ぷちAさんの引率で動物園に行こう! その1
今回はリクエスト作品を投稿です!
「それじゃあ、ぷち達の面倒よろしくね?」
「ぷちAさんがいるなら大丈夫だとは思うけど、気をつけて行ってきてね」
「うむ」
つぐみとみなもはそう言いながらぷちAに視線を合わせて声をかけていた。
ぷちAはというと胸を叩いて任せろといわんばかりの態度だ。
そしてリュックを背負うとぷち達がいる場所へと走っていくぷちAさん。
その姿に癒される生徒が続出したのはいうまでもないだろう。
中にはカメラを構えて追いかけると大人がでてきたりもした。
それくらいぷちの愛らしさはかなりの人気があるといえる。
「いいな~、みんな可愛いぷちがいて」
「そういえば、みなもちゃんのはいないもんね(汗」
寂しそうなみなもの言葉に苦笑するつぐみ。
そんな彼女を連れてつぐみは買い物へとさそうのだった。
「つぐ、みく、くじゅ、あき」
「みゅ~♪」
「やで!」
「くじゅ~♪」
「あきかっか☆」
公園にたどり着くとすぐさま声をかけるぷちAさん。
気づいて嬉しそうに近寄り、抱きついているつぐぴょん。
ロップイヤーのうさみみがせわしなく動いているあたりよほど嬉しいようだ。
そんなつぐぴょんを撫でながらうさぎさんリュックを背負わせるぷちAさん。
みっくーは手をぶんぶんと振っており、くじゅーも同じ感じで笑顔でご機嫌といえる。
あきかさんは麦わら帽子をかぶっており、お手製リュックも背負っている。
誰のお手製かは某不憫のとだけいっておこう。
あきかさんはおねだり上手なのかもしれない。
「ふんぬぅ!」
「かっか~♪」
「わきゅ~♪」
「みゅ~♪」
「やで!」
「だぜ!」
そこへりゅーさんとせりかさんとしろしろとつぐちーとみーちゃんとゆいが仲良く歩いてきた。
背中にはそれぞれリュックが背負われているようだ。
ちゃんと水筒も用意されているあたりは、りゅーさんによるものだろう。
「ないない~♪」
「ないない みゅ~♪」
つぐちーとつぐぴょんは似ているぷちなのでとても仲良しで、よくじゃれあいをする。
同じ服装をとり、どっちがどっちのゲームをしていたり。
まあ、つぐみ達にわからないことはあまりないのだが。
たまに間違えないと拗ねるので間違えてあげることもたまにある。
「やで!」
「やで!」
お互いに手をあげて挨拶するみーちゃんとみっくー。
この二匹もかなりの仲良しであるため、悪戯やしろしろの面倒もよく見る。
会えて嬉しいのか狐の尾をゆらゆらと揺らしているのがわかる。
「なぁ~♪」
「の~♪」
「わぅ~」
「る~♪」
「んな~」
「に~♪」
後から来たのはるるなとののちーとしゅうやんとみーるとなっくんとあきにょんの6匹だ。
後から続々と集まるぷち軍団達、ぷちAの顔の広さがうかがえる。
ちなみに後から来たぷち達もそれぞれリュックを背負っているようだった。
「みぃ」
「と!」
遅れてやってきたみにょり・とおるんのペアも無事到着したようだ。
それぞれお手製のリュックを背負っており、水筒もばっちりである。
「ふむ」
「です~」
こうとみーこも手を繋いで到着し、ぷちAもどこか満足げにしているように見える。
こうも人数が集まるなるとぷちAも大変ではないかと思うが慣れているので大丈夫だったりする。
「ふむ、うむ!」
ぷちAさんは人数を数えると集合するように合図している。
それに合わせて整列するぷち達に動物が混ざることなんざよくあることだ。
そんなこと気にしないのが我らがアイドルぷち軍団。
「うむ!」
全員を確認し終えたのか、それでは出発と言ってるように旗を振って先に歩き出す。
そのあとをつぐちーを背負ったりゅーさんとつぐぴょんを頭に乗せたあきにょんとしゅうやんが続く。
せりかさんはしろしろを背負ってあきかさんとおしゃべりしながら歩き中のようだ。
とおるんはなっくんとなにやら会話中で、みーるとみにょりもなにやら談笑中。
るるなはののちーを背負ってつぐぴょんとつぐちーに話しかけ中である。
みっくーはみーちゃんとおしゃべりしながらも歩き、こうとみーこの手も繋いでいたりもする。
まだまだ続きますよ!