銃に詳しい?4人組?
銃に詳しい人物をまとめてみました!
「そういえば、当夜はサバイバルゲームが好きなんだよな」
「ああ、それは光一もだろ? 澪次と深紅から聞いたぞ」
当夜と光一は座ったままで、銃を解体しながら手入れしながら会話をしている。
お互い銃に興味があるもの同士だから気があうのかもしれない。
「くお」
「ねぇ」
「やでぇ!」
「くすり」
澪次のぷちと深紅のぷちと光一のぷちと当夜のぷちもその場に座り、ぷち用銃の手入れをしている。
いったいどこから銃機類を取り出せるのだろうか。
「俺も父さんから銃もらってるけど、光一たちみたいな手入れは難しいな」
「僕からしたらなんで秀久も持っているのかが気になるんだけど」
「わっちもおとんがらみで銃もっとったけど。 そもそも、ここまで銃に縁のあるやからが多いのはそうそういない気がするで」
光一と当夜の様子を見ながら、秀久が父からもらった銃の手入れしながら言うと澪次は苦笑しながらつぶやいた。
深紅もライフル銃の手入れしながらそう言った。
セミオートマティックハンドガンであるワルサー・グロック・ベレッタ・H&kが床には置かれている。
M1911/ガバメント・インフィニティ/STI・シグ・ザウエル・S&W/FN・CZ・IMI(現:IWI)床に手入れされた状態で置かれていた。
「それにしても久しぶりやな、当夜」
「そうだね、イギリスで出会って以来かな?」
「そうだな。 あの時は、国際警察との連携で動く二人組がいるとは聞いてはいたけど、まさか深紅と澪次だとは思ってなかったっけ」
深紅と澪次はリボルバーのS&W・S&Wパフォーマンスセンター・コルト・スタームルガー/マテバ/
エンフィールド/ローム・セミオートスナイパーライフルの手入れしつつ声をかけた。
当夜は気にせずにこちらも相棒である銃のプライマリにFAL、セカンダリにG18C。セカンダリを手入れしつつ笑う。
「そのくらいからの仲なのか、お前ら」
「だったら銃に詳しいのも当夜の影響か?」
秀久と光一は驚いたように目を丸くしている。
そんなに長い付き合いだとは知らなかったからだろう。
「うん、僕らは色々とエリザさんに連れ回されていたからね」
「おかんはマイペースやからな~(汗」
澪次と深紅は苦笑を浮かべて頷いた。
「そういえば、光一とはどこで出会ったんだ?」
「演習やな、アメリカの銃の演習みたいな場所があってそこでたまたまであったんよ」
「銃の手入れも完璧でよほど大切にしているだなって思ったね、あの時は」
秀久の問いかけに深紅と澪次はその時のことを思い出しながら答える。
「なんだよ、それじゃあ俺だけは学園で知り合っただけじゃねーか」
秀久はそれはそれでつまらないという様子でぼやいた。
「はいはい、いじけなさんなって」
「そうだぞ、そこで出会ってもまたここで再会するなんて思ってなかったんだから、俺は特に」
光一が秀久のいじけに苦笑し、当夜も苦笑を浮かべていた。
あんまり詳しいことは聞けないというのがはがゆい秀久。
それは深紅も澪次も理解してはいるが、あえてその話に関してはごまかしをいれるのだ。
「そういわれると、不思議な縁だよな。 俺達って」
「そうだね、まるで引き寄せられるようにここにきたって感じはなくもないね」
「偶然にしてはなんかできすぎてるちゅー感もあるんよなぁ」
光一はボストンバッグに銃をなおしながらつぶやいた。
澪次もアタッシュケースに銃を直しつつ、同意。
深紅が苦笑しつつ、アタッシュケースになおしていく。
「まあ、いいんじゃね? こうして出会えたことに普通に感謝していればさ」
「確かにな、あんまし悩んでいても今の現状はかわらんし」
秀久も銃をもってきたケースになおし、当夜もアタッシュケースになおして同意した。
「……こういう運命も悪くはないなぁ」
「なにかいった、深紅?」
深紅の楽しそうな声に澪次が首をかしげると、彼女は笑って首を横に降る。
多分、深紅はある場所でメイド副長をしていた時に言われた時のお嬢様の意味深な台詞を思い出していたのだろう。
「おし、シューティングゲームしに行くぞ!」
「今日こそは、当夜と光一に勝つ!」
当夜が言うと秀久がやる気を見せながら告げる。
そして二人が最初に歩き出した。
「そういってなかなか勝ててないぞ、秀久」
「あはは、秀久はシューティング得意じゃないから仕方ないよ」
光一は秀久のやる気をみて苦笑し、澪次は笑みを見せながら歩き出す。
「なあなあ、ただシューティングするのはつまらひんからさ。 なんか罰ゲームしてやらひん?」
その後を深紅が続いて歩きながら笑いかける。
そんなふうに彼らはこれからも一日を過ごしていくのだった。
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