっで!」


レイナはにこにこ笑顔で声をかけ、当夜はわからないようだがそう澪次に声をかけた。

苦笑を浮かべて頷く澪次と一生懸命にオイルを塗っているみっくー。


「せりかっか~♪」

「あ、せりかさんもくわわった」

「これでさらに澪次が憂いを抱くことはなくなったな」


みっくーに続くように澪次に向かうせりかさん。

それを見てつぐみが言うと龍星は笑みを浮かべて言った。


「とにかく、水着を選んで全員で海にいきましょうね☆」

「で、でも……」


エリザがそう笑顔で言うとひばりは躊躇している様子だ。


「ひばりちゃん、エリザさんになにを言っても無駄だよ。 ここは諦めて受け入れるしかないよ」

「なんか、達観しているけどなにがあってそうなったの!?」

「し、しかもかなり遠い目していまひゅ!」


そこへつぐみが来て肩に手を置いて言うと驚いたように言うひばりとみなも。

本当に彼女になにがあったというのだろうか。


「うふふ♪ 車ならおばさんもだしてあげるからね~♪ つぐみちゃんの水着は選んであげるわね~♪」

「…………(ずるい! わたしもつぐちゃんの水着を選ぶ!)」


にこにこ笑顔で会話に参加する美桜と対抗するように言う芹香。


「じゃあ、ひばりのはあたしが選んでやるか☆」

「綾香、なに言ってるのさ(汗」


綾香がそう言うと呆れたように言う鷹久。

まあ、お祭りなどイベント系は彼女が好き行事なのでそういうことは鷹久にはわかりきっていたことだが。


「い、いいよ! 自分で選ぶし」

「遠慮すんなって☆ バッチリいいもの選ぶからさ!」


慌てて遠慮するひばりに綾香は笑顔で親指を立てて笑う。

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