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暑い日はビニールプールだよ!byつぐぴょん

リクエストにお応えして!

龍星の家の庭でビニールプールを広げてそこで水につかって泳いでるぷち達と裕香。

 りゅーさんはかき氷を用意し、せりかさんはアイスを用意しているようだ。

裕樹はシャツと短パンという恰好で、コーラ片手に監査役をになっていた。

家の住人たちはというと、スイカやらタオルやらを用意してから出かけたようである。

いろいろ、用事もあるのでその間のぷちたちの世話を裕香と裕樹に任せたのだ。


「ふんぬぅ!」


パラソルをビニールプールの近くに立てているりゅーさん。

 さすがお気遣い紳士ともいわれるぷちだ。


「りゅーさんとせりかさんは遊ばなくていいのか? あんなに広いんだから遊べるだろ」

「せりかっか!」


裕樹はふとした疑問をぶつけると、ぷちたちの安全に気をくばることこそ重要だとかかれたプラカードをせりかさんが裕樹に見せる。


「まあ、特にしろしろのことあるもんな」

「うしっ!」


頬をかく裕樹の隣で新たにくわわったぷちがプラカードをかかげる。

 そこにはしろしろは特に幼いから危険なことには注意すべし!と書かれていた。


「やでぇ~♪」

「わ!? 潜水していたの? みっくーちゃん」


ビニールプールの方ではばっと飛び出したのをみて驚く裕香と満足気のみっくーが。

 みっくーのふさふさしっぽがゆさゆさと揺れている。


「ないない~♪」

「わふぅ~!」


つぐぴょんはというとしゅうやんの上にのっかり、しゅうやんは泳いでいるという光景があった。


「しゅうやん、泳ぐの上手だね? つぐぴょん、落ちないようにするんだよ?」

近寄り、笑顔で話しかける裕香。

 それに笑顔で返事をかえすあたりは裕香の人徳だろう。


「がう~!!」

「わ、つぐとらちゃん。 そんなに楽しいの?」


ばしゃばしゃと泳ぐのを見てほほえましげに見つめる裕香。


「ところで、りゅーさん」

「ふんぬぅ?」


裕樹は隣で内輪をとりだしてサンマを七輪でやいているせりかさんを見て声をかける。

 りゅーさんは首をかしげて見上げる。


「どっからあんな大きなビニールプールがあったんだ?」

「えっと、りゅーさんが作成されてせりかさんが頑丈にしたそうですよ」


裕樹の疑問に答えたのはみなもだった。

 白いワンピースに麦わら帽子をかぶっているみなもは少々恥ずかし気にしながらも裕樹を見ていた。


「そうなのかって、みなも?」

「あ、あの・・・・なにか手伝えることないかなってそれで////」


納得する裕樹はみなもに気づいて目を丸くするとみなもは指をつんつんさせながら言う。


「ふんぬぅ!」

「せりかっか♪」

「わ、流れるプールまで!? こ、これはすごい!」


りゅーさんとせりかさんはいつのまにかビニールプールにおり、それをみた裕香が驚きのあまり目を丸くしていた。

 本当に謎の二匹である。


「わきゅわきゅ!」

「わ、しろしろ。 どうしたの?」


泳いで向かってきたしろしろを裕香は笑顔で抱き上げる。

 すると嬉しそうに頬にすりすりしながら小さなしっぽをゆらしていた。


「ですえ~」

「なんで、酒を用意してんだよ(汗」

「ま、まあ鬼ですし」


みくちーの姿を見て呆れる裕樹と苦笑を浮かべるみなも。


「みゅ~♪」

「あはは♪ つぐぴょん、楽しいみたいだね♪」


さっそく流れる滑り台をつかって滑るつぐぴょんを見て楽しそうに笑う裕香。

ちなみに裕香とぷち達の水着はおそろいである。

用意したのは当然りゅーさんとせりかさんなのはいうまでもないだろう。

こんな感じでいいのかな?

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