焼き芋ぱーてぃ?
落ち葉をひとまとめにしてアルミホイルで包んだ芋を落ち葉のたき火にいれて焼き上げる。
それをしているのが富士也である。
ぷちずにおねだりされてしているのだが、その間にもりゅーさんとせりかさんが次々と匠な料理を作り上げているのはいうまでもなく。
ルイセは伏せした状態で尾をふりながら富士也に突撃する体制をととのえている。
なんというか、これも彼の宿命なのかもしれないな~という光景だ。
まあ、そんな感じでしばらくして焼き芋ができたのでとりだして、さましてあげながらぷちずに渡す富士也。
こういうところがぷちずにまとわりつかれる原因なのだが、まあ本人は幸せなのだからよいだろう。
「はふはふ」
「あむあむ」
「あぐあぐ」
「むぐむぐ」
ぷちずはアルミホイルをむいてもらい、さましてもらった焼き芋を食べていた。
まあ、口周りに焼き芋のかけらがついているがそれを見て富士也がとってやっていた。
「やれやれ、まあ悪くない光景だけど」
『ふーじーやー』
「ぐふうっ!!」
そうつぶやいた彼の鳩尾にルイセが突撃して吹っ飛ぶといういつもの光景もまざっている。
それで顔をぺろぺろと舐められてしまうという光景も。
「ふんぬぅ!」
「せりかっか」
芋のスイーツをくばるせりかさんとりゅーさん。
さすが恋人ぷちずである。息もぴったりなようである。