ぷちと鍋とひと騒動とお約束
久しぶりの更新かも?
「みゅ~♪」
「かっか~♪」
「ひよ~♪」
「ないない♪」
具がぐつぐつと煮込まれている鍋を見て楽しそうな4匹。
蟹やらネギやらと食べれそうな具が煮込まれている。
つぐぴょん・せりかさん・こばり・つぐちーは鍋をじーっと眺めているようです。
「ふふ、なんだか楽しそうだね?」
「おつかいから帰ってきてからこの状態だからね」
ひばりがつぐみを見て言うと彼女はにっこりと笑って言った。
「やで~やで~♪」
「やで~♪」
みっくーとみーちゃんもどこかわくわくした様子で鍋を眺めている。
「うむ!」
ぷちAさんはというと頭の上にココアがはいったカップを乗せて配っている。
多分、これは彼なりのお詫びでもあるのだろう。
「ねー、ひばりちゃん。 反省したからおろしてよ~っ。 おだしってぷちからとるってあるラーメン大好きさんに聞いてたから、いや私はほんの冗談だとは思ってたよ?
でも、鍋をするにあたってそれはしないといけないじゃん! ほら、お約束的にさ!」
「だからって、いれようとするやつがいるかー!!」
縄で縛られている渚という少女にツッコミハリセンで叩くひばり。
「というか、なんでその話を信じちゃうかな(汗」
つぐみはというと渚の言葉に呆れているようだ。
ちなみにつぐみとひばりはココアを飲み終えていたりする。
「わう~」
「み~」
こたつの横で寝そべるしゅうやんにくっついて尻尾を枕にしながら眠るみなも似のぷち。
その様子はとても愛らしいといえるだろう。
「あたた……あやっぺも冗談がつうじないな(汗」
「いや、普通さ。 どのぷちでもそうなると思うよ」
たんこぶをこすりながら言う綾香に鷹久が呆れたように見つめている。
「わきゅ~♪」
「楽しみですわね、しろしろ♪」
「ふふ、ほんとうに楽しそうでなごみますね。
それより、蟹が格安で手に入るっていうのもすごすぎる気がするけど、まあ、楽しそうだからいいですかね?」
しろしろを抱っこして左右に揺れている白姫。
そんな二人を見て晃希はにこにこ笑顔で呟いていた。
「いやいや、どうやったら格安で手に入るんだよ!」
「まあ、光一もそう思うよな。 俺も同感なんだが……」
「せりかさんのとぷちAさんの謎ぱわーだからね……」
光一の言葉に秀久は同意見のようで苦笑し、みなもはというと鍋奉行しているぷちAさんとせりかさんを眺めてつぶやいた。
この二匹は特に謎に満ちているからこそ、定着してしまう謎パワー。
「ふんぬぅ!」
「さすがだな、りゅーさん! そんなふうに魚を捌くとは!」
「…………!(お気遣いぷち紳士は伊達じゃないね!)」
別の方では魚をさばいているりゅーさんをみて褒める龍星。
芹香もりゅーさんの魚のさばきにみとれていたようだ。
「ふんぬぅ!」
「に~!」
りゅーさんがさばいた魚を運ぶ為に声をかけるとあっきーが気づいた。
そしてりゅーさんに近寄るとあっきーもさばいた魚を持って鍋に向かっていた。
というか、器用なぷちが多いのは気のせいだろうか。
「白菜にしらたきに蟹にネギに魚って……」
「これはかなり多いけど、大丈夫かな」
澪次が苦笑し、レイナは食べきれるかどうか心配そうである。
「大丈夫やろ、龍星がおるし」
「まだ、余ったら配ればいいしね♪」
深紅が笑顔で澪次にもたれ、響はにこにこ笑顔で笑いかける。
そして、そんなやりとりをしていると良い具合に煮込まれたのか、ぷちAさんとせりかさんが来たので集まった。
「みゅふ~♪」
「はふはふ♪」
「かっか~♪」
「ひよよ~♪」
「「やふェ~♪」」
「わひゅう~♪」
つぐぴょん・つぐちー・せりかさん・こばり・みっくーとみーちゃんとしろしろは美味しそうに鍋を食べている。
「み♪」
「わむ♪」
しゅうやんはぷちみなもに食べさせてもらっているようだ。
「やで?」
「わきゅ♪」
みっくーにかにの身を食べさせてもらっているしろしろ。
きちんと前掛けがあるようだ。
「だぜ!」
「ひよ!」
うまそうに食べるあやっぺにこばりが食べながらしゃべらないと注意している。
「「みゅ~♪」」
「に?に~」
つぐちーとつぐぴょんがあっきーにあーんと煮立った白菜を食べさせている。
猫耳と猫尾がゆらゆらぴくぴくと動いていて可愛らしいあっきー。
ちなみにぷちたちに食べやすいようにぷちAさんがきちんとさましていたのはいうまでもなかったりする。
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