表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
179/187

こういうこともありえるかなと

眼が覚めたら知らない天井だった。

起き上がろうとするがうまく動かせない。

両手をなんとか動かしてみるとそれは小さな手でまるで赤子のような感じだった。

うまく動かせないのは全身に異常がでてしまったのではとパニックになりかけていたら。

足音が聞こえてきて視線、あくまで向けたような感じで見るとそこには綺麗な女性が。

その女性をよくみると耳が長いのがわかる。

エルフか、ハイエルフかな?と思いながら見ていると。

急に抱き上げられたのでえ?と混乱した、だってそんなに軽いわけじゃないのに。

混乱しながらそのままにしているとゆらゆらと揺らされる。

たぶん、あやしているのだろう。


「かわいい、レテシア。 元気に大きくなるんですよ?」


と、にこにこと嬉しそうなそんな笑顔であった。


「おかあさん、この花、レテにあげていい?」


その声が聞こえたので視線を向けると小さな男の子がいた。

耳は人間の耳だけど、どこか違う感じがした。


「イシアが花をプレゼントするって聞かなくてな」


「うふふ、かわいい妹がまたできたんですものしかたないわ」


と、ここで体格の良い男性も現れて歩いてきた。

この人も人間だけど、どこか違う気がする・・・・うまくいえないけど。


「おかあしゃま、れてのてをにぎってもいいれしゅ?」


と、ここでまた声が聞こえてきたの視線を向けるとハーフエルフみたいな耳をもっている女の子がいた。

いったいなにがどうなっているのだろうかと困惑しているわたし。

だって、人間とエルフから生まれるのはハーフエルフのみのはずだから。

それともこの世界では違うのだろうか?

あと、気になることといえば自分はどっちなのだろうということだ。

それが一番気になる、母も父も顔がよいし、それを受け継いでくれていたらいいな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ