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秀久さんの家のぬこちゃん

みなさん、こんにちは!それともこんばんは?

わたしはぬこのささめといいます♪

え、ぬことはなにかですって?

 それは猫が人よりに進化した存在のこというんだよ。

あ、いけない!ヒデヒサを起こさないと!


「ヒデヒサ、起きて~! 遅刻するよ~!」



大きな声で呼びかけながら体をゆさぶるけど、寝返りをうっちゃった。

 むー、こうなれば。


「とう!」


「ぐへ!?」


わたしは高い棚の上に乗り、勢いよくヒデヒサのおなかにダイブする。

 これで起きたでしょ!


「さ、ささめ。 おまえなぁ~」


「起きない、 ヒデヒサが悪いんだよ! ごはんの時間なのにさー」


ねこのような耳を動かして、猫のようなしっぽをゆらゆらとゆらして腰に手を当てて言う。


わたしの飼い主のヒデヒサは寝起きがわるいので幼馴染さんやお姉さんや友達に起こしてもらうことが多い。

なので、すこしはお手伝いをするべく、起こすのはなるべくわたしがしているのです!


「わうぅ」


「しゅうやんだって、早起きですよ! 見習ってください!」


「へいへい」


ベッドから降りるヒデヒサにこれはこりてないと判断してもいいかもしれません。

 まったく、どうしてこんな飼い主のことを好きになるひとはおおいのでしょうか?

ぶつぶつと思いながらも台所には一緒に向かう。

 そこでは銅色の長い髪をまとめて頭の後ろでしばっている泣き虫けいの幼馴染さんのみなもさんがいました!

 この人の料理はおいしいので大好きです♪

でも、レイナさんの激辛は勘弁ですね、うん!


「あ、ヒーくん。 おはよう!」


「おはよう、みなも」


あ、今ヒデヒサはみなもさんのうなじに見とれていましたね!

 まあ、いろけたっぷりですもんね!



「ささめちゃん、いつもありがとうね」


「えへへ」


抱っこしてもらって耳を撫でてもらうのはすごくうれしい。

 本当はこのまま二人についていきたいくらいですけど、それは無理。

なのでしゅうやんたちとお留守番です。

さて、ごはんをたべて食器も片づけて二人は学校へと向かうようです。


「わう!」


「いってらっしゃーい」


しゅうやんと一緒にお見送りするわたしにみなもさんは不安そうです。

 大丈夫です!しゅうやんもいるので!

さて、お見送りも完了したので、どこにいこうかな~?


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