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いろいろなカップリングを挙げてみた!

「いきなりの出だしは私かぁ。 ……私の場合はヒデくんと秋斗くんと雷兄かな?」

「平川くんはどうなのさ?


つぐみは思い出すべき人を述べていくが、ひとり忘れているのではと響が割り込む。


「えー、兼人はありえないんだけど」

「本人がどう思うと痴話喧嘩してるようにしかみえひんって」


つぐみが困ったような顔で言うと深紅は苦笑しながら言う。

本人自覚なしということだろう。


「深紅ちゃんは光一くんに夜瀬くんに火鳥先輩に当夜くんだよね

こうなるとすごい人気だよ!」

「そやな、ひばりは和明やろうけど。 わっちも人気になれて嬉しいで」


ひばりはにこにこ笑顔で言うと深紅は否定せずに答える。


「綾香ちゃんは鷹久くんだね!」

「いやいや、ないからそれは」


つぐみが笑顔で言うと綾香はすぐに否定する。

まあ、イトコだった期間が長かった為に色恋には見れないのかもしれない。

それはつぐみにもいえることであるが。


「夏目のような関係ってつぐみにも言えるよな。 そんな関係」

「兼人は違うよ。 フジくんてばなんど言ったらわかるかな」


富士也がそう言いながら紅茶を飲み干す。

つぐみは呆れたように富士也をみるが彼はなんの変化もなし。


「ひびきんの場合はりゅうがっちとかとりんだねん」

「うん、ボクは深紅よりはそんなに人気でひっぱりだこじゃないけどね」


クリスは響を見つめて言うと彼女は笑顔で話す。

深紅よりは人数は少ないことを笑って言ってのけるほど気にしていないのだろう。


「逆にクリスさんは光一くんだよね」

「うんうん、光一くんが振り回されることが多いけど」


ひばりとつぐみはクリスを見つめて相手を述べる。

クリスと光一という組み合わせもなかなか良くて見ていてなるほどと言いたくなるほどと、言いたくなるのである。


「ハいハい! ワたシはヒデなノでスよ☆」

「あ、うんそうだね」

「げ、元気いっぱいだね、明香ちゃん」


手を挙げてアピールする明香に苦笑を浮かべるつぐみ。

そんな彼女を見ておなじく苦笑を浮かべるひばり。


「みなもちゃんはヒデくんと光一くんだね」

「ふえ!? え、えっとその////」


つぐみはにこにこと笑いながら言うとみなもは慌てて顔を赤らめる。


「ていうか、俺以外の男子モテすぎだろ!? なんで俺はモテない!!」

「まあまあ、落ち着いて。 いつか素敵なひとにめぐり合うって」


うがーと叫びそうになりながら言う富士也。

見た目からして不良チックな彼に近寄る女子生徒はそうそういないのかもしれない。

そんな彼をなだめるのは富士也のイトコでもあるつぐみだ。


「今まで述べてきた中ではわっちの方がカップリング数が多いんやね」

「それだけ絡みやすいってことだよん」

「それはクリスもだと思うよ」


深紅はメモしながら言うとにこにこ笑顔のクリスと響も楽しそうな笑みを浮かべている。


「トこロでコれは何カ意味ガあルんデすカ?」

「多分、ぶっちゃけ思いついた内容なんやと思うで」


明香の疑問に深紅は苦笑いしながらつげる。

ぶっちゃけていわれてしまうとなんともいえない空気が流れる。


「あ、フジくんには結ちゃんか朱鷺乃ちゃんがいるよ!」

「まあ、その親子とは組み合わせられていることがあったな」


つぐみがにっこりと笑っていうと落ち込んでいた富士也が顔を上げる。

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