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秀久にメリークリスマス&ハッピーバースディ☆

ちょっと書いてみた

「エリザさん、本当にいいんですか?」

「あら、いいのよ? ここを会場にしてもらっても」


準備終えたのつぐみの問いにエリザはにこにこ笑顔で答える。

ツリーや屋敷にはクリスマス一式の装飾が飾られていた。

なぜか垂れ幕もあるのだが、そこにはとある言葉で飾られていた。

どうやら誰かの誕生日のようだ。


「それにしても、よくにあってるわね♪」

「うぅ、これ本当は着たくないんですけどね///」


サンタガールの衣装のつぐみを見てにっこりと笑うエリザ。

ちなみにエリザはシルクの緑色のドレスである。


テーブルにはワインやシャンパン等が置かれていた。

飲める人ようのものではあるが、一応未成年用のジュースも用意されている。


「これで秀久も寂しくないやろ!」

「うんうん、シュウちゃんも喜ぶよ♪」

「そうだね、秀久も僕と同じような思いはしてほしくないし。

それより、深紅が主体かとおもったらつぐみちゃん主体なんだね、驚きだよ」


深紅と綾菜はサンタコスを着たままでどこか満足気である。

澪次はそんな二人を見てからこのパーティの主催に驚きを隠せない様子。


「そ、そうかな? だって笑顔をみれた方がいいと思うでしょ? 最近元気なさそうなヒデくんをみてたから、それに便乗してやろうと思ったんだよ」


つぐみは少し照れくさげに笑う。


「そういえば、確かに元気なさそうだったよね。 だから、元気にしたいという気持ちはわかるなぁ」

「でも、これでもう寂しくないと思ってくれるといね、ひばり」


ひばりもサンタコスでにこにこ笑顔で用意していた。

そんな彼女に微笑みかける和明はクラッカーの用意をしている。


「うふふ♪ ここならおもう存分に盛り上がることができるわね♪」

「ええ、朝まで騒げるわよ♪」


呼ばれたのか美桜がおり、エリザは近寄りながら笑みを見せる。

なぜか美桜の頭上には白猫が乗っていたが。


「さて、メインが来るまでもうひとふんばりといくか」

「…………♪(そうだね、りゅうくん♪)」


黒いスーツ姿の龍星に微笑みかける芹香は赤いドレスにハイヒール。

料理を気をつけて運んでいる二人は夫婦そのものであろう。


「ないない♪」

「みゅ~♪」

「ふんぬぅ!」


つぐちーとつぐぴょんを背中や頭にくっついているまま動くりゅーさん。

動きになんの乱れもないのはりゅーさんだからだろうか。


「わうわう!」

「み!」

「ねェ!」


そこへとーやんとしゅうやんとぷちみなもが来てメインの主役が来たことを伝える。

どうやら監視していたようで、姿を確認したためにこちらにきたようだ。


「じゃあ、入ってきたら一斉にクラッカーを鳴らそう!」


つぐみがそう笑顔で言うと全員が頷いた。

扉がひらくのを見て一斉に手にもったクラッカーを鳴らす。


「「「メリークリスマス&ハッピーバースディ♪」」」


その場にいるつぐみ達が入ってきた人物に笑いかける。

笑いかけられた人物は驚いており、目を丸くしているようだ。


「今日、誕生日なんだろ? だったら祝わないと駄目だろ? ついでにこっちも菓子を作ったし」

「光一くんのミニお菓子の家がすごいリアルだったよ? 見てみる」


光一は秀久に近寄ると笑いかけ、みなもはミニスカサンタ姿で近寄り、腕を掴んで笑みを見せる。


「レイナ、ナイスや!」

「準備はちょうどよかったみたいだね♪ 振り回したかいがあったよ♪」


深紅はというと迎えにいかせたレイナにいたわりの声をかけていた。


「みんな……ありがとう!」


秀久はみんなから祝いのメッセージをもらい、嬉しそうに笑う。

これだけ喜んでもらえるとつぐみは嬉しい気持ちになっていた。


「よかったな、つぐみ」

「そうだね、ここまで喜んでもらえるとやったかいがあったし」


つぐみに近寄り、声をかける秋斗と龍星。

二人はつぐみの頭を撫でて、心底嬉しそうに笑っている。


「だよ!」

「秀くん、きりりんもおめでとうだって♪」

「サンキュー。 ところでこれは誰が考えたんだ?」


プレゼントを持ったきりりんを抱っこしたまま近寄る希林はにこにこ笑顔である。

嬉しそうに笑う秀久が首をかしげると。


「それはつぐみとひばりなんだよ」

「最近、日に日にみえて元気なさそうに見えたからね」

「サプライズを兼ねてやってみたんだ」


澪次が疑問に答え、つぐみとひばりは少し照れくさそうに笑う。

ちなみにどちらもサンタコスであるようだ。


「「やで!」」

「ふんぬぅ!」

「せりかっか♪」

「「みゅ~♪」」


プレゼントを渡すぷち達はとっても楽しそうに秀久を見ている。


「みんな、本当にありがとうな。 こんな楽しい日は初めてだよ」


と、プレゼントを受け取り、本当に嬉しそうに二人の頭を撫でる秀久。

恥ずかしそうに笑うつぐみとひばりは撫でられても気にしないようにしていた。


「じゃあ、みんな! グラスを持ってパーティをはじめましょう!」

『おーーーー!』


エリザの音頭で全員が声をあげ、深紅と澪次は苦笑を浮かべる。

パーティは深夜まで続き、今日は屋敷で寝泊りすることになっていた。

ぷち達は寝静まったころ、つぐみ達はそろりそろりと足音を忍ばせる。


「お兄ちゃん、喜んでくれるかな?」

「大丈夫だって、その為に深夜を選んでいるんだからな」

「…………(ぷちちゃん達の笑顔が楽しみだね♪)」


つぐみ・龍星・芹香はプレゼントを持って小声で会話をする。

今、持っているものはつぐぴょん達への贈り物なのだ。


「きりりんも喜んでくれるといいな」

「きりちゃんが選んだのなら大丈夫だよ」


希林の不安そうな声にひばりが励ます。

そんな感じで会話をしてそれぞれで分かれて寝ているぷち達の枕元にプレゼントをおいていくのだった。

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