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裕香と裕樹とみなもはラブラブ仲良し家族!

「~♪」


「キレイな髪だね、裕香ちゃん」


ブラシでキレイにすいていくみなも。

その姿はもう家族のようである。


「えへへ、自慢なんだよ~♪」


「そっか、じゃあもっと自慢になるようにきれいにしようね」


振り向いて笑顔で笑う裕香にみなもは笑みをうかべて顔をもどさせてブラシをつづける。

その間に裕樹はというと。


「みぃ~!」


「はいはい、わかったからおとなしくしてろよ?」


みなちゃんにおねだりブラシを請求されていた。

ふわふわなスコティッシュな猫耳をブラシでキレイにし、長いふさふさ尻尾もキレイにしてやる。

本来は裕香担当なのだが、いまはみなもに甘え中なので裕樹が担当している。


「うにゃ~」


そんな感じ時間をすごしてから、居間でみなもは裕香に膝枕して頭を撫でていた。

自分が渡した空色のワンピースを着ているのを見てみなもはうれしくなっているのである。

つやつやでやわらかい裕香の髪を手で触り、裕香の額にちゅっと愛しい合図をする。


「みぃ~」


みなちゃんも裕樹にキレイにしてもらってから裕香とおそろいのワンピースを着て裕香に抱き着いて寝ているのであった。

なんかまるで姉妹のようである。


「ほい、みなも」


「ありがとうございます。 裕樹さん」


裕樹からココアを受け取り、口にふくみ飲むみなも。

この時間がずっと続けばいいなと彼女は思うほど幸せだった。

すぐに隣に裕樹が座ると、どきまぎしながらも深呼吸をして裕樹に身をゆだねるようにもたれる。

驚きはしたけど、裕樹はみなもの髪を優しく触れて撫でていた。

みなもが裕香の髪を触るのが好きなように裕香もみなもの髪に触れるのが好きだったりする。


「なんか、のんびりだな」


「ですね、久しぶりにゆったりした時間です」


裕樹の言葉にみなもは笑顔でうなずいた。

二人は手をからめて握り合う。


「今度・・・・遊園地にいきませんか?」


「いきなりだな、まあいいけど」


みなもが緊張しながら聞くと裕樹はうなずいた。

それを聞いて安堵するみなも。


「でも、なんで遊園地なんだ?」


「そ、その・・・・ナイトパレードがあるそうなのでそれを見たくて。

そ、それと夏限定で楽しめるイベントもあるそうなので」


裕樹の疑問に頑張って答えていくみなも。

鼓動のたかなりが聞こえていないかそれも不安のひとつであろう。


「ナイトパレードか、それはキレイだって話だもんな」


「はい! だから、裕香ちゃんと裕樹さんとわたしとみなちゃんとでいきましょう!」


裕樹は思い出すようにそういうとみなもはにこにこと笑みを見せながら言った。

2人でも楽しめるけど、やはり裕香とみなちゃんにも楽しんでもらいたい。

みなもはそう考えての提案である。


「ほんと、みなもはよい彼女だよ」


「???」


苦笑されて頭を撫でられるがでも不思議そうにしながらもその心地よさに目をとじて受け入れるみなも。

これが甘々な日常といえるのかもしれない。

リクエスト三回目にこたえました!

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