バレンタインイベント~!!
かなり早いけど、いいですよね?
つぐみは家でつぐぴょんと一緒にバレンタインのチョコの準備をしているようだ。
溶かしたチョコをうさぎやねこやいぬなどの顔型のケースに注ぐ使用になっている。
大きなハートと小さなハートなどのチョコをいれるケースもあった。
つぐぴょんは用意されたケースにチョコを慎重にそそいでいる。
「みゅ~♪」
「それは裕香ちゃんの分なんだね? 喜んでもらえるといいね♪」
うまく注げて満足げに笑うつぐぴょんにつぐみは笑顔を浮かべる。
うさぎ型のチョコをつぐぴょんは裕香にあげたいことはつぐぴょんから聞かされていたためにわかっていた。
つぐみも裕香用にチョコマフィンの焼き上げをしていた。
「えっと、秋くんのとヒデくんのとお兄ちゃんのと、兼人の・・・・いや、あいつは辛いのが好きだから辛いのがいいか。後はひばりちゃんや綾香ちゃんやクリスさんやせりちゃんとしろちゃんとゆいちゃん達の友チョコと~。あ、ケティさんのとレイナちゃんのと月さんや怜奈さんと宇佐美ちゃんと詠さんのも!
詠さんは・・・・受け取ってくれるかなぁ・・・?いや、嫌われていても渡したいし・・・・う~ん」
「みゅ?」
型をわけながらつぶやくつぐみにつぐぴょんは不思議そうに見つめていた。
「ツグミ!こレなラ、ヒデヒサとレンスケは喜ビまスよネ?」
「あきかっか?」
片言な口調でエプロン着用した明香は笑顔で問いかける。
あきかさんもそんな明香のマネをするように首をかしげている。
「もう、明香ちゃん!はしっちゃだめでしょ! えっと、そうだね♪それなら大丈夫だよ」
「ヨし!こレを二人ニあゲるデすヨ~!」
明香に注意してから手元にあるチョコクッキーを見てつぐみは笑う。
不恰好ではあるが、ケーキとクッキーの焼き上がりはよかったようだ。
「いや~。明香は元気やね~♪」
「やでやで!」
トリュフを作りながら笑う深紅ときつね型のチョコを作るみっくー。
「ミクはレージとコーイチにデす?」
「そうやな、二人に日ごろの想いと感謝をこめて、やな♪後はケティとレイナに友チョコやな」
明香は深紅に近寄りながら言うと深紅はくすり、と笑う。
ちなみに深紅のチョコはバラと草の冠型の大きなチョコケーキだった。
「ひーくんと光一くんと裕樹しゃんと裕香ちゃんへっと」
「みぃ♪」
牧場に馬の絵柄がはいったハート型の大きなチョコにクリームで名前をいれているみなも。
みなちゃんもマネして書いているようだ。
ハート型のほか、羊のチョコとチョコクッキーとチョコのマフィンとトリュフ(ビター)である。
「いいなぁ・・・・。ボクはわたしたい人いないんだよなぁ~、まあ友チョコだけでもいいか」
親友の美津はため息まじりにつぶやきながら落ち込んでいた。
「いつか美津にも素敵な人ができるよ♪」
「そーそー!あちし達にもいつか素敵な人がね☆」
王冠のチョコを作っている響とちゃっかりまざっている新キャラの金色の長い髪の女性――シャルティエ・ブルーネルが割り込む。
「くじゅ~♪」
くじゅーも王冠のチョコを作ったのか満足げにうなずいている。
「今、考えたら、ボクとシャルさんだけだよね。いないの」
「そうだねん?まあ、いいじゃんか☆気楽にいこう!」
美津がむすっとなりながら言うがシャルティエだけはにこにこ笑顔であった。
「チョコ・・・・む~」
「こんなかんじでいいのかな?」
ルーチェとルイセもチョコ作りに参加しているようで。
髑髏のチョコだったり、大きなチョコに剣の絵柄のチョコを作成していた。
そんな感じで仲のよいなろう仲間のみなさんへのチョコをつぐみ達が手作りをしているのでどうぞ受け取ってあげてください!
たくさんの愛がこもったチョコですので、おはやめにどうぞ☆
つぐぴょん「ないない♪」チョコどーぞ♪
ルーチェ「どうぞニャ!」チョコを渡す♪