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裕香と裕樹と楽しい一日♪

リクエストにお応えして!

 今日は、裕香と裕樹とみなもとみなちゃんとで繁華街に来ている。

裕樹のバイクで繁華街に来て、駐輪場に止めると裕香はサイドカーからみなちゃんを抱っこした状態で降りる。


「さあ、ついたよ!みなちゃん」

「みぃ!みぃ!」

 裕香に言われて興奮気味に鳴くみなちゃん。

よほどバイクでの移動がお気に召していたようである。

まあ、たったそれだけであの状態にはならないのだが。

大好きな裕香に懐にいれてもらっていたから余計にご機嫌な様子である。

それ見ながら裕樹とみなもは微笑みをたたえながらバイクから降りて鍵を厳重にしておく。


「こんなに嬉しそうなら連れてきて正解だったかもしれませんね?」

「そうだな、いままでは体調不良でダウンとかしていたみたいだからな」

 そんなふうに笑いあう二人はまるで夫婦のように見える。

繁華街を歩いているひとたちはみな裕樹とみなも達に視線を向けているようだ。

かなりの注目を集めてしまっているようである。

今はまだ気づいていないため、かみかみにはなっていないようだがどうなることか。


「ねーねー! 早く行こうよ!」

「みぃ!」

そんな二人に裕香とみなちゃんは近寄り、移動することを催促する。

目をらんらんに輝かせるほど楽しい気分のようだ。


「そうだな、ここにいても困るだろ」

「はい、行きましょう」

 裕樹はうなずくとみなもも同意するようにうなずいて3人で手を繋いで仲良く歩き出す。

まさに理想な光景がそこにはあったといってもいいだろう。


「それにしてもここは種類が豊富なんだな」

「すごいよね、こんなに人がいっぱいで店もあるし」

「今日はなにかあるんでしょうか?」

「みぃ?」

 裕樹と裕香はみなもと手を繋いだまま周囲を見渡してつぶやき、みなももしきりに首をかしげている。

みなちゃんは裕香の頭に座っているようだ。

近くにある繁華街とは違い、かなり繁盛している様子である。


「なにから見ようか?」

「うーん・・・あ! あそこのゲームセンターがいい!」

 みなもが笑顔で尋ねると裕香は笑顔でそう言いながら指をさす。

みなちゃんは興味津々にそこに視線を向けていた。


「んじゃ、そこに行くか」

「そうですね♪」

「なにがあるかな~♪」

「みぃみぃ♪」

 そんなことを言いながら3人で仲良くゲームセンターに入る。

レーシングゲームやパンチングマシンなど、ダンスゲームなどもそこにはあった。

みなちゃんにはどれもが新鮮なのか目をきらきらと輝かせてみているようだ。


「・・・・・」

「どうした、みなも?」

「あ、かわいいぬいぐるみだ!」

 じーっとある一点を見つめているみなもに気づいて声をかける裕樹。

裕香はみなもの視線を追ってキャッチャーマシンを見て笑顔で言う。

みなちゃんはそこに近寄るとガラスに顔を張り付かせて、しっぽをぶんぶんと揺らしている。

興味がとまらないようである。


「なるほどな、どれがほしいんだ?」

「ふえ!? え、えっと」

 裕樹がくすり、と笑ってから聞くとみなもは我に返り困惑する。

裕香とみなちゃんはその光景を不思議そうに眺める。

そんなに照れることでもないはずなのだが。


「なあ、それでいいのか?」

「はい! 裕樹さん、ありがとうございます♪」

「おそろい~♪」

 裕樹の問いかけに、にこにこ笑顔で返事をしてうさぎのぬいぐるみを抱っこしている。

裕香も同じようなぬいぐるみを抱っこして二人で満足気に笑っている。

この後は、プリクラで3人と一匹で撮ることになったり。

ダンスゲームでみなもがお尻をうったりなど楽しい一日となっていた。

感想お待ちしております♪


裕樹の場合・・・動物だとなにになるのでしょうか?

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