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生まれ変わったら○○の妖精になっていた!? 転生前!

どうもみなさん、獣が大好きなさやかです。

いや、エルフもドワーフも好きですけど、一番は獣人ですね!

あの獣耳と獣尾をもふもふしたくなりますからね。

どれだけ、モフモフしたいかというと「おい」なんですか!

いいところなんで邪魔しないでくだ「静かにしろ」はい……。


「なんで、転生者全員が獣好きなんだよ!? いや、ひとり?違うような気もするが。 

それで、しかも担当は俺だしよ~っ」


なにやらグチグチいってらっしゃいますね。

どうされたんでしょうか?と思いながら隣にいる同じ境遇の人をみます。

とはいっても親友さん達なんですけどね~♪

揃いも揃って死ぬってどんだけ~!って感じですよ。

まあ、これも可愛い犬や猫達のためだからしかたないですよね、うん!


「決めた! お前ら全員妖精族にしてやる! 拒否権はないからな!

俺だけむちゃぶりされているんだからこれくらいは許してもらわないと!

てか、死にすぎだろ!? 本来は死ぬはずのないやつらばかりじゃねーかよぉっ!」


なにをおっしゃいます!

犬や猫さんが死にそうなときに我が身など見捨ててでも助けに向かうべきでしょう!


いやいや、わたしはたまたまだし。


わたしもそうだし。


わ、わたしもその、たまたまという感じで。


「いや、お前ら全員獣好きだろ、魂の情報にかいてあるからな?

断言する奴のぞいて、視線をそらすなよ」


その一言でみなさんの視線がおよいでおります。

てか、あなた誰ですか?


「あ?そっちからかよ。 よくいう神様だよ」


what?


「なんでそこで英語なんだよ。 本当だって自称でもなんでもねーから」


hahaha! んなわけ「二回も言わすな」……はい。


「さて、そろそろ本題はいるが。 お前ら全員は本来は死ぬはずがなかったやつらだ。

それをどうしてか死ぬことになった、きちんと見ていたのにもかかわらず死ぬって、どんだけ不幸なんだよ」


と、呆れたように神様はこちらを見ております。

確かに生まれてからこの方不幸なことばかり起きていて、幸せがこなかったですね。


「本来ならそのまま生きていたらお前ら幸福の絶頂にいけたのに」


なんですと!?そ、そんなバカな!


「いや、本当だから。 人によって幸福の基準値と不幸の基準値は設定されているからな

この場合お前らの不幸値はかなりのものだったということだ」


じゃ、じゃあ……植木鉢が落ちてきたのもその影響で?


「そうなるな。 この場にいるやつら不幸大爆発なみの人生を過ごしていたようでなんともいいがたいよ」


ショックが大きすぎるよ、それ!!


「だから、いったろ? 誠に残念すぎるって! そんなわけだからお前らを転生させる!

んで、特典もつけちゃる! なにかないか?」


と、神様は私達に向けて聞いていた。


う~ん、あるとしたら肌の手入れが必要ないくらいというのとやはり親兄妹と仲良く長生きしてもらいたいくらいしかないかも。


「お前ら欲なさすぎだな。 ま、だからこそ魂が綺麗なんだろうけどな」


聞きますけど欲があまりあるほどのかたっていました?


「お前らの前のやつは特にそうだったな、 そのくせお前らは違うから拍子抜けだぜ。

まあ、いいや……なら俺がそれ以外は勝手に決めて世界はファンタジーでいいな?」


はい、それで構いません!


私以外の人もいいらしく文句もないらしい。


あの、わかりきってはおりますが……もとの世界には


「あー、わりい。 それは神様の掟に反することだから無理なんだ。 だから、転生して今度こそ長生きしてもらいたい! んじゃ、もうここに帰ってくるなよ?」


そう神様が言うとこの場にいた私達の意識は遠のいた。

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