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もしも裕樹とみなもが年の離れた幼馴染なら

裕樹が小学生のころから強かった、いや強すぎたといういうべきだろう。

剣道部で上級生をうちやぶり、毎日を退屈していたくらいなのだが。

それでも彼にとっての幼馴染の宇宙とみなもがいたらそれでも楽しい日々ではあったろう。

そんなある日、裕樹はいつもどおり屋上でみなもと昼を食べていた。

本を読んでいるからなにを見ているかと聞くと格闘技らしい。

そこで剣道部をやめる宣言した彼につまらないといいつつ参加していたのにと疑問をもったみなも。

そんな彼からの目標を聞いてみなもはうらやましく思えた。

自分のそんな彼みたく目標をみつけてみようかなと気になった。

絵を描くことが好きなので本格的に進んでみるのもいいかもとしれないと思ったのだ。

それに美術では有名な小学生もいるのでその人を目標にして頑張るのもいいかもしれないと思った。

なのでそのことを裕樹に言うと。


「へぇ、みなもならできるよ。 頑張れよ、応援しているから」


と言われ、みなもは笑顔でうなずいた。

そんな話をしてから美術に興味をもち、美術の絵画とか油絵とかそのようなもの興味をもったのだ。

課題はまだまだ難しいけど、裕樹におそわり順調に知識をえていき。

たまに裕香ちゃんに会いに、いきたわむれたりしていた。

そんな毎日がみなもには楽しかった。

裕香はかわいいし応援してくれる裕樹もいてくれるからなおのこと頑張った。

上級生に絡まれたときは、泣きそうになったけど必ず裕樹が来て手をひいてくれた。

それがいつのまにかふつうになっていたのをみなもは気づいていた。

最初は下手だったけどそのうち上手になり、裕樹もすげーじゃんと褒めてくれるようにもなったのだ。

まあ、そんな中で父が裕樹にみなもを嫁になんてことがあがっていたのは知る由もないのだが。


「これはどうれしゅか?」


「いいと思うぞ?」


絵を見せて裕樹は笑顔でうなずき、みなもは嬉しそうに笑うと。


「いつか裕香ちゃんの絵もかかせてね♪」


「あう~♪きゃい~♪」


抱き上げて言うと楽しそうに笑う裕香。

あまりにもかわいい様子に裕香の頭を撫でてやるみなも。

それでさらに喜ぶという連鎖がはじまり、裕樹に声をかけられるまで止まらなかったようだ。

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