ぷちとお正月と初詣?
初詣イベントにしまひた
つぐみ達はぷち達を連れて初詣に来ていた。
ちなみに女性陣は振袖で男性陣は陣羽織に紋付袴である。
ぷち達もぷち用の振袖や紋付袴を着ているのだ。
「みゅ~♪」
「ひよ~♪」
楽しく手を繋いで歩いているこばりとつぐぴょん。
とても良い光景といえるだろう。
「うわ~……人が多いね」
「うん、これじゃあよく見えないかも」
つぐみとひばりは初詣にきた神社の前で多い人数に驚いていた。
あんまり見えないというのが大きいだろう。
「こんなに人がおおいと足元にも注意しないといけないね」
「そうだな、みなもは特に気をつけろよ」
みなもはピンク色の振袖姿で、周囲を見渡している。
そんなみなもに注意するように声をかける秀久。
「それは秀久にもいえるよね」
「そうだよね、秀久は特に不憫が多いし」
「新年そうそうそんなことはならないやろ」
澪次とレイナは苦笑しながらつぶやいた。
こちらも振袖に紋付袴である。
ちなみに深紅も苦笑しながら言っている。
「つぐみにひばり、こうすればみえるんじゃないか?」
「「わひゃあ?! ちょ、ちょっと待って~!」」
龍星に両肩に載せられるひばりとつぐみ。
ちなみに二人が落ないように気をつけてのせている。
確かにそうすることで見えはするが、目立つことになるので恥ずかしそうにうつむいてる。
「…………?(つぐちゃん、ひばりちゃん。 どうかな?見える?)」
芹香が真下から声をかけている。
彼女もそう身長が高くないのでよくわからないのだ。
「み、見えはするけど////」
「うん、恥ずかしいよね///」
と、頬に朱を散らせて恥ずかしそうにしているひばりとつぐみ。
「おーし! 行くぞ!」
「ちょ、綾香! その姿でつっこんじゃ駄目だよ!」
見えないことに業をにやして突撃する綾香を見て慌てて追いかける鷹久。
「ここまでとはすごいな」
「そうだね、ここまでひとごみなんてね」
カイトとミリアはつぐみに誘われて神社に来ていた。
こちらもみんなと一緒に初詣ルックである。
「わんわん!」
「みにゃ~!」
カイワンとミリニャンは道をあけてほしそうにお願い声をかけている。
それに気づいて道をあける客の人たち。
多分、ぷち達の愛らしさによるものだろうが。
カメラをかまえてここにいるぷち達の写真を撮り始める。
「やで~♪」
「わきゅ~♪」
「かっか~♪」
「ふんぬぅ!」
みっくーはしろしろを背負って歩き出す、それに続いてせりかさんとりゅーさんも続く。
まるでモーゼの十界のような光景だといえよう。
「す、すごいね……あれは」
「う、うん……これもぷち効果なのかな?」
「間違いなくぷち効果だろうな」
「………………(すごいね、みんなぷちに夢中だよ)」
つぐみとひばりは呆然と呟き、龍星は苦笑し芹香はにこにこ笑顔である。
「わうわう!」
「み~!」
しゅうやんとみなちゃんも続いて初詣の為に神社のお賽銭に近づく。
だが、背がたわないことに気づいて膝をつく。
それをみた客のひとりが抱き上げてお賽銭に小銭をいれさせていた。
ぷちを抱っこできて幸せそうな客をみて他の客からは羨望の眼差しがきていたことはいうまでもない。
「なあなあ、あいつらなにを願ったかな?」
「多分、みんなと仲良く過ごしたいみたいなもんじゃないかな?」
綾香の問いかけに鷹久はにっこりと笑っていた。
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